ikinaridan_5

あくまでも創作

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事実が地すべり

あの日この目にした事実を果たして事実として受け入れられているだろうか? 「父親が救急車で運ばれた」 「入院をしている」 「非常に危ない状態で覚悟を決める」 「病室…

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3週間前

ポップにできるならそうしていたよ

土曜夜 張り詰めた神経が限界を迎えそうだったので急遽お酒を飲みに行く。 そんなに飲んでいないのに酔う。前転しまーす。 日曜あさ 安定に起きれない。 日曜ひる 昼か…

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1か月前
5

見積もりなど

つづき) 日に日に弱まっている姿を見るのは苦しい。 今日は完全に話せなくなっていた。 意識はあるみたい。こちらが喋りかけると口を動かしたり手を握ったりする。 え…

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1か月前
1

打つ手なし

簡単に言えばそういうことらしい。 前回の記事を書きあげた次の日、あれれ?やっぱり父親の様子おかしくね?ということで病院にTEL▶︎救急車。 焦りすぎて救急車より先…

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1か月前

humming

文字に起こすということは受け入れるということに近くてこわい。 急激に体調悪くなって日に日に弱っていく親 話も通じないし身体中は痛いみたいだし御手洗とかお風呂もし…

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1か月前
1

夜明け前、ねむれないかいじゅう

どれだけ忙しかったとしてもすっ飛んできてくれる人 自分の時間を割いてお話聞いてくれる人 諸問題を忘れさせて楽しませてくれる人 全部全部自分の力になっていて感謝しか…

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1か月前
1

五・七・五・七

あなたが◾︎◾︎と言うのなら わたしはすぐに◾︎◾︎◾︎のに 今日もわたしはここにいて いつまで経っても変わらない 優柔不断な僕だから 自分ひとりじゃ決められない …

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1か月前

自分が自分で居られるために少しお休みをいただいている。 とはいえどこか、今まで起こったたのしかったこともうれしかったことも幻だったのでは?と錯覚してしまいそうに…

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1か月前

たのしみにしてたの嘘じゃない

本当にたのしみにしてた職場の人たちとのおいしいものたべまくりバスツアー。 当日キャンセルしてしまった。体調悪すぎる。 この日をモチベに仕事がんばれた部分もあるけ…

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2か月前

下を向いて前を向いて

休職1日目 会社に呼ばれて面談。 あたまのなかがぐちゃぐちゃで上手くまとまらず、腑に落とせない時間となった。 なんていうか、ずっと詰められている感じがして居心地悪…

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2か月前

給食

クリニック変えたら初診にして 休職ね、もう診断書書くから!ってドクターストップかかりました。 たしかにここ最近おかしいもんな。 自分はまだまだおかしくないつもり。 で生…

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2か月前

ありがとうはいらないらしい #2

時刻は朝の8時15分 休んでたり外回りが多くてできなかった仕事を進めてくれていた上司に感謝の気持ちを伝えたら、 「いいです結構です」って3回くらい言われた 「わたし…

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3か月前
1

時速120㌔の焦り感

このページを日記のようなものにしたいと思っていて、それはたのしい思い出だったりうれしかったことだったりを描き残そうと思っていたのに、どうもこうも最近暗めな話題ば…

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3か月前
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6月29日土曜日

<はじめに> “かかっているとき”の自分が書いた文章で 綺麗じゃない自分(≒卑屈な自分)の表現多めです。 そのときそのままのメモを記録しているだけです。 ●8時〜19時…

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3か月前
1

薄い酸素に強烈な匂い

単純な興味と純度100%の冷やかしで そこに一度、足を踏み入れたばかりに あの街に漂う人々の香水の交じった白白しい香りは “それ”の匂いなんだな と気づいたりした。 …

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3か月前

大層愛想ないようで

確認作業でミスしちゃう自分がいやすぎて いままでにないぐらい集中して取り組もうとおもって仕事と向き合っていた本日。 なんにも耳に入ってこない…… さすがに怒られ…

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3か月前
事実が地すべり

事実が地すべり

あの日この目にした事実を果たして事実として受け入れられているだろうか?

「父親が救急車で運ばれた」
「入院をしている」
「非常に危ない状態で覚悟を決める」
「病室で息を引き取る」
「お通夜とお葬式、やがて骨になる」
「納骨堂選び、仏壇購入、香典返しの準備」

すべてこの目で見てきた。
事実を受け入れようとしている家族や親戚の姿もそばで見てきた。
見てきたのに、事実が言葉として流れていっている。

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ポップにできるならそうしていたよ

ポップにできるならそうしていたよ

土曜夜
張り詰めた神経が限界を迎えそうだったので急遽お酒を飲みに行く。

そんなに飲んでいないのに酔う。前転しまーす。

日曜あさ
安定に起きれない。

日曜ひる
昼から日課であるお見舞いにいく。
部屋がにんにく臭い。
餃子の匂いがどう頑張っても取れなかったの。
(気がするだけ?)
がんばったのよほんとに。

明らかに様子がおかしい父。呼吸が乱れている。
父親が父親でないみたいな。

そら、日に日

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見積もりなど

つづき)

日に日に弱まっている姿を見るのは苦しい。

今日は完全に話せなくなっていた。
意識はあるみたい。こちらが喋りかけると口を動かしたり手を握ったりする。

えー!このままじゃ
「○○(わたし)、ひまだろー。貧乏……(美人の言い間違え)さんとかいいじゃないかあ、ねえ」

綺麗な看護師さんをわたしとくっつけようとする話題がしっかり最後にした話になっちゃうよ〜!

気を取り戻して今日。
田舎から

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打つ手なし

簡単に言えばそういうことらしい。

前回の記事を書きあげた次の日、あれれ?やっぱり父親の様子おかしくね?ということで病院にTEL▶︎救急車。

焦りすぎて救急車より先に病院に着いたわたし。

大きい病院、規則が厳しいのか普段は絶対患者さん(父親)を交えて解説するのに、この日ははじめて先生からご家族の方よろしいですか〜。

1年と少し、闘病してきてここで初めて余命を言われる。
良くて△ヶ月。みたいな

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humming

文字に起こすということは受け入れるということに近くてこわい。

急激に体調悪くなって日に日に弱っていく親
話も通じないし身体中は痛いみたいだし御手洗とかお風呂もしんどいみたい

なんもしてやれんかったなあきつい思いしてよくやったなあって泣きながら頭を撫でてくれた

喋れないとは思えないくらい流暢な口で。

嬉しいなあ振り絞ってくれたんだなあと思うと同時に

死を目の前にしている、覚悟している人の姿

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夜明け前、ねむれないかいじゅう

どれだけ忙しかったとしてもすっ飛んできてくれる人
自分の時間を割いてお話聞いてくれる人
諸問題を忘れさせて楽しませてくれる人

全部全部自分の力になっていて感謝しかないです。

なのにどうして自分は
あたり強く言っちゃったり
笑顔ひとつも出せずに
要らないことばっかり言ってしまうんだろう。

そら、こんな状況だもん仕方ないよ。

…とはならない。
こんなつもりじゃなかったのほんとに。
優しくされた

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五・七・五・七

あなたが◾︎◾︎と言うのなら
わたしはすぐに◾︎◾︎◾︎のに
今日もわたしはここにいて
いつまで経っても変わらない

優柔不断な僕だから
自分ひとりじゃ決められない
自我をなくした僕はまた
ふわふわぷかぷか浮いている

なんにもできない僕だけど
何にも成れる僕だから
なんとか希望を寄せあつめ
社会に立とうとするけれど

「きっとこんなんじゃだめだよね」
自分に問うと一言で
済んでしまうのもおかし

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自分が自分で居られるために少しお休みをいただいている。

とはいえどこか、今まで起こったたのしかったこともうれしかったことも幻だったのでは?と錯覚してしまいそうになる。

嘘じゃないのに。絶対に。ホントにたのしいもうれしいも感情備わっているのに。

復活までもう少し、時間がかかりそうです。くやしい。なんで自分がこうなっている??

たのしみにしてたの嘘じゃない

本当にたのしみにしてた職場の人たちとのおいしいものたべまくりバスツアー。

当日キャンセルしてしまった。体調悪すぎる。

この日をモチベに仕事がんばれた部分もあるけれど、どうにもこうにも体が上手くうごかない。

悔しい。こうなってしまって迷惑かけているのもいや。もうダメかもしれない。

下を向いて前を向いて

休職1日目
会社に呼ばれて面談。
あたまのなかがぐちゃぐちゃで上手くまとまらず、腑に落とせない時間となった。

なんていうか、ずっと詰められている感じがして居心地悪かった。

そらまあギリギリのとこであるとはいえ、これまで働きには出れてたし、上長はめちゃくちゃ前を向けるような言葉をかけてくださっているのもわかる。

ただ、もうなにかが崩れ落ちる音が遠くから聞こえてきて、なんにも話せなかった。

2

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給食

クリニック変えたら初診にして
休職ね、もう診断書書くから!ってドクターストップかかりました。

たしかにここ最近おかしいもんな。

自分はまだまだおかしくないつもり。
で生きてきたので「えっ次の病院は来週ですか…シフト次第ですね、、」とか答えちゃった。

「やすむのよ!」って言われた😅

前言ってたクリニック、強い薬バンバン出して薬漬けにしてなんとか社会に立ち向かう!のスタンスやったらしく、

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ありがとうはいらないらしい #2

時刻は朝の8時15分

休んでたり外回りが多くてできなかった仕事を進めてくれていた上司に感謝の気持ちを伝えたら、
「いいです結構です」って3回くらい言われた

「わたしは別にあなたの仕事を進めようと思ったわけじゃないの。
(管理職)が困っているからやっただけ」
とも言われた。

御礼をすることはおかしいのかな、、鬱陶しい?わかんない。

けれど24年間生きてきて、わたしはこういうときにお礼をしない

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時速120㌔の焦り感

このページを日記のようなものにしたいと思っていて、それはたのしい思い出だったりうれしかったことだったりを描き残そうと思っていたのに、どうもこうも最近暗めな話題ばかりになってしまっている。

心配してねアピールではない、と言いつつも
周りに居てくれるみんなにたくさん話を聞いてもらったりしてそれでなんとか整理している。

いっぱいいっぱいになってしまった週末、みんなと話しながら自分のことを見つめなおし

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6月29日土曜日

<はじめに>
“かかっているとき”の自分が書いた文章で
綺麗じゃない自分(≒卑屈な自分)の表現多めです。
そのときそのままのメモを記録しているだけです。

●8時〜19時の出勤
 終われば、大好きな人たちとご飯に行く。
そんな予定の1日。

ーーー

8:29
あさのしょっぱなから「嘘つきッ!」「信じられないわッ」って言われて御手洗で泣いてる帰りたい
これが19時まで続くの無理
聞き流せば丸くおさ

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薄い酸素に強烈な匂い

単純な興味と純度100%の冷やかしで
そこに一度、足を踏み入れたばかりに
あの街に漂う人々の香水の交じった白白しい香りは

“それ”の匂いなんだな

と気づいたりした。

なんかみんな幸せな顔つきで歩いているような気がする。

周りから見たらわたしもおんなじように
しあわせそうに見えたりするのかな。

知らなくていいことをしってしまったり
踏み入れなくていいところにありえないスピードで足を突っ込ん

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大層愛想ないようで

確認作業でミスしちゃう自分がいやすぎて
いままでにないぐらい集中して取り組もうとおもって仕事と向き合っていた本日。

なんにも耳に入ってこない……

さすがに怒られました。それ以前の問題、話聞いてない!みたいな直接じゃなくて小言言われちゃった(聞こえないふりしてた)

集中した自分、周り見渡せなさすぎてたぶんめちゃくちゃ愛想わるい。

自分から愛想をなくすなんて、たとえるなら集団イワシショーがない

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