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#小説

読書日記『シャドウ』

注:敬称略。ネタバレあり。 感想  凰介くん、強い子になったなぁ…というのが一発目の感想…

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始める

ここ数分、書いては消して続けてる訳なんですが、面白い文章なんて人それぞれって結論に帰結し…

社会不適合者
1か月前
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1.陽子(会社の同僚) ~太陽と月~

昭和の名残り 四半世紀前、昭和の香りが残る時代の話。 セクハラもパワハラも、犯罪だという…

Shun
5か月前
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もしもラジオに『ドーパミン』を加えたら?

この度は、数ある中からご覧頂き、誠にありがとうございます。 【まえがき】 この記事の内容…

詩「Memories 」

雨が止んだあとに鳴くカラスの声 湿度を孕んだ生温い空気 緑の立ち込める匂い ほこりをかぶっ…

吉田昼
1年前
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連載小説|明日はくるので、|⑤

 今度はバスに揺られて数分。電車でよく寝たから、今回はうとうとしなかった。  揺れ具合は…

【小説】 黄身の名は。

荒波に揉まれてもびくともしないフジツボには、相変わらず力強さを感じる。 春休み、久しぶりに故郷の海に来ている。子供の頃から海に生息する生き物が好きでよくこの海に来ていた。観光客に知られていない、地元の人間も滅多に来ない海岸がある。岩だらけなので海水浴には不向きな海岸だ。誰にも邪魔されずに探索できる。波が荒く何度ものまれそうになり命の危険にされされた事もあったが海の生き物に魅了され、やめられなかった。 大学は海洋学が学べる所に進学した。将来はできれば海洋生物の研究者になりた

突発的なさんぽ

 寂れた駅だった。駅の回りの店は全てシャッターが降りており、幼稚園だった場所には可愛らし…

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働き方

昨日のお客様のやり取りといい。。 NEWSと言い。。 私にその事を書けとでも言っているのかしら…

てび。。
1年前
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【短編小説】待ち合わせ

756文字/目安1分  踏切の向こう側で君が待っている。  待ち合わせは朝。少し早いけど、こ…

よすけ
1年前
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小説「標識の人」

ある秋の日。 警察署の取調室に、ハットを被った紳士が一人入って来る。 どうも。初めまして…

gake
1年前
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22年3/4 石原慎太郎...毒舌89話(30) 三島由紀夫⑧

人間の身体って、よく分からんもんだねえ。 頭の中では気持ち悪いものを見たと思ってるのに、…

100

「きみがくれた」スピンオフ『マーヤの思い出③』

  「2羽の小鳥」    美術室の隣にある準備室も、霧島のサボり場のひとつだった。  霧島…

shiro
1年前
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アーモンド・スウィート 猫 助ける

 月姫は朝から気分がすぐれなかった。仔猫のことが心配でしかたがなかったから。きっとばあちゃんが言う春原さんは居ない。ばあちゃんは、月姫に嘘をついてどこかに捨てて来たんだと思う。春原さんなんて、いままでばあちゃんから聞いたことがない。だいたい猫や動物を飼っている人の話をばあちゃん、じいちゃんから聞いたことがない。父と母も含め、テレビで動物が出てくる物を見ないと決めたみたいに動物の番組は見ないし、動物の話題もしない。思い出せば、上野動物園も指で数えるほどしか連れて行ってもらった記