月並みな感性を持つ自分が、それでも空想に逃げ続けている|プチエッセイ
世の中には星の数ほどの作品があります。星の数という表現にふさわしく、それぞれの輝きを持っていますね。しかし、どうしてもその輝きは比べられます。一等星だと定義されて、人々の目がもっと留まるのです。
残念ながら、ワタシが書くものは一等星であるとは言えないでしょう。それでもいいのです。ワタシは、幾千もの星に紛れて、逃げ込むように空想の世界に入り浸ります。月並みな感性が生み出す空想でも、そこにはいつでも己を揺さぶる何かが現れるからです。他の作品と被るものがあるのは仕方のないこと