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いい音オヤジのオーディオ雑記

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オーディオ関連の色々な事を、思ったままに書き出した雑記と、いろいろ作った物の発表をしています。
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2024年2月の記事一覧

念願のレコードプレーヤー作成に向けて第一歩

念願のレコードプレーヤー作成に向けて第一歩

なんでも作りたい私は、できれば音響システム全体を自作したいと思っていた。

真空管アンプは、300Bからミニワッター、そして、とうとう低電圧真空管アンプまで手を伸ばした。
プリアンプもNFB型のフォノイコライザーを含めて幾つか作った。
スピーカーは、フォステクスのFE83NVからFE206NVまで全種類使って、無垢材、合板でバックロードフォーンやバスレフ、共鳴管など色々作った。
木工をやっているの

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アンプを組込み試運転

アンプを組込み試運転

昨晩できた12AU7低電圧真空管アンプの本体をケースに組み込んだ。

天板から12AU7が一本顔を出していてアクセントになる。

スピーカーも両脇につけて、自宅のリビングに置いて試運転をしている。iPhone上のfoober2000でFLACファイルを鳴らしている。

BGM使いでは文句がないほど十分なボリュームで鳴っており、特に歪み雑音なども気にならず、普通に聴ける。(ダメ耳の私には、全く問題が

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文化がある街並み、松本

文化がある街並み、松本

松本のキッセイ文化ホールでN響のコンサートがあり、一泊旅行を兼ねて行ってきた。

松本の街は、以前から民藝の街として大好きで、数ヶ月に一度は訪れている。特に、落ち着いた松本民芸家具が置いてある、喫茶店や、飲食店に入ると、昭和の懐かしい雰囲気を残していて、気持ちの落ち着く時間を過ごすことができる。

先日亡くなられた小澤征爾さんのゆかりの地でもあり、街全体が音楽を受け入れているような雰囲気がある。そ

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脚を取り付けて、木工作業は完了!

脚を取り付けて、木工作業は完了!

脚をどんなデザインにするか迷っていたのだが、ヨーロッパ家具のサイドボード乗せてデザインを見ていて、参考に作成してみた。

天板は、ローラーキャッチャーというパーツを取り付けて固定した。

ホーン部とマスク部のアーチも綺麗に加工して木工作業は、終了。

さて、秋月から残りのパーツが届いて、真空管アンプをブレッドボードから本番システムへ移植完了すれば、いよいよ本体への組み込み。

試運転がうまく行けば

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ラテン音楽を聴きながらふと思った事

ラテン音楽を聴きながらふと思った事

ラテンという言葉の定義は、奥が深そうなのでさておいて、ラテン音楽を聴いていてふと思った事を書いてみた。

私の中でラテン音楽というと何となくヨーロッパ、特に、スペイン、ポルトガルの音楽とタンゴ、ボサノバなどいろいろな南米の音楽のつながりは、深いような気がしていた。

過去の歴史、文化の影響を見れば、ヨーロッパからみた南北アメリカ大陸は、大西洋を跨いで身近な地域だったのだろうという事である。したがっ

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これで鳴りました。12AU7低電圧アンプ

これで鳴りました。12AU7低電圧アンプ

今、Bluetooth接続で12AU7低電圧アンプが鳴っています。
夕方からずっと上手く鳴ってくれずに、何度も回路と実物を睨めっこしながら確認するのだが、なかなか思うように鳴ってくれなかった。

人間って面白いもので、自分は正しいと言うところからものを見るから、間違えが見当たらない。そして、挙げ句の果てには、作成本の間違えでないか、なんて考え始める。

でも、結局、自分が見落としているだけであるこ

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一万円で真空管アンプ

一万円で真空管アンプ

かなりアバウトな数字ではあるが、今作成中の低電圧、ハイブリッド、真空管アンプは、一万円程度のお小遣いがあれば、できてしまうのだ。

Mitsuharu.Aさんの真空管アンプ作成本にあるパーツや、追加のBluetooth関連パーツを秋月電子、Amazonに注文する。今回は、二台目なので、ブレッドボードや、配線材は手元にあるので購入しなくていい。

その分、BluetoothレシーバーやUSBコネクタ

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フロントマスクを作成中

フロントマスクを作成中

中央の真空管アンプを配置する部分をカバーするために、フロントマスクをデザインしてみた。

まだ仮配置で、表面も荒削り状態。
フロント面を緩やかなカーブで覆い隠す。

天板のエッジをどのように加工すると、オシャレに見るだろうか?思案中。
そして、中央部には、いつものように、真空管の頭が、ピョコッと飛び出すように穴を開けて加工する予定。

昨晩、真空管アンプの部品を秋月や、Amazonに発注したので、

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上蓋の貼り付け

上蓋の貼り付け

ホーン部分のカーブを上手く仕上げて、スピーカーの上蓋を貼り付けた。反対側のカーブを削り出して前部に取り付ける。

その後、前面の顔の部分と真空管アンプカバーを作成して、概ね形が出来上がる。

そろそろ、真空管アンプ自身の作成も始めないといけないので、部品購入で秋月にネット注文する事にしよう。

スピーカー部の接着

スピーカー部の接着

今作成中の12AU7、低電圧ハイブリッド真空管アンプの躯体が少し形になってきた。

両側につけるスピーカー部の壁面をタイトボンドで接着し、スピーカーケーブルを配線、吸音材の固定までできた。

曲木を使い、前面のホーンの片側を形成した。

この後、スピーカーボックスの上蓋を着けてから前面と、中央上部のデザインを考える。

ここまでは、とりあえず想定通りである。

そろそろ、アンプの部品購入の手配を始

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新低電圧真空管アンプ構想

新低電圧真空管アンプ構想

二台目の低電圧真空管アンプには、12AU7、一本で作ってみようと先日書いた。

真空管アンプの回路図は、Mitsuharu.Aさんの「真空管アンプ製作」本を参考に作る予定であるが、まずは、それを納めるステレオシステム(スピーカー付き)を、いつものように木工で作成し始めた。

前回の6AK5と真空管の本数以外、基本的には構成は変わらないので、アンプ機構が入るスペースは前回と同程度を確保しておけば間違

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クラシックを感じること

クラシックを感じること

クラシックというと音楽のクラシックをまず思い浮かべる。が、最近は、クラシックという言葉を、古い物で、良いもののようなイメージで使うこともかなりある。クラシックな家具という言葉もよく使う。

私の中では、音楽、家具は勿論であるが、昔ながらのライフスタイルを垣間見た時に、懐かしさを覚え、そこに、落ち着きや、安らぎを感じる時にクラシックさを感じ幸せな気持ちになる。

時代は、どんどん加速度的に変化してい

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新しい真空管アンプ構想

新しい真空管アンプ構想

関東を襲った南岸低気圧の影響で大雪になり、朝の散歩はお休みとした。東京で雪が降ると、この辺りはその倍以上の積雪になり、標高が高いこともあり雪解けに時間がかかる。

前回作成の、低電圧真空管アンプを一階のリビングでBGM用として鳴らしているのだが、これがすこぶる良い。高さ6mほどの吹き抜けのあるログハウスの室内が満遍なくバッハのバイオリンに包まれている。

九州旅行中から次の真空管アンプ構想を想い描

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