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いい音オヤジのオーディオ雑記

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オーディオ関連の色々な事を、思ったままに書き出した雑記と、いろいろ作った物の発表をしています。
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2023年11月の記事一覧

やはり生演奏がいい

やはり生演奏がいい

レコードを真空管アンプとバックロードホーンで聴くという生活を満喫して早5年ほど経つだろうか?
好奇心というものは果てしない物で、毎日いい音をレコードで聴いていると、いずれ、本物に出会ってみたいという願望が芽生えてくる。

先日のイムジチに続いて、今回、バルカン室内管弦楽団の演奏を生で聴く機会に恵まれた。

バルカン室内管弦楽団は、かつてバルカン半島で起きた旧ユーゴスラビアの民族対立による紛争から、

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12Vで真空管アンプ、できた!

12Vで真空管アンプ、できた!

Mitsuharu A.さんが執筆された12Vで真空管アンプを作る本を元に、6AK5 x2本で作成。

回路、及び、ブレッドボード上の配置は、本の全くのコピーだ。

初めは、組み立てて電源を入れても、指定の電圧が出ないどころか、全く電気が流れない。何がおかしいのか分からず、一つづつ辿っていくと、なんという事はない、6AK5のソケットをブレッドボードに納めるための台座(基盤)の加工間違いだった。

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16Vの威力は如何に?→12Vの勘違いでした

16Vの威力は如何に?→12Vの勘違いでした

「君の瞳は一万ボルト」という歌謡曲が流行った時代があった。先日亡くなった谷村新司が歌詞を書き、曲は、アリスで相方の堀内孝雄が作り歌ってヒットさせた。

秋に街を歩いて金木犀の匂いがすると、この歌を思い出し懐かしさを感じる。何故か若い頃憧れた、フランス100年戦争時代のジャンヌダークが歌詞に登場する。

今思えば、その憧れは、映画ジャンヌダークを演じたイングリッドバーグマンに惹かれていたのだろう。

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ケチケチジジイ

ケチケチジジイ

いい音オヤジは、ケチケチジジイなのだろう。
いつも、カミさんからケチケチジジイと言われている。

「湯水のようにxxを使う」という表現があるけれど、お湯や水をそんなにふんだんに使える環境というのは、世界の中でも日本は特別な地域だと思う。

余談だが、若いころイギリスにホームステイしたころ、毎日シャワーを浴びていたらランドロードから怒られた。そして、その蛇口から出る温水はちょろちょろ程度で、冬に体全

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できた!バランスボリュームの追加

できた!バランスボリュームの追加

昨日の決断から一日経った今朝、バランスボリュームの設置が完了し、音を鳴らしている。
すこぶる調子が良い!ような気がする。

三つだったボリューム、セレクター類を、間隔を狭くして四つにして、間にバランスボリュームを入れた。右から2番目のやつ。
既に、左に少し回しているのだけれど、これが、フォノイコ経由の場合のいい感じのバランス状態である。

イツァークパールマンのモーツァルト、バイオリンソナタでは、

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決断の朝

決断の朝

今日は、ここの所の暑さ続きから、打って変わり急に霜が降りて、車のボンネットは、昨晩降った雨の名残もあり、凍っていた。散歩で外に出ると、道路が所々凍っているところもあり、足元を見ながら歩いていたが、ふと山の方に目をやると、頂きから谷筋にかけて白く雪が積もっている。

一気に冬へ突入した感があり、着る物も、下着は毛100%の長袖と、タイツを履いている。

今週は、プリアンプの大手術を敢行しよう!と決断

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レコード盤の傷、汚れ、埃

レコード盤の傷、汚れ、埃

この話題は、いい音で聴こうとするときの自分の中の究極のテーマ。だから何度も同じ事を書いてしまう。

もちろん、レコード盤は永年使用していると少しづつ傷がつくので、プチプチ音が嫌だったら、CDとかほかの媒体を選べばいい。
それでも、このプチプチが入ってもやはりレコード盤を回したい。

そんな思いの中で、少しでも雑音を減らしたいし、埃による歪んだ音は回避したい。と言いながら、おおざっぱで面倒くさがりな

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音楽の楽しみ方

音楽の楽しみ方

人それぞれ音楽の聴き方は違う。音楽を聴くという行為は、きっと人それぞれ目的としている事が違うのだろう。

-ガツンと聴いてストレスを発散するため。
-自然に流れる音の波に身を委ねてリラックスするため。
-自分の好きなアーティストの奏でる曲で満たされたいため
-気持ちの良い音楽で幸せな気分になりたいため
-音楽の世界の先にある夢を追いかけたいため
-何も聞こえない状態は、不安なので、ただ、BGMとし

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気分もどんよりの朝

気分もどんよりの朝

今日の朝、散歩で外に出てみると、曇りで少し湿気があるような天気。視界はそれほど悪くはないが、遠くの山並みは望めない。
11月にしては、異常な暖かさで、歩いていると上着のボタンをはずして外の風を取り込みたいぐらい。
このどんよりとした陽気は、イングランドの秋深まる朝のような感じで、懐かしさも少し感じる。

ところで、目の前の音響システムは、いまだにプリアンプのRIAAフォノイコの左右バランスが気にな

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日々心地よさの頂点を求めて!(続編)

日々心地よさの頂点を求めて!(続編)

先程の、8cm共鳴菅を、300Bシングル真空管アンプに繋いでみると、エッと思うほど、鳴りっぷりが変わった。
ツイーターがあるせいか、中高音がスッキリと聴こえるのが特徴的で、そして、低音が先程の6FQ7とは比べものにならない程ハッキリと出ている。もちろん、バックロードホーンにはかなわないのは承知しているが、こんなホッソリとしたスピーカーでも、十分鑑賞に耐えると再認識した。共鳴管が働いている感がある。

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日々心地よさの頂点を求めて!

日々心地よさの頂点を求めて!

ふと過去に作ったフォステックスFF85WK、8cmフルレンジ+ツイーターの共鳴菅スピーカー(無垢材)を仕舞ってあった部屋の後ろの方から取り出して、久しぶりに聴いて見た。スタイルは細長で置く場所も気にならないスッキリとしたもの。アンプは、6FQ7シングル真空管アンプに接続して聴いた。

これよりも、一回り細くてFostexのP650Kを上向きに取り付けたフルレンジ(無垢材)を店舗の高い天井に向けて鳴

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