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どうしてもなりたい「夢」があるなら、絶対にあきらめないで!!

なりたい自分になるために

私が尊敬する松下電器の創業者・松下幸之助氏、そして、京セラ、KDDIという二大企業を創業された稲盛和夫氏。どちらもゼロから起業をされ、一代で大企業に育て上げた、日本を代表する実業家です。

私は稲盛氏が主宰されている経営者勉強会「盛和塾」に入っていたため、稲盛氏から直接お話を伺い、起業家としても人間としても多くのことを教わっています。

そんなお二人が言われている重要なことに、「何事もまず、思うことから始まる」という言葉があります。

つまり、自分が思っていること、願っていることしか実現しないという意味です。とてもシンプルな考え方ですが、非常に大切なことです。

この「思う」というのは、ただ単に「〇〇になれたらいいな~」とぼんやり思うということではありません。寝ても覚めてもそのことしか考えていないくらい、強く思うこと。そしてその実現のために、必死になって努力と行動をすることです。

オリンピック選手になりたいと強く思って、その思いを持続させ、誰にも負けない努力を続けた人が、国を代表する選手になれるのです。オリンピック選手になりたいと思わない人は、当然、なれません。これは、どんなことにでも当てはまります。

まず思った人だけが、その夢を実現できるのです。最初に思わなければ、何も始まらないのです。誰に何を言われようとも、「必ず実現できる!」と自分に言い聞かせて努力を続ける。それくらい強い意志でなければ、その思いも努力も続きません。

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本気で「夢」を叶えた受講生たち

私の会社は、「なりたい自分になる」をコンセプトにしています。その「なりたい自分になる」ために、自分が希望する仕事へ就職や転職をしたくて、私の会社の講座へ通う人もたくさんいます。

最近、社会人で「大学時代に〇〇になりたかった。でも考えが甘くて、まわりに流されて夢が実現できなかった。でも人生、このまま終わらせたくないから、再度〇〇に挑戦したい」と言って受講する人も増えてきました。

アナウンサーや客室乗務員など、大学生の就職より社会人からの転職のほうが難しい仕事があります。年齢制限や募集自体が極端に少ないなど、条件が厳しくなっていくのです。しかし、そんな中でも、実際に夢を実現させていく生徒さんたちがいます。

アナウンサーや客室乗務員などの高倍率職の志望者には、「〇〇になれたらいいな~」というくらいの人が五万といます。ごくまれに、容姿と強運だけで合格する人もいますが、そのような人は長続きしていません。ほとんどの人は、情熱と努力で内定を取っています。

夢を叶えていく人の共通点は、「夢を実現させたいという思いが誰よりも強い」ということです。

例えば、とにかく客室乗務員になりたいと言って、7年間も世界中の航空会社を受け続けて、合計100社以上受験して、キャセイパシフィック航空の客室乗務員になったTさん。

同じように、どうしてもアナウンサーになりたくて、全国で100社以上受け続けてNHKキャスターになったAさん。100社以上も落ち続けてもあきらめないなんて、並みの根性ではできないことです。

しかも二人とも、二十代後半でした。世間から見れば、「もう夢なんてあきらめたら?」と冷ややかな態度をとられる年齢かも知れません。それでも夢を追い続けて、難関を突破したのです。

他にも、夢実現に全力をあげるために、今までいた会社を辞めてレッスンに励んだFさん。システムエンジニアの仕事をしながら、休日はシェリロゼの講座へ通い、英会話の個人レッスンも並行し、外資の航空会社に入ったOさん。

飛行機で毎週クラスに通い、熱心に質問をしてくれたYさん…例をあげればキリがないくらい、一人一人にドラマがあります。

夢実現のための情熱とは?

夢を叶えた人たちは、夢実現への情熱や努力が違っています。彼女たちの場合、私が教えたことだけでなく、自分で勉強をして、「自分なりにこんなことをやってきたので、見ていただけませんか?」と言ってきます。

五冊以上推薦図書を紹介したら、次の週までにすべて読んできて、細かい質問をしてくるのです。

そうして真剣に取り組んでいる姿を見ると、私も熱いものを感じ、「何とか合格させてあげたい」と思うのです。私も夢を叶えてほしいから、いろんな情報を教え、個別にアドバイスをする。相手もそれにこたえてまたやってくる。こうして相乗効果が生まれ、良い結果が出ているのだと思います。

もしあなたに、「〇〇になりたい」という夢があるのであれば、その夢を実現させるために、まず真剣に思ってください。そして、その夢を叶えるために、具体的な行動と、誰にも負けない努力をしてください。

もし、具体的に何をしたら良いかわからない場合は、必要だと思うことを片っ端からやってみてください。そうすることで、きっと見えてくるものがあるはずです。


⏬プロフィール 井垣利英(いがきとしえ)☆マナー嫌いだった私が、マナー講師になるまで

⏬人材教育家、マナー講師。井垣利英(いがきとしえ)【私の仕事】プロとして大切なこと

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