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AIは仕事を奪うのか?

「こんばんは、お体にお気をつけて」

深夜にnoteを開いたら、そんな文字が浮かび上がった。ちょっとほっこりする。

一冊本を買うだけで、自分の好みの本が「この本を買った方はこちらの本も買っています。」とすぐ下に出てくる。TikTokに「おすすめ」された動画はどれも私のツボを心得ている。実に便利で快適だと思う。

生徒 VS AI

以前、脳科学者の茂木健一郎さんが日経新聞にAIについてコラムを書いていらしゃった。その記事を見つけた数ヶ月前から、私のクラスの学級日誌の感想欄は、茂木さんのコラムを読んだ感想を記入する欄になっている。

生徒のリアクションは様々だ。

「AIで世の中の仕事の半分は代替できる。」という部分を読んで、「今はただでさえ仕事がないのに、もっと仕事がなくなるなんて不安だ。」とか。「介護や医療の辛い現場など、人の負担が軽くなるのは良いことだ。でも、効率を重視しすぎては良くないと思う。」とか。

「AIは心をもてるのか。AIは人間を超えるのか。」という部分を読んで、「人とロボットの違いは心があるからだと思う。人間らしい心や倫理観をロボットに設定しようとすると、不合理な事象がおこった時に無理があるから、ロボットは心を持てない。」とか、「選択する時に、全てロボットに可能性を算出させて決めてしまったら、自分の生き方ができなくなるから、自分らしい考え方を持たないといけない。」とか。

頑張って意見を述べてくれるので、日誌の感想に返事を書くのも楽しい。

彼らがAIと仲良く暮らす未来はすぐ目の前にある。

その時に困らないように、興味をもつ手始めになってくれればなぁなんて思っている。

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