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ライフコーチングという私のしごと

1.素人が人を育てられるか


20代後半、はじめて後輩ができてマネージメント能力が必要になった。

30代前半、結婚を経験して子どもの産み時について考えた。

30代中盤、ワークライフバランスの壁にぶちあたる。

30代後半、確立したキャリアの中でこれからどう生きたいのか考えた。

私はきっと成長意欲のかたまりで、
中途半端なことができずにまっすぐ素直で
完璧主義とも取れるようなところがあり
「ゆるめる」ことが上手にできず
もしかすると少し浮いていたかもしれない。

器用か不器用かというと、完全に不器用だったけど、まわりからは器用な人だと思われていたように思う。

一度だけカウンセラーを頼ったことがあった。

『大阪 女性 カウンセリング』そんな検索だったか・・・

ひとことで言ってしまうと
“もの足りなかった。”

残念ながらそれ以外の記憶があまりない。


それから企業内であらゆる自己啓発セミナーを経験させてもらった。

自己啓発セミナーに対する賛否は様々で良いと思う。

ただ〈マネージメントやコミュニケーションを学んでいない〉素人が、企業内で人を育てる立場にあることはかなり冒険をしているんじゃないかと。
今の日本の離職率を見ていると当然だと感じる。

多くの人が疲弊している。
私が欲しかったのは、疲弊した自分の出口を見つけるヒントだった。

それが得られたのがコーチングだった。


2.コーチングとは?


私が当初頼ったカウンセリングとは、〈傾聴〉することなんだと知った。
(受容や共感・自己一致といった基本的態度が持つ要素が大きい)

こころに波があって、少し沈んでいるときにはカウンセリングが必要になる。
(精神的な病を持っている人が受けるもの、というのは誤解です)

私は成長するためのヒントが欲しかった。

こころの状態はどうであれ〈自分の実力のなさ〉で次のステップに進めていない気がしていたから。

数々の自己啓発で〈マネージメントやコミュニケーション〉を学んだ。

アメリカのビジネス教育のベースになっているNLPや脳科学コーチングも学んだ。

「そう、こういうことが学びたかった」

自分の視界が広がって、行きたい道が見えた。

今まで私は、誰かに引いてもらったレールをとにかく〈私らしく〉盲目に走っていたんだ。

カッコつけて走ることもあったし、人と足並み揃えることもあった。
本当は走り方なんてどうでもよかった。

私は〈自分の道〉を、責任と自由のある道を走りたかったんだ。

私にとって、コーチングは〈自分の道〉を見つけそこを伴奏することだと思っている。


3.人との相性って大事。


ワークライフバランスで悩んでいたとき、男性コーチのセミナーを受講して〈男性らしさ〉を大いに感じて帰ってきたことがあった。

女性管理職が求められていることはわかっているし、それをチャンスと表現する意味も分からなくはないけれど、私のなかでのキャリアは必ずしも出世ではなかった。

男性社会の中で勝負をして働きたい訳じゃない。
(男性でもそう感じられる方は多いように感じる・・・)

それがきっかけでキャリアコンサルタントの国家資格を取得することになったこともあり、この経験にも感謝している。


私が30代前半の時にカウンセリングに行ったときのこと

「そうなんですね・・・」
「それはお辛かったですね・・・」

大学卒業して数年ぐらいのその女性の言葉は、私には全く響かなかった。

カウンセラーにしてもコーチにしても、
人の相性というものはものすごく大事だと感じている。

ビジネス経験のない人のセミナーやカウンセリングは受けたくなかったし、今まで男性上司にこころの波をうまく伝えることができなかったこともあって、できれば自分が理想とするような女性の方から受講したいと考えていた。

「そんな安い商品ではないし、一番効果的な商品を見つけたい」

自分がその想いがあったからこそ、お金を払う前にしっかりと腹落ちしてからはじめたい。

この“腹落ち”は、内容や料金以上に “人” に対しての方が大きかった。

人の相性というものはものすごく大事だと感じている。

オンラインでもリアルでも、顔を合わせて話をして。
そこで感じたことに素直になることが一番だと思っている。


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