あいかりん

三大欲求を満たすような、素直で本能のままの文章を。

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最近の記事

1日は長く、1ヵ月は早い

子どもが生まれて数ヶ月が経った。 毎日飽きることなく「かわいいねえ」と言いながら過ごしている。 このnoteを書いている今、我が子はわたしの腕の中ですやすや気持ち良さそうに朝寝をしている。そろそろ1時間半かな。 顔を洗って、朝ごはんを食べ、歯を磨いて、パジャマから部屋着に着替えただけの、外には出られない格好のわたし。 抱っこする腕は痺れてきているし、コーヒーを飲みたい。でも、布団に置くとすぐに目を覚まして「まだ眠いんじゃ〜」とご機嫌ななめになってしまうので、朝は気が済むま

    • 出産で得たものは、果たして母性か

      先日、無事第一子を出産しました。 これは産前に書いたnoteのanswer noteです。 妊娠したら母になると思っていたけどなれなかった自分は、出産したら母になったのか? 出産して母になったのか、何が変わったのか新たな感情の誕生 これまでの人生で子どもを見て感じた「かわいいねえ」という感情とはまた別の「かわいいねえ」を感じている。泣きそうになるくらいの、食べたくなってしまうくらいの「かわいさ」をかつて感じたことはなかったし、不思議な気持ち。 この感情にいつか名前が付

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      • 出産を目の前にしても、母にはなれなかった

        妊娠10か月を迎え、出産予定日も近づいてきた。それに伴い、小さな体の不調がいくつも出てきた。「これら不調から脱するには産むしかない、でも出産は怖い」という八方塞がり状態に陥り、鬱々とした気分になることも増えてきたので、今日は自分勝手に今の感情を吐き出していく。 ※実はこっそりと妊娠初期~中期にもnoteを公開しているのでお時間があれば記事一覧からどうぞ…!(リンク貼らなくてすみません、過去公開のnoteには体温があまりないので…) いつだって変化は怖い変わらない心と変わっ

        • つわりが教えてくれたこと

          およそ10週間超に及ぶつわりから脱し、無事に安定期を迎えた。40度以上になるインフルエンザもノロウイルスやカンピロバクターによる胃腸炎も複数回経験してきたが、29年間の人生の中で1番辛い時期だった。結構地獄。 これだけは途中で離脱する方がいる前に言っておきたい。 つわりはお腹が大きくなる前、つまり妊娠発覚前後〜お腹が目立ってくる頃の期間で起こる人が多い。「お腹が大きい=つわりで大変」と思っている方に数名出会ったので、ぜひ覚えておいてほしい!本当に!(つわりは個人差が大きく、

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          ライフプランを着々進める私と学び

          デートがしたい!というnoteを公開してから5ヶ月経ったので、実績を報告する。 お台場デート 旅行を優先したため計画すらせず終了 金沢旅行 ホテル、交通手段の予約完了したが、前々日にキャンセル 人気の居酒屋さんの予約完了したが、前々日にキャンセル はて?何も実行されなかった。 結婚式の席次表に付属した新郎新婦の自己紹介&質問コーナーで、「相手の好きなところは?」の答えに「いつもポジティブで計画性と実現能力を兼ね備えているところ」と夫に書かれた私が?! 前回not

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          結婚生活とデート

          新年を迎え、わたしは久しぶりにデートプランを考えている。 二人で出掛けたくない訳でもないのに、二人で行きたい場所が思い浮かばず、それっぽいのでお台場に決めた。特に思い出の地でもない。 何故デートプランを立てることになったかというと、元旦に夫の実家で車を借りてドライブがてらゴルフの打ちっ放しに行った時に思い出したのだ。「二人でお出掛けするの楽しいじゃん」と。 結婚して一緒に住むようになってから、家から近い商業施設やスーパーなど出掛ける範囲はどんどん狭くなり、最近流行りのデ

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          忙しくならない結婚式準備まとめ

          結婚式を終えてのnote2本目。忙しくてやばいと先輩花嫁たちから聞いていたもののほぼ忙しさを感じずに終えることができたので、結婚式準備のススメを書いていきます。あとは結婚式で使った外注先も載せています。インスタに色々と載っているけれど情報散乱しすぎて疲れてしまうので、、参考になれば幸いです。 ちなみに前回の記事はこちらから『コロナ禍に結婚式を迎える新郎新婦へ』 比較検討は今からでも開始しよう結婚式準備で時間がかかるものは全てにおける「比較検討」。式場どこにする?誰を呼ぶ?ブ

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          コロナ禍に結婚式を迎える新郎新婦へ

          note「コロナ禍の結婚式を控えての所感」からおよそ1ヶ月。先日無事結婚式を挙げることができた。コロナ禍の結婚式、ゲストの皆様には不安やご不便を掛けることもあったと思うが、直前まで準備に追われることもなく大きなハプニングもなく大成功だったと感じている。 既に結婚式後の気持ちの盛り上がりがひと山越えそうなので、まだ熱があるうちに忙しくならない結婚式準備のススメ、コロナ禍で結婚式を予定している新郎新婦への前情報を書いておこうと思う。(このご時世でのブライダル事情が気になり、こっ

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          コロナ禍の結婚式を控えての所感

          3度目の緊急事態宣言。連日の新型コロナウイルスに関する報道。路上飲み、オリンピック開催要否、ワクチン供給。毎日慌ただしく色々な人による誰かへの批判が飛び交っている。 そんな中、わたしは来月結婚式を挙げようとしている。 結婚式場を予約したのは昨年秋で、確かその頃も感染者数は増加傾向だった。だが「寒い時期を越えればいくらか良くなっているだろう」と思い、5月に結婚式をすることにした。正直良くはならなかったし、むしろ悪化傾向だし、かといってぴったり予測できる人なんて居ないのでこれ

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          音楽との関わりで振り返る生と死

          音楽が好きでたまらない。 音楽を聞くことも、楽器を演奏することも好き。歌うのはあまり得意ではないけれど歌うのは好きだし、カラオケも好きだ。ざっくりと言葉のまま、「音を楽しむこと」が多分好きなのだと思う。 最近結婚式のBGMを選ぶために色々な音楽を聞いたり、好きな音楽をリストアップすることがあり、ふと自分と音楽の関係性について考えたりした。音楽の何が好きなんだろう、と。 周囲に流されてはじめた音楽友人がいるから、運動が嫌いという後向きな理由で小学校高学年のクラブ活動ではト

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          「普通」の呪いを解いたのはTwitterだった

          学生時代のわたしは周囲と同じでは自分が埋もれてしまうと思っていたし、アイデンティティのようなものを見つけなければと無意識のうちに何かに追われて生きていたと思う。 社会人になってからは独立意欲があるわけでもないし、周囲と真逆の人生を歩むよりも大きく周囲とベクトルは変わらない「普通」の人生を歩みたいと思うようになっていた。まあ、頭の中では『いやいや「普通」って何なのよ』と分かっているのだけれど。 それでもやっぱり会社の中の社員の1人であるよりも自分が自分として認められたいし、

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          電話嫌いの自分が自分らしくあるために

          わたしは電話がとても嫌いだ。 仕事はもちろんのこと、できるならプライベートなコミュニケーションも電話より対面か文字でやりとりをしたい。 とはいえいい大人なので、仕事で電話が掛かってくれば普通に対応するし電話を掛けることもできる。電話で予約を取ることもできないわけではない。でも、比較的高頻度で電話前後にかなりの疲労感を感じる。 なんでこんなに電話が嫌いなんだろうと考えていると、いくつかの理由が見えてきた。ちなみに、そもそも電話嫌いでも生きていて困るほどのことはなく、とてつ

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          ワークライフライフバランス

          前回のnoteはたくさんの方に読んでいただき、ありがとうございました。 わたしが結婚することについて会社のお世話になっている先輩方にご報告をしたときに部署で2番目に偉い方からいただいた言葉がどこか心に残り、そして同居生活を始めた今、とても腑に落ちている。 「結婚をすると意外に物事・仕事の見方とかが大きく変わることがあります。(よくワークライフバランスと言われますが、ワーク・ライフ(家族)・ライフ(個人)のバランスがとても難しくなるなあと思います。」 それを受け取った当時

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          恋活のおわりは梅雨のはじまり

          勢いよくスタートしたわたしの恋活は、昨年の春に恋人ができたことで終わりを迎えた。でも、恋人ができることは本当の意味で恋活の始まりなのではないかとも思う。 頭の中では整理された感情も、本人を目の前にすると上手に伝えられなかったり。本当は言ってはいけないと思っているのに、止められなくて強い言葉で感情をぶつけてしまったり。恋愛経験が多くないわたしにとって、恋人をつくることよりも恋人との関係性を構築することの方が難しいように感じている。30歳が近くに見えるこの年齢になっても、なんで

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          月のしずくに綴られた美しさと切なさと。

          わたしは日本の文化が好きだ。その中でも日本語の間接的な表現が好きだ。決して現代的とは言えない言葉と漢字の使い方から形成された表現に対して、美しさを感じる。 その感覚にはじめて触れたのは、RUI(柴咲コウ)さんの「月のしずく」を聞いたときだった。計算したら9歳の頃らしい。 月のしずくはこのフレーズで始まる。 言(こと)ノ葉(は)は 月のしずくの恋文(しらべ) 哀しみは 泡沫(うたたか)の夢幻 9歳の自分がこの歌詞に自分を重ねられるほどの経験をしていたとは思えないし、そも

          月のしずくに綴られた美しさと切なさと。

          リモートワークが教えてくれた大事なこと

          わたしの勤めている会社はもともとリモートワークが認められており、制度があるだけで実際は取りづらい…なんてことはなく、みんな上手く活用している制度だ。わたしも月1〜2回は使っており「なんだか人と話したくない」のようなちょっと気持ちが落ちている時は主にリモートワークにしている。 言うまでもないが、もう1ヵ月以上新型コロナウイルスが世界中で流行している。東京の感染者数も日に日に著しく増加している。最初の頃は、いつかは風邪と同じような扱いになるだろう、と楽観的に構えていたもののそん

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