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学校にたいして、つまり、担任の先生に対してあまり期待しすぎないことは重要です。

特に、子供のことで、親が分からないこと、知らないことを知っているという期待しないこと。

学校に子供の精神的なことや、日々の悩みや、生活に関連したことの原因などをたずねても、基本的には無理です。

もちろん、イジメがあるとか、学校で問題行動を起こしているとか、性格がどうのこうのといったことは教えてくれます。

でも不登校とその原因がしっかりとつながることはまずありません。

つまり、親が知りたいことを聞き出せることはなく、先生にとっては逆になぜ親が知らないのかとうい疑問が沸き上がります。

また、学校でのそういった様子が不登校の原因になっていると安易に考えるのは間違いです。基本的に、簡単に原因を見出すことができません。

親が不登校ではなかったのであれば、未知の領域で、感情なども理解が難しいことでしょう。

まず、この問題は、親がなぜ原因を知らないのかということです。

親と子供は生活を一緒にしていても、年齢があがるにしたがってお互いわからないことが増えてきます。

学校の教師が1,2年一緒にいることから、なんでも分かるというのは間違いです。

親が分かることができなくなってきた、そのころから原因が蓄積されてきていると考えましょう。

戻ることはできませんから、その年数をかけてゆっくりと親子関係を作り直しましょう。

一気に解決はできないこと、年数をかける間にどんどん成長していき、その年数分さらに複雑になっていくこと。

もし2年間の蓄積であれば、2年かけて取り組んだとしてもその2年間のあらたな感情などの変化がその後の1,2年間を振り回してしまいます。

最初から数年かけるという考えで接する必要があることを理解して動き始めましょう。

来年度からすぐに元通りになるとは考えないことです。

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