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熱中症でつかえるのは熱中症保険だけじゃない!熱中症に備えたいとき、自分の保険を確認するコツ


保険簿(ほけんぼ)公式note編集部です!


今年も暑い夏が続いています。
そんな中、命にも関わるため誰もが気をつけたいのが熱中症。やむを得ない外出など、対策をしていてもかかる可能性があります。

最近では「熱中症保険」といった熱中症に手軽に備えられる保険が出てきていますが、逆に熱中症で補償されるのは「熱中症保険」だけだと思いこんでしまう方も中にはいるようです。

熱中症保険以外でも補償がおりる保険はもちろんあります。そこで、

①熱中症保険はどんなときに補償されるのか
②今入っている保険は熱中症のとき使えるのか
③確認する・選ぶときのポイント

この3つを一緒にチェックしていきましょう🌻




熱中症保険はどんなときに補償される?


2022年頃から販売されている熱中症保険ですが、「治療保険金」「入院保険金」が支払われるものが多いようです。この「治療保険金」は、「点滴治療」を受けた場合に支払われます。

熱中症になった場合、入院まではいかず点滴治療などを受けるパターンもあります。そういった場合に備え、保険料と同じく補償金額も小さく設定されています。


今入ってる保険は熱中症で使える?どんな治療で使えるのかもチェック


ではここで、熱中症保険以外のどんな保険が熱中症に備えられるのか、ご自身が加入している保険と照らし合わせて見ていきましょう!

負担の大きくなる「熱中症による入院」や、「熱中症で点滴治療を受けて当日中に帰宅した」…など、パターンを考えつつ解説していきます👀

熱中症でつかえるかもしれない!
🪧確認しておきたい保険と特約
・医療保険、その他の生命保険の医療特約
・傷害保険
・学校や会社などで入っている保険
・熱中症特約


医療保険×熱中症


通常、医療保険は熱中症も対象となります。主に「熱中症による入院」に備えることができ、「入院給付金」などが支払われます。

💡チェックポイント①日帰り入院
最近は「日帰り入院」に対応している医療保険が増えています。
しかし「熱中症による当日の点滴治療」は日帰り入院とはみなされず、「入院給付金」の対象とはなりません。

💭豆知識
短い時間だが日付を跨いだなど自身での判断が難しい場合、領収書の診察報酬「入院料等」の欄を確認しましょう。点数があれば入院扱いとなります。

💡チェックポイント②通院給付金
医療保険には「通院給付金」や「通院特約」などの通院保障もありますが、「熱中症による当日の点滴治療」の場合、基本的に対象となりません。
なぜなら、大抵基本保障である「入院給付金」の対象であることが前提となり、その「入院後の通院」のみが対象となるからです。

商品にもよりますが、医療保険では「熱中症による当日の点滴治療」は、補償されない可能性が高いと覚えておきましょう。

💡チェックポイント③その他の生命保険の「医療特約」
死亡保険や学資保険などについている「医療特約」。こちらも医療保険と同じく「熱中症による入院」に備えることができます。見落とさないようお気を付けください。

以上から、一般的な医療保険に加入していれば、負担の大きくなる「熱中症による入院」に備えることができる、と覚えておくのがいいでしょう。


傷害保険×熱中症


まず傷害保険は、主にケガが対象となる保険のため、熱中症は補償されないのが基本です。ただし!見逃してほしくないのが特約です。

💡チェックポイント①熱中症特約
熱中症特約※」が付加されていれば、熱中症も対象となります。基本補償である「入院保険金」や「通院保険金」に適用されます。

医療保険とは異なり、傷害保険の「通院保険金」は、通院のみであっても対象となる場合がほとんどです。そのため「熱中症特約」が付帯していていれば「熱中症による当日の点滴治療」も補償される可能性があります。

「熱中症特約」×「傷害保険の基本補償(入院/通院/手術…)」の両方を確認するのがおすすめです。
(※実際には「熱中症危険補償特約」といった名称が多いです)

💡チェックポイント②”疾病”も補償する特約
傷害保険の中には「疾病入院保険金支払特約」といった、疾病も補償範囲となる特約があります。こういった特約がついていると、医療保険同様に「熱中症による入院」が補償対象となるため、こちらも見落とさないよう要チェックです。

傷害保険は保険の中でも複雑で、特約など見落としてしまいがちです!傷害保険に加入しているぞという方は、まず「熱中症特約」「疾病入院保険金支払特約」などの付帯がないか、確認しておきましょう。


ご注意📣
医療保険、傷害保険ともに、保険会社や商品によって補償範囲が異なる可能性があります。ご自身が加入している保険で補償されるのか正確に知りたい場合は、必ず保険会社や担当者の方にお問い合わせください。


そもそも存在を見落としがちな保険×熱中症


・お子さんの学校や行事で加入した保険
(例:こども総合保険、傷害総合保険)
・会社で加入している団体保険
(例:グループ保険、団体総合生活保険)

などでも、熱中症が補償対象となる可能性があります。保険の存在自体を忘れないことが大切です。
自分や家族が入っている保険を思い出したら、そもそも熱中症が補償範囲に含まれていないか、「熱中症特約」や「疾病の補償」がついていないかチェックです!

その他、業務に起因して熱中症になった場合は「労災保険」が適用となる可能性があることも頭の片隅においておきましょう。


万が一のときには…


ここまで通院・入院による治療についてをメインにお伝えしてきましたが、熱中症は命を落とす危険性もあります。自分や周りの家族の命に万が一のことがあれば、死亡補償のあるすべての保険を確認しましょう。「熱中症による死亡」が対象となるかは保険会社や商品によって異なります。
また、契約者・被保険者・受取人などに設定されていないかなど、すべての保険の確認が必要となります。


確認する・選ぶポイントまとめ


ここまでの解説とあわせて、主な保険のポイントをまとめます!

  • 医療保険:熱中症も補償対象で、主に負担の大きい入院費に備えられる。補償金額などは加入保険による。

  • 傷害保険:「熱中症特約」などによって補償される場合あり。入院を伴わない治療に備えられる可能性も。とにかく加入内容を要確認。

  • 熱中症保険:入院を伴わない点滴治療にも使える。安い代わりに補償金額も小さく保険期間が短い。

備えの一つとして、熱中症保険が気になっていた方も多いのではないでしょうか。点滴治療にも使えるといった利点はありますが、元々の負担金額が大きい治療というわけではありません。他の病気やケガとあわせて、入院の備えがあれば十分だと感じる方もいるでしょう。

今あるもので十分なのか、プラスで活用するのか、自分や家族が加入している保険をしっかり把握してから選択するのがおすすめです。



予防・対策をして夏を乗り切りましょう!


ここまでは、熱中症になってしまった場合の保険の備えについてお話ししてきましたが、あくまでも保険は金銭的な負担への備えです。
命や健康を守るためには、何よりも熱中症にならないことが大切です。

夏休みもはじまり、夏のイベントも増えていきます。
もちろんレジャーだけでなく普段の生活から予防・対策をしっかり行い、ともに熱い夏を乗り切っていきましょう!


保険簿なら使える可能性のある保険をカンタンチェック


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今回のように、熱中症のときに確認する保険を知りたいときに活躍するのが「請求の可能性を診断」機能。見たい項目を選択していくだけで、加入している保険の中から請求できる可能性のある保険をピックアップします。

「病気・ケガ・死亡」⇒「入院/通院」⇒「熱中症と診断」
と選択していくと…熱中症でつかえる可能性のある保険が自動でピックアップ。


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