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素直になり始めたけど角も残したい23歳

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素直になり始めたけど角も残したい23歳

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  • 友達がモバイルプランナーになりかけた話

  • 就活

    就活に対する思いの変遷

最近の記事

留学

モロッコ留学に来て一ヶ月経たないが、日本にいれば何も考えずにいられた事象に突き当たることが多い。 なんで日本人女性はみんな女の子らしいの、と聞かれたり、 この国では違法であるLGBTQのコミュニティがあったり、 (全く知らなかったけど友人が実はLGBTQだったという事実にあとから気付いたり、) 歴史に関する話題が時に場をピリピリさせるものだったり、 生まれ育ちが一言で説明できない複雑な事情だったり。 知ってはいた知識でも、改めて対面すると自分の無知を思い知って恥ずかしい。

    • 【幸福論】比較グセをやめる

      私には、幼い頃から他人と自分を比較してしまうくせがあった。 おそらく早い時期から自意識が強かったせいだろう。 見た目がいい、気遣いができる、面白い・・・比べればキリがないが、 友達であれ芸能人であれキャラクターであれ、何かと比較し、自信をなくすことが多かった。 このくせは、他人の優れたところを素直に認められないという点で厄介で、 それを自覚すると自己嫌悪に陥るという負のスパイラルに陥りやすかった。 しかし最近、他人と自分を比べてしまっているということに気づいてからは、一度

      • やっぱりタイマンステゴロが好きなんだ

        私はタイマンステゴロが好きなんだ。 そう気づいたのは、就活で自己分析を行う中でだった。 思えば小学生の頃から集団行動が苦手だった。何かのグループや〇〇系に一括りにされたり、部活動に入った時に感じる同調圧力がどうも苦手だった。 ただ、根が真面目な性格のせいで、常に苦手を克服することに関して疑いを持たなかった私は、集団行動ができなければ社会で生きていけないという思い込みから必死に適合した。 しかし、本来の一対一の関係が好きな部分は変えられず、集団にいてもいつも逃げ出したい

        • 友達がモバイルプランナーになりかけた話②

          こちらは後編です。①はこちら↓ https://note.com/iam_totally_geek/n/n619e3a67fcf6 〜前回のあらすじ〜 「就活の相談に乗るよ」と、ある日突然連絡してきた、携帯販売会社でインターンするB先輩!元営業ナンバーワンCさんを紹介され、そこから人事責任者Fに繋がれ、胡散臭いと思いつつなんだかんだで本面接に来てしまった!Aはどうなってしまうのか? 不安解消面談を終え、いよいよ育成担当に本面接をしてもらう事になった。 本面接の担当者は、某

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        • 友達がモバイルプランナーになりかけた話
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        記事

          現状維持即ち後退

          こんばんは。寒くなってきたが、いかがお過ごしか。 最近私は何か人生に現実感がないような、何もかもふわふわしたような状態にあった。 これはありえないことばかり起こって現実感がない、というような良い意味の時もあるが、そうではなくぼんやりと流されているような、嫌な感覚があった。 このままでいたら自分が自分でなくなるような、軸がなくなるような、過去のキラキラした気持ちを忘れてしまったような。 友人と話していても、なぜか満足感を得ることができない。「昔と比べて自信なくなったね」

          現状維持即ち後退

          寂しさの原因とその克服法

          最近とある人に、寂しくて仕方のない時があるんだけど、あなたは寂しくないの?と聞かれた。 その時は、確かに最近寂しくないな〜、なんでだろう。と考えたけれど、あまり具体的な理由は思い浮かばなかった。 今年の前半は寂しくて寂しくて死にそうだったのは覚えているんだけど、それを乗り越えようと試行錯誤して段々と消えていったので、寂しさを克服できたのかと思った。 けど今日、秋になって、突然またあのなんともいえない強烈な孤独感が襲ってきた。 すっかり克服できたと思っていたのに、 あ

          寂しさの原因とその克服法

          バンクシーって誰?展

          ※ネタバレを含みます 寒さも深まってきた今日この頃、 芸術の秋、ということで今話題のバンクシーって誰?展にいってきた。 正直、日テレの推し出しが強かったしたかだかセットに二千も払うのか、、、と思って誘われても気が進まなかったけれど、 今は行って正解だったと思っている。 芸術の意味について、自分の無知や無力について考えさせられる展示だったからだ。 そもそも、当初考えていた「どうせ展示は本物じゃないし・・・」という気持ちも、バンクシーの作品を見る中で変わっていった。

          バンクシーって誰?展

          ありのままの自分っていうけれど、ありのままって何?と思った話

          最近、個性が大事、そのままの自分を愛そうって言葉を耳にする。 私自身、これまで「人と違った自分でいたい」「こういう風に見られたい」で選んでいたものをコロナを機に整理し直して、いろいろと素直に好きと言えるものを再発見した。それ自体はすごくすっきりしたし、案外誰も自分なんて見てないんだって気づいたからよかった。 でも、ありのままを見せようと行動していくつか浮かんだ疑問がある。 まず、ありのままって言葉が押し付けになりうるんじゃないか?ってこと。 これまで猫をかぶったり、か

          ありのままの自分っていうけれど、ありのままって何?と思った話

          友達がモバイルプランナーになりかけた話①

          こんにちは。5月なのに気候が安定しない日が続くが、いかがお過ごしだろうか。 最近3年生になり、私の周りでは就活の話題が増えてきた。 先輩から来る就活セミナーへのお誘い、ストーリーで自分の長所を聞く人、大学院進学率のアンケートを取る人…など様々だ。 その中で、とある私立文系大生の友人から、興味深い話を聞いた。それは、かねてからよく見かけていた『iphone12安く売れます!』というインスタのストーリーの裏側だった。 そう、いわゆるモバイルプランナーである。 先に言って

          友達がモバイルプランナーになりかけた話①

          生きるの辛い

          noteって意識高い話をする場所なのかもしれないけど、あえて私は意識低めの話をしたい。 ここ最近、生きるの普通に辛い。毎日意味のない時間を過ごしているように感じる。 コロナだから?春だから?理由はわからないけれど、何もやる気が起きなくて朝起きることができない。二度寝三度寝をしてしまう。 ついこの前までは、ちゃんと運動して、料理して、規則正しく寝起きして、なるべく勉強することに精を出せていたのになんでこんなふうになってしまったんだろう。 季節や環境の変化(3年生への進学

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          大学二年生が終わりかけ、就活について思うこと

          20歳大学生の思ったことの覚え書き。 過激なことも書いているが、あくまで個人の一意見として。 ----------------------- 最近、友人と会って頻繁に「就活」というワードが話題に上がるようになった。 「就活してる?」「就活どうする?」「インターンとかしてる?」… 人生に関わる、誰もが避けて通れないワード「就活」。 しかしその実態は何なのか、平均21歳で行う就活とは今後40年の労働人生にどのような意味を与えるのか、一体何が正しいのか、いろんな人に聞け

          大学二年生が終わりかけ、就活について思うこと

          無意識のカテゴライズ/性差について

          以前のジェンダーについて思ったこと、の投稿でありがたいことにいろんな考えの方からコメントいただけて、私自身すごい考えさせられた。 私が言いたかったこととしては、「男とか女とかで考えないでほしーなー」「ただの人間として見てほしいし、そしたらどんな人でも生きやすい社会になるのになー」ということだったんだけれど、やはりジェンダーについての話になると「男は」「女は」という議論になってしまいがちだと感じた。 また、コメントにあった日本の雇用構造がそもそもの問題だっていう指摘は、たし

          無意識のカテゴライズ/性差について

          私の軸

          今日話してて気づいたんだけど、人ってそれぞれ軸があって、その軸が強いほど自立できるし自分を信じることができるんだろうなあと。 逆に軸がないと、他人の意見や風土にあっさり流されてしまう。流されるのは良いけど、軸のない流され方をするといつかどん詰まりになって先へ進めなくなったり、ある時突然ぷつっと何かが切れてしまうんではないだろうか。 この話が始まったのは、先輩から「あなたの軸は何?」と聞かれたことがきっかけだ。彼女はコロナ禍で就活しており、就活に嫌気がさしつつも社会構造に取

          私の軸

          好きなものを公開する勇気

          最近、自分の内面や自分の好きなものを自分の名前でネットとか公の場に公開するよう努力し始めたんだけど、これが意外と難しい。 実名だから自分の知り合いも見るわけで、もし批判されたらとか考えると後悔することが怖いのだ。 発信を素直にしようと思ったのは理由がある。コロナで人との出会いが制限されたのと、人に自分の人となりを誰かに知ってもらう機会が減ったからだ。 今までは気恥ずかしかったしネットにデータが残るのが嫌でSNSを触ってこなかったけれど、自分の好きなものを発信することで誰

          好きなものを公開する勇気

          コロナ禍で感じた価値観の変化

          正確な時期を図ることはできないけど、令和に入ってからうっすら感じていた時代の変化がこのコロナ禍の一年でさらに大きく表れてきたと思うので覚え書き。 まず、他人の目を気にしないことが多くなったっていうのが個人的に感じた一番の変化。 私は今20歳で、令和元年には18歳の大学一年生だったので、環境の変化がもしかしたら大きいかもしれないけども。 それにしても、大学入学当初は世間からの見栄えや人から見たときの表面の良さを大事にしていた。うっすらと、個性が評価される時代になりつつある

          コロナ禍で感じた価値観の変化

          社会が私を「女」にする

          長い間、男女平等の在り方に違和感があった。 日本は先進国の中でも男女平等が進まない国として有名だと何度も聞かされてきたが、 主に取り上げられるのは家事育児が女性ばかりに押し付けられること、女性の賃金や学歴が男性に比べて低いことなどだった。 たしかにそれが事実としてあるのはわかっている。ただ、どこかもやっとしている自分もいた。 私は女性の立場だが、世の中の男性が「女性専用車両しかないのはおかしい」と声を挙げる気持ちもわかるからだ。最近では、あまりにも過激に女尊男卑的指向

          社会が私を「女」にする