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石垣島に行った話

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石垣島 完結。 ギャルとビーチ? からの野外ライブな話

石垣島 完結。 ギャルとビーチ? からの野外ライブな話

朝早く起きれた。
朝まで飲んでいたのに。

急いで支度をして、ゲストハウスの前で待っていると、車が一台。

あずちゃんという新キャラの車だ。
助手席にはクミちゃん。
あずちゃんは石垣島で小学校の先生をしている。
仕事終わり(お昼)に海で遊ぼうと言う事でクミちゃんと私を迎えにきてくれた。

二人には彼氏がいる。その中に男の私が一人。
車内はガールズトーク。
彼氏の話が主だ。私は後ろの席からたまにらチ

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石垣島⑥ 市街地はすることがない。 飲むくらいしかない。

石垣島⑥ 市街地はすることがない。 飲むくらいしかない。

帰ろう。

原付を飛ばして、その風で鞄を乾かす。

そして寒い。

まだ春にもなっていない。

春目前の石垣島。くもり。原付。夕方。寒いのだ。

夜、ゲストハウスのヨッシーが寿司に誘ってくれていた。

5人で予約しているらしい。

奢りではなかったので、少ししか頼まなかった。

奢ってもらえると思っていた。

ヨッシー、私、あと3人、確かに話したし、遊んだが、名前は覚えていない。

寿司の後、バー

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石垣島⑤ 釣り失敗 からのマジックマッシュルーム

石垣島⑤ 釣り失敗 からのマジックマッシュルーム

原付を飛ばす。

一番北まで行ってみるのだ。

そこに坂口さんが教えてくれた人物に会うために。

が、

疲れている。

時間は昼2時頃だった。

もう原付を飛ばすことに飽きてしまっていた。

もういっか。と、ちょうど村に出たので飯でも食おうと原付を止めてみた。

なにやらすごい行列ができている。

明石食堂とな。。どうやらだいぶ人気店らしい。

はん!みんなが行くところには興味がねえ!

と、ス

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石垣島④ 伊原間のヘンテコおじさん

石垣島④ 伊原間のヘンテコおじさん

さて、石垣島3日目の朝、今思うと本当に、写真を撮っていない僕だ。

朝、原付にまたがり、出発だ。

前の佐藤さんにあらかじめ聞いておいた釣りポイント、伊原間の船越漁港あたりを目指す。

以下、佐藤さんの地図。

佐藤さん曰く、土地の利を活かし、上の海の状態が悪ければ下の海に、また逆も然り。ができちゃうところらしい。

市街を抜けると、あたりは畑や牧場一色になる。

やはり、堪能するには、原付でも車

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石垣島③ 釣り失敗

石垣島③ 釣り失敗

歩いてると、唐人墓というところに着いた。

その近くに男心がくすぐられるような、岩でできた秘密基地みたいな場所に出た。

その秘密基地からは美しい海を覗ける。

そこで、あらかじめ持ってきておいた釣竿の登場。

ちょうど今から釣りをしようと来ている人がいたので、声をかけてみた。

彼は難聴らしく、声を張って、ゆっくり話した。

「餌がないんですがよかったら譲っていただけませんか」

と頼んでみると

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石垣島② 職人おじさんと出会った話

石垣島② 職人おじさんと出会った話

少し歩くと、こちらで取れる珊瑚や木を使った工芸品を展示、売っているお家があった。

気にいったものがあれば勝手にお金を置いて持って帰ってくれスタイルだった。

こっちでは当たり前に落ちている珊瑚の死骸や綺麗な貝殻。

お土産を渡すならそういったもので何か作りたいとずっと思っていた。

そのお手本がここにあった。

僕が気に入ったのは珊瑚の風鈴だ。めちゃくちゃいい音、、

珊瑚の個体差で音色が変わる

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石垣島① 初めての友達は小学生と中学生

石垣島① 初めての友達は小学生と中学生

何故石垣島かって?

気まぐれだ。

一番安かったゲストハウス、白保フレンドハウスは

店主のファンキー兄さんがかっこいい。

金髪混じりのクリクリロン毛で彫りが深いお顔。

着くと、中のベンチで寝ていたので、「こんにちは!」と声をかけると目を覚ましてくれた。

まず説明してくれる。色々。ノープランすぎる私にはうってつけのゲストハウス。

プランまで一緒に頼まなくても考えてくれるんだから。

大体

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