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アメリカの食べ物(スイーツ編)

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アメリカで10年以上パティシエをしてきた経験を活かして、アメリカならではのスイーツを紹介していこうと思います。
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6. ピーナッツバター (Peanut butter)

6. ピーナッツバター (Peanut butter)

ピーナッツバター、皆さんんはどのくらいの頻度で食べるでしょうか。

日本にいる頃は、ピーナッツバターと言えば、パンに塗る物。少し甘め。と言うイメージでしたが、アメリカでのピーナッツバターは。。。。

ほぼピーナッツバターはまず、無糖。純粋にピーナッツをバター状にしたもの、そして粉砕加減によってクランチーなもの、スムーズなもの二種類が存在する。多くのスーパーには、ピーナッツバター製造機が置いてあり、

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5. チーズケーキ (Cheesecake)

5. チーズケーキ (Cheesecake)

日本でもチーズケーキは人気だと思うのだが、アメリカでもチーズケーキの人気は衰えることがない。数年前からアメリカでもフラッフィー、ジグリー、チーズケーキと言って、フワフワの揺らすと踊る日本のスフレチーズケーキに注目が集まっている。私は和を取り入れたベークドグッズを売りにしていたので、やはり、スフレチーズケーキは外せず、ファーマーズマーケットでも売っていたのだが、非常に人気があった。フワフワで、軽い。

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4. チョコレートチップクッキー (Chocolate chip cookie)

4. チョコレートチップクッキー (Chocolate chip cookie)

アメリカで何よりも人気があるお菓子と言えば。。。私はチョコレートチップクッキーだと思う。日本では、そこまで”どこにでもあるお菓子”と言う地位は築いていないであろう、このチョコレートチップクッキーだが、アメリカでは、カフェに、レストラン、家庭に、スーパーと、どこにでも必ずあり、大抵が一番人気なのである。

大人、子供、男女関係なく、皆が喜ぶこのチョコレートチップクッキー、その魅力は一体なんなのだろう

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3. コーンブレッド (Cornbread)

3. コーンブレッド (Cornbread)

日本ではコーンブレッドを見ることがあるだろうか?アメリカでは、ベーカリー、レストラン、そしてポットラックパーティーなど、いろんなところで見かける存在だ。スイーツ編に入れるかセーバリー編に入れるか迷ったのだが、バター、砂糖で焼くものであるから、今回はとりあえずスイーツ編に入れておこうと思う。

コーンブレッドとは、とうもろこしの粉、コーンミールと言われるものをバターや卵、少量の砂糖などで生地を作り焼

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2. パイ (Pie)

2. パイ (Pie)

サンクスギビングが三日後に迫っている。。。ターキーがセーバリー編ならばパイがスイーツ編かなと言うことで、パイについて書いていこうと思う。

サンクスギビングに限らずアメリカ人はパイが好きである。ポートランドで勤めていたレストランではデザートメニューに必ずフルーツパイ一種とクリームパイ一種を他4種のデザートに加えて通年載せていた。1番の人気は焼き込みのフルーツパイにバニラアイスクリームを添えると言う

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1. エンジェルフードケーキ (Angel Food Cake)

1. エンジェルフードケーキ (Angel Food Cake)

アメリカンなスイーツ第一弾。何を書こうかとセーバリー編に続いてこれもまた悩んでしまったのだが、今回はエンジェルフードケーキについて書いてみようと思う。

アメリカのスイーツというと、ずっしりしていて、バターがたっぷりというイメージがあるのではないだろうか。実際そうである。。。!!でもそんな中でもフラッフィーでエアリーなケーキが存在する。それが、エンジェルフードケーキだ。

日本のシフォンケーキにも

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アメリカの食べ物 (スイーツ編)

アメリカの食べ物 (スイーツ編)

先ほど、アメリカの食べ物(セーバリー編)のマガジンを作成したのだが、ペーストリーシェフとしては、やはりスイーツ編も欠かせない。

日本でフランス菓子はかなりのメニューが浸透して誰もが知っているメニューが多いが、アメリカのお菓子はどうだろうか?やはり一番思い浮かべやすいものはカップケーキ?それはもう古い発想だろうか。

ニューヨークのベーカリーで働いていると、日本では馴染みのないメニューも色々あった

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