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日本・東京在住の1964年生まれ。IT関連の会社員(ITSM)。彼/あの人(どちらでも…

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日本・東京在住の1964年生まれ。IT関連の会社員(ITSM)。彼/あの人(どちらでも)。 活字中毒の自覚あり、ものを書くことは(概ね)苦ではない。日本語母語、英語少し、中国語(普通话)学習中。 『「樺太・紙の記念館」にむけて』(工藤信彦著、石風社)編集担当。3アマ、JL1AXJ

最近の記事

はじめてのビザ申請

改めて考えてみると中国以外に、フランス、ドイツ、アメリカ、オーストラリア、イギリスと行っているんですが、一回もビザが必要だったことがない。随分時代が変わったんだなあ(行っておいてよかった)、と思います。 今回、中国は2024/8時点でビザ免除がないので取得が必須です。申請にいったあとでnoteをみると皆さん体験記をまとめていただいている。先に読めばよかった(笑。特に私独自の新しい情報はないと思います(あるはずがない)が、備忘も含めてまとめておきます。 東京の場合、有明の「

    • 「はじめて」の中国旅行

      最初に中国大陸へ行ったのは2008年の春節明け、北京・大連・天津を上司の鞄持ちでまわる、という強行軍でした。北京に入ったのが春節の最後の日の夜で、一晩中爆竹の音が聞こえていたのを思い出します。その後が2013年から19年、北京と無錫のパートナーとの協業で年数回出張、最後の出張が2019年のコロナ直前に大連、西安、北京。 考えてみればちょくちょく中国へ行っているのですが、全て出張。空港までアテンドがあり、中国語を一言も話さなくても行って帰って来れる、日本語バブルの中、というこ

      • 無線工学一周目終わり

        ろくに交信もできていないのに、懲りずに2アマの試験勉強を12月の国試に向けて始めています。使っているのは『第二級アマチュア無線技士 合格精選420題(第二集)』(吉川忠久、東京電機大出版局)です。 この本は前半約230題が無線工学、後半が法規になっていて、過去問と同じ4択方式です。とりあえずもくもくと頭から始めたのが6月下旬。今日、ようやく無線工学の一周目が終わりました。計算すると40日強で230題、一日5〜6題解いてきたことになります。引き続き法規ですが、仮に1日平均5題

        • SDRに挑戦しました

          通販で数千円で売られているスティック型の「SDR」受信機を購入してみました。 約40〜50年ほど前、短波放送を受信するBCLというホビーの全盛期がありました。各社からマルチバンドの短波を受信できるラジオが発売され、ホイップアンテナを頼りに世界各地の放送を聞いては、受信証(ベリカード)を申請する趣味(ちょっと括りすぎ)です。大きなダイヤル、インジゲーター、たくさんのスイッチが並ぶメカメカしいラジオは…欲しかったのですが、おいそれと手に入るものでもなく。 どういうわけかこの歳

        はじめてのビザ申請

          モービルホイップアンテナを設置しました

          計測器の導入(nanoVNA)、内蔵ホイップ以外のアンテナ(ヘンテナ)、室内外の差、といったところを経てやはり簡易でもいいので、室外にアンテナを出さねば、と思い立ちました。 部屋の外にはベランダがあり(北向きでほとんど使っていない)、エアコン室外機が置いてあります。配管は壁の穴を通っており、ダクトがパテで埋めてあります。なので、この穴を突き通すことができればケーブルが通せそうです。ドライバーを持ってきてパテを突くと簡単に穴が空きました。雨漏りだけは注意しないとまずいですが、

          モービルホイップアンテナを設置しました

          室内と室外

          休日、ハンディ機を抱えて家のまわりをぶらぶらしてみました。ただ、側から見ると怪しげな人だろうな、という自覚はあるので本体はショルダーに入れたまま、イヤホンで聞くだけにしておきました(それだけでもかなり怪しい)。 土曜日の昼下がり、ということでハンディ機と内蔵アンテナでもぽつぽつ入感ありました。割と近場のものと思われる安定した電波が来ていたので、そのまま室内へ。 窓際でもやはり、かなり電波が弱くなるのが実感できました。そりゃ、430MHzのUHF帯、教科書にも書いてある通り

          室内と室外

          ヘンテナを作りました

          いわゆる430MHz「2/3λヘンテナ」を作ってみました。構造は非常に単純で、導線で作った横長の四角形(縦113mm、横453mm)の長辺の上下真ん中にアンテナ線を繋ぐ、というものです。半田付けもせず、アルミ針金を曲げて作った四角で接続は線をかしめて済ませているという。とりあえずのプロトタイプ、と言い訳しつつ、そんな状態では外には出せないので室内で様子を見ています。 SWR特性やインピーダンスはnanoNVAで測定した結果、それなりに実用的な値が出ていました。やってみるもの

          ヘンテナを作りました

          収入印紙

          二陸特、無事合格通知が来ました。引き続き免許申請しなければならないのですが、申請書に収入印紙を貼らねばなりません。領収書を自分で切ったりしていないので、手近にストックもない。 問題は、その金額が1750円ということ。コンビニでも買えるのですが、200円の収入印紙しか多くの場合取り扱っていない。50円余る。 なんか、それも可能らしく、「過納承諾」とおまじないを書くそうです。郵便局に有給取って買いにいくか、50円をお布施するか。どちらも微妙に残念な雰囲気が……

          収入印紙

          アンテナをどうするか(ヌマの予感

          開局1ヶ月、まだ電波を出せていません。まあ場を読んでから、という甚だこの国の人らしい私の性格もあると思いますが、何にしてもほとんど聞こえてこない。 外出先ではそれでもCQや会話が聞こえることがあります。条件によってはへー、と思うような距離の交信も聞けて、おおこれぞ、とワクワクするわけですが、それにしても稀。決して性能が低いリグではないと思うのですが。。だけど、マンションの1階の自宅ではほとんど何も聞こえず、スケルチも滅多に開きません。近くの都立公園からPOTAされている方の

          アンテナをどうするか(ヌマの予感

          二陸特受験しました

          思い立って申し込んだ二陸特(第二級陸上特殊無線技士)、受験してきました。今回の会場は飯田橋の「ITcafe飯田橋駅前テストセンター」。新しめで快適。 腕時計やポケットの中のものまで外した上で、メモ用紙と筆記用具は貸与、退出時に返却となります。結構厳格な運用だな、と思いながら受験。一時間で24問ですが、だいたい20分で一通り終わり、あとはメモ用紙を使って設問のひっかけだとか、正答以外の選択肢が間違っていることの確認だとかやって、45分で退出しました。 自己採点では24問中、

          二陸特受験しました

          市ヶ谷発、二つの博物館

          まさしく同時期に、「本と活字館」の企画展に駆け込み、その勢いでつい昨日「印刷博物館」へ行ってきたので、この井上のきあさんのnoteにはびっくりしました。二つの博物館の魅力を生き生きとまとめておられます(写真も素敵な……)。 私は亡父が国文学者で、実家の書庫にはそれこそ家が曲がる蔵書が詰め込まれていたこともあり(そして没後、それらを十年以上かけて処分したこともあり)、本・活字にはやはり複雑な思い入れがあります。それが高じて恩師の著書の編集に携わらせていただいたりもしたのですが

          市ヶ谷発、二つの博物館

          仕込み中のもろもろ

          開局したのは良いのですが、まだ結構やることがあったり。備忘録です。 【室内ウォッチング】毎日一回、室内でスイッチを入れて呼出周波数を確認はしているのですが、何も聞こえません。マンション1階の私の部屋ではハンディ機のホイップアンテナで、入感はないことは大体わかりました。ハンディ用の1/2λアンテナを買うかどうか、財布の中を眺めています。 【屋外】① 家の近くに豊島区役所があるのですが、こちらはビル10階に緑化したテラスがあり、4階まで各層にビルの外側を降りられるようになって

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          生成AIで中国語補習

          中国語は講座に通っているので、疑問点などは老师に聞けば良いのですが、プライベートレッスンではない&授業が原則中国語、ということでなかなか聞けないことがあります。 さらに、HSK5級を前提とされると、辞書に(そのまま)載っていない成語や言い回し、語義が容赦なく出てきます。そんな時でも最悪翻訳に食わせると、それなりの意味が出てくるので、逆算して「こういうことかしら」とは推測できますが、明確にはなりません。 で、ChatGPTに代表される生成AIに支援してもらう、機会が増えてい

          生成AIで中国語補習

          自立はしていない

          アマチュア無線の健全な発展、というお題を巡って考えている。 アマチュア(つまり職業ではない)による各種の活動、趣味やボランティア他には、誰でも思い立ったら始めたり参加したりできるものと、道具を揃えたり条件を満たさないと難しいものがある(もちろん二者択一ではない)。 そう考えると、アマチュア無線はかなり外的な条件が与えられないと始められない活動、趣味であることに気づく。例えば下のような条件を、ジョギングと比べることができる。 不特定多数の通信相手、つまりコミュニティが必要

          自立はしていない

          こちらJL1AXJ

          無事に免許状の交付を受けました。 関東総合通信局は、九段合同庁舎の3号館(千代田区役所の上)にあります。かなり古いビルなんですが、設置されているのは22階(さらに上がある)。アマチュア無線関連の手続きは「陸上三課」という課での受付となっていました。 九段合同庁舎は内堀通りに三つ並んでいて、最初よくわからなかったので「合同庁舎」と書いてあるビルへ入って行こうとしたら「どちらへご用ですか!」と結構強目に誰何されてしまいました。後で見たら、1号館は公安調査局だとか検察庁交通部だと

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          你好?

          東京の公園でベンチに座り、ぼんやりしていると後ろから“你好?”という穏やかな声が。 話しかけられた、とは思わず振り返らなかったら、三人がけのベンチの反対側の端に男性が座り、背後の女性と話を始めた。私に聞き取れたのだから、たぶん普通话。 しまった、「ここ空いてますか?」のつもりだったのだろうな、私が中国語を(かすかに)わかるとは思わずに話しているのだろうな、と気づくが後の祭り。 今更話しかけるわけにもいかず、そっと席を立つ。しばらく行って振り返ると二人で並んで座っている。

          你好?