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はじめてのビザ申請

改めて考えてみると中国以外に、フランス、ドイツ、アメリカ、オーストラリア、イギリスと行っているんですが、一回もビザが必要だったことがない。随分時代が変わったんだなあ(行っておいてよかった)、と思います。

今回、中国は2024/8時点でビザ免除がないので取得が必須です。申請にいったあとでnoteをみると皆さん体験記をまとめていただいている。先に読めばよかった(笑。特に私独自の新しい情報はないと思います(あるはずがない)が、備忘も含めてまとめておきます。

東京の場合、有明の「中国签证申请中心」(中国ビザ申請センター)に行って申請、受領することになります。昨年は事前予約が必要だったそうですが、現在は営業日の時間内であれば随時申請可能です。

事前に準備するもの

こちらに公式の一覧がありますのでご自身で確認ください。以下は、観光(L)目的のため私が準備して申請に持参したものです。過去に中国ビザをとったことがある方など、他にも条件によっては必要な書類が変わります。

  • パスポート(現物と、写真ページのコピー)。私は古いパスポートで中国に渡航した経験があり、新しいパスポートでは渡航していなかったところ、古い方のパスポートを要求されました。たまたま持っていたのでことなきを得ましたが、持っていない人はどうなるのかしら。

  • 写真(紙焼き1枚。申請時にデータが要ります)。指定規格の写真は手近の証明写真ブースにはなく、結局写真館で撮影してもらいました。既存サイズを加工しても良いのですが、申請書をWEB登録する際にデータでアップし、規格に合っていないとはねられてしまうので安全サイドを「お金で買った」形です。

  • 往復航空券(eチケット)、ホテルの予約表のコピー。ホテルの予約表は、所在地、電話番号が必要なようです。私の場合、先方が書いてくれていましたが、最初窓口の方が見落とされたようで、「所在地と電話番号わかりますか?」と尋ねられました。

  • 作成済みの「中華人民共和国ビザ申請表」1部。これが結構大変で。。具体的な操作は書きません(サイト内のヘルプが見つからなければ、ネット検索したほうが早いです)が、私がハマったポイントだけ。

    • ビザ申請センターを選べる(東京、名古屋、大阪)のですが、登録の途中で知らない間にセンターが変更されていることがあります。おかしいと思ったら、表示されているセンターが意図しているものか確認したほうがいいです。

    • ユーザ登録しないと、一時保存とかができません。

    • 日本語で表示されても、入力は英語になります(日本語は入力できません)。

申請

東京のセンターはゆりかもめの「東京ビッグサイト」駅から直結された「有明フロンティアビル」の12階にあります。オフィス棟のエレベータの場所がわからず一瞬ウロウロしましたが、まず迷うことはないかと。

センターは「申請」の部屋と「受け取り」の部屋があるため、申請の部屋へ行きました。まず部屋の真ん中のオープンカウンターに持ってきた書類を出して番号札を受け取り、あとは自分の番号が画面に表示されるまで、ひたすら待ちです。

自分の番になったら指定の窓口へ行き、書類を提出(パスポートも預けます)。もう一度今度は精算を待って料金を支払って終わり、引換証を持って指定日以降に受け取りに行かねばなりません。

私の場合、朝11時に入ってその時点で五十人待ち、結局16時近くまでかかりました。お盆前、ということもありますが元々週末前の金曜日は混み合うそうです。

事前はここが最難関の気分で、申請書のWEB登録もなかなかとっつきにくいのですが、終わってしまえば同種のビザを取得する限り、中国側のシステムが大きく変わらなければそれほど難しいことではない、と感じます。スタッフの方々の応対もとても気持ちの良いものでした。申請される方々、どうぞご安全に……。

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