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今すぐ死んでしまいたいくらい辛い人へ

「もうほんとに生きてるのが辛くて、苦しくて、未来が見えなくて不安で…だからいっそ死んでしまった方が楽になれるのではないか」

そう思ったことはありませんか?



僕はあります。



「自殺」という選択肢が頭に生まれたのは高校2年生の時。

高校時代のあだ名は、名字が「みかみ」だったので、「ゴミかみ」と呼ばれ、そのうちそれを略されて「ゴミ」とか「ハエ」って呼ばれていました。

小、中学生の頃のいじめは暴力や無視されるのがメインだったので、高校生になって悪口を言われるだけのいじめは、始めは正直「そんなに辛くないな」と思ってスルーしていました。


でも、毎日毎日「ゴミ」とか「ハエ」と呼ばれ、クラスメイトに通りすがりに「キモい」などと呼ばれる日々を送っていくうちに、自分の中の大切な何かが少しずつ壊れていきました。


そして、高校2年生の時にうつ病になり、学校に通うことが困難になりました。

朝起きると不安と恐怖で布団から出ることにも大変な労力を使い、学校ではとにかく目立たないように人と関わることを極力避けて、夜はまた明日が来ることの不安と恐怖で眠れず、本当に辛い日々を送りました。


でも、僕は結果として転校をすることもなく、なんとか高校を卒業できました。


なぜ、死ぬほど辛い毎日だったのに、学校を卒業するまで通うことができたのか、、、


それは、辛い時に逃げ込める現実とは違う世界を持っていたからです。



僕は物事ついた時から読書がこの世の何よりも大好きで、さらに高校時代はめありーさんという歌い手さんが大好きでした。

何か辛いことがあったらすぐに小説の世界に逃げ込み、恐ろしい朝の通学の時間や休み時間はめありーさんが創り出す美しい音楽の世界に入り込んで、現実の世界を完全にシャットアウトしていました。

この「現実とは別に逃げられる世界を持つ」ことは今でも大切にしていて、小説やめありーさんはもちろん、ヨルシカの言葉にできないほど素敵な音楽や美しい自然の中でキャンプをするYouTuberさんなど、辛くて苦しい時に逃げられる世界を何個か持っています。

脳科学の世界でも、「安心感の演出」のために結界を張ることの重要性が研究されており、脳内に自分だけの「避難所」を作り必要に応じて逃げ込めるようにしておくテクニックが多くあります。

辛い現実から逃げ込める世界を持つことは確実に効果があると言えるのではないでしょうか?

もし、これを読んでくれているあなたが「もう死んでしまいたい」と思っているのなら、もしよかったら逃げ込める世界を見つけてみてください。

今よりは少し、楽になれると思います。

そんな世界なんて見つけられないという方はTwitterでDMをいただければ、おすすめの小説や音楽、YouTuberさんをお教えします。

ひとりで思い悩む必要はありませんし、別の世界に逃げることは何も悪いことではありません。

むしろ、逃げ込んだ先の世界でとても素晴らしい作品に出会えたり、人生を変えてくれるような人と出会う奇跡も起こります。(僕はめありーさんやヨルシカ、いろんな小説と出会えました)



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