マガジンのカバー画像

雑記帳

7
残しておきたい日々の雑感をまとめておく場所。
運営しているクリエイター

記事一覧

ぼんやりと、でもリアリティのある感覚: #映画違国日記感想

ぼんやりと、でもリアリティのある感覚: #映画違国日記感想

Worlds Apart

何にそんなに惹かれたのかは分からないけど、とても楽しみにしていた映画がある。

「違国日記」

原作は漫画らしいけど、知らなかった。
がっきーは好きだけど、出演作品を片っ端から追うほどではない。

普段、観たい映画があっても公開初日に行くなんて気合いを入れたことはしないけど、この作品は、公開日が仕事休みということもあって前々から今日行こうと決めていた。

期待以上だった

もっとみる
自転車を漕ぐ子ども

自転車を漕ぐ子ども

話題の映画「怪物」を観た。
観客に問いかける物語のテーマや映像や音楽の美しさは、たくさんの人が評価しているとおり。でも映画を観終わって一番に思い返したのは、何度も出てくる子どもたちが自転車を漕ぐシーンだ。

どうして、あんなにも鮮明に私の心に残ってるんだろう。久しくnoteを書いていなかったから、ここでもう少しじっくり掘り下げて文章にしてみようと思う。

子どもが自転車を漕ぐ、というシーンが印象的

もっとみる
多様性についての雑記

多様性についての雑記

あるタイミングであるテーマのもと、多様性についての文章を書く機会がありました。私がアメリカに一年いて感じたことをうまく言語に落とし込むことができたし、#多様性を考える というぴったりなタグを見つけたので、せっかくだからここに残しておこうと思います。

----------------

アメリカは多様性の国だ、とよく言われる。いろいろな人種、宗教、国籍の人が住んでいる。そんな国に一年間留学して、真

もっとみる
「#みらいの校則」投稿コンテスト入賞!

「#みらいの校則」投稿コンテスト入賞!

【2022年1月21日】

去年書いたnoteの記事が、「#みらいの校則」投稿コンテストで入賞したらしい!ベイツ大学留学記とは全然関係ないけど。グランプリとか欲しいなともちょこっとだけ思ったけど、そういう打算的な気持ちで書いたというよりも、中学生のときの(人生で一番苦しくてしんどかった、だけどそれが今の私につながる)重たい重たい原体験を、少しずつ軽くしていこう、そう思って書いた記事。

今でこそ「

もっとみる
【#みらいの校則】自分たちの手で「こねこね」する

【#みらいの校則】自分たちの手で「こねこね」する

ひそかにずっと注目していた、NPOカタリバの「みんなのルールメイキングプロジェクト」。

中学時代の少し苦い思い出とともに、今はどうかなと母校に思いを馳せます。

「校則がない自由な学校です」小6の冬、中学校見学に行った時に言われたこの一言を今でも覚えています。寒い中、体育館の床からおしりを伝って感じる冷たさまで思い出せます。

そっか、自由な学校なんだ。いいな。

実際、入学したら校則はありませ

もっとみる
【もぷちゃん、お空へ】

【もぷちゃん、お空へ】

【2021年5月21日】

5月16日(日)の午前1時半過ぎ、わが家の末っ子三女であり、最高齢でもある、大切な家族が亡くなりました。
上京した時からもしかしたらもぷの最期には会えないかもしれない、そうどこかで覚悟していたけど、想像してもいなかったこれ以上ない最高のお別れでした。

妹が部活の最後の試合が終わって引退した翌日、弟の二十歳の誕生日の前日というタイミング。
そして、私がたまたま1週間ほど

もっとみる

新しい、当たり前の選択肢。

【2021年6月19日】

学校という空間は、子どもたちにとってどうしても「世界の全て」になってしまいがち。

私もそれで中学校の時に、しんどい思いをして、教室に入るのが怖くなった。毎日毎日眠れないという経験もしたけど、ひょんなことからマレーシアに行って、学校だけが全てじゃないし、学ぶ場所も方法も「外の世界」にはたくさんあるんだなぁと気づいた。その気づきは確実に今の自分に繋がっている。

オンライ

もっとみる