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放送大学大学院の記録 院試~修了まで

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放送大学大学院で修士号を得るまでの記録。
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#研究

放送大学大学院(5) 大学院オリエンテーション+資料の探し方

放送大学大学院(5) 大学院オリエンテーション+資料の探し方

2021.4.3。大学院の社会経営プログラムのオリエンテーションであった。午前がプログラム全体、午後がゼミのオリエンテーションである。

■午前(プログラム全体)入学から修了までの全体的な流れなどが説明された。特に大事なのは2点。肝に銘じなければならない。

レポートⅠ・Ⅱ・Ⅲは、必ず期限内に、事務へ提出すること

研究倫理のeラーニングを受講すること

そのほか「教員と他のゼミ生のやりとりを聴く

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放送大学大学院(6) 資料整理① タブレットの活用

放送大学大学院(6) 資料整理① タブレットの活用

■研究の進め方研究は、文献を探して読むとことがメインだ。教えていただいた方法は次のとおりである。

僕は、PDF形式でダウンロードした文献をアンドロイドのタブレットで管理していた。
PDFを管理していたアプリはXodo。比較的容易にアンダーラインやメモ書きができる(アノテーションというらしい)。

端末はLenovoの安いやつ。使い倒しても惜しくない。ただし、手書ノートアプリで論文の下書きや、思い

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放送大学大学院(8) 「アカデミックスキルズ」(必修科目)

放送大学大学院(8) 「アカデミックスキルズ」(必修科目)

■内容修士1年の前半に履修したオンライン科目「アカデミックスキルズ」。これは必修である。基本的な研究の手法や心構えを説くものだ。

「これまでずっとやってきたことだ。そんなことは知っている」と思ったり、「方法は何となく知っていたけど、こういう理由だったのか」と思ったり。あるいは、知らなかったこともあった。基本的に面白い授業である。

研究をするについて必要なことを一から叩き込み直す。

「学部レベ

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放送大学大学院(10) ゼミの雰囲気

放送大学大学院(10) ゼミの雰囲気

■雰囲気
これは主宰する先生によるだろう。
僕のゼミの場合は、以下。

基本的にzoomで行う

50音順にゼミ生が発表を行う。

先生から質問や指導が行われる。

ゼミ生から質問や意見が提出される。

時間が余れば、雑談が行われる。

僕のゼミはゼミ生が同期2名(僕を含む。)。僕が1年の時は、2年生が休学中だったようで、1年のみだった。1人あたり1時間の指導を受けた。

なお、1年の8月以降は、

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放送大学大学院(12) 履修した科目

放送大学大学院(12) 履修した科目

修論指導以外の科目の概要を書いておこう。

■アカデミックスキルズ(必修)マルA1単位授業。先行研究の読み方などを学ぶ。レポートは、自分の修論作成のために報告した参考文献を題材にしたもの。レポート提出はwakabaからできる。入学最初の半期に履修することにより、研究生活に慣れるまでのペースメーカーになるように思う。

■法律文献購読 マルA1単位授業。アカデミックスキルズが1単位なので、帳尻を合わ

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放送大学大学院(14) 修士1年の秋~冬、汗をかいた時期

放送大学大学院(14) 修士1年の秋~冬、汗をかいた時期

■単位を揃える時期履修すべき科目の単位を揃える時期であった。「修士2年に科目履修する余力はないだろう」という思いが強く、この学期はかなり頑張った。なお、主たる研究については、以下のようなことを行っていた。

■法学以外の領域の入門書を読むレポート1は行政法がメイン。
しかし僕の立ち位置は「課題に対する法学的アプローチの難しさ」である。この時期、自らに課した「学際性」というミッションをクリアするため

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放送大学大学院(番外編) 統計学のススメ

放送大学大学院(番外編) 統計学のススメ

■VBAのススメ行った調査の結果、エクセルにコピペする例規名称は次のようなデータになる。

これを分析するには、エクセルで扱い易いように、「名称」「制定年」「法形式」といった区分に分けることが必要となる。また、自治体によっては、数字が全角の場合、1桁全角その他半角の場合が混在するので、統一しなければならない。

僕は、

"("で区切り、

"年"で区切り、

"日"で区切り、

"第"で区切り、

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放送大学大学院(15) レポート2-論証方法が見えてきた時期

放送大学大学院(15) レポート2-論証方法が見えてきた時期

■修士1年の1月・・・通信制大学院の難しさが身に沁みる
修士1年の冬。1月は大学院の授業と科目履修していた学部の科目の試験に追われた。一段落したときには、既にレポート2の期日2月18日が迫っていた。当時の不安はよく覚えている。ゼミが半年開かれない。レポート2の課題がわからない。そして何より、僕自身、研究に行き詰っていた。

「大学院、それも通信制という学びの場は、自主性が第1である」とは、よく耳に

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放送大学大学院(16) 修士2年の春~夏 「放送大学大学院」で「学術」の学位を取得するということを考える。

放送大学大学院(16) 修士2年の春~夏 「放送大学大学院」で「学術」の学位を取得するということを考える。

■久しぶりのゼミ修士2年4月。久しぶりのゼミ。修士1年が入学し賑やかになった。他のゼミ生は経済学理論、金融政策、経済法制とバラエティに富んでいる。ゼミで発表を聴いていても基礎知識を共有していないので質問するのは難しい。逆に、質問されたときは、自分の研究に新たな角度から光が当たった気がした。

■「学術」の学位とは「僕はこのゼミに入れてもらったけど、本当に良かったのか?異端ではないのか?」とふと考え

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放送大学大学院(17) レポート3-修士論文の作成開始(Wordナビゲーションウンドウの使い方)

放送大学大学院(17) レポート3-修士論文の作成開始(Wordナビゲーションウンドウの使い方)

■レポート3の位置付けレポート3は修士2年8月中旬に提出する。「修士論文中間報告」という位置づけである。ま、このあたりはゼミにより異なるだろう。僕の所属するゼミでは「まず目次構成をはっきりさせるべきである」という指導であり、レポート3の課題は「目次+α」だった。+αとは、「書けたら、書けたところまで」ほどの意である。

■目次の作り方先生に指導をふまえ、レポート3=修士論文の目次は、次のような構成

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