マガジンのカバー画像

読書レビュー

8
創価学会・公明党に関する本の感想を書いています。
運営しているクリエイター

#読書メモ

【読書メモ】名字の言とソーカル事件

【読書メモ】名字の言とソーカル事件

聖教新聞の一面には「名字の言」というコーナーがある。朝日新聞で言う「天声人語」のようなものだ。

聖教新聞本社勤務の職員に聞いた話だが、名字の言の担当者は特に決まっておらず、希望者が原稿を提出し、その中から掲載される文章が選ばれるようである。

その中でも好きな記者がいる。(城)というペンネームを使って執筆している方だ。
参考までに、今日(1/15)付朝刊の名字の言を掲載する。(城)によって書かれ

もっとみる
【読書レビュー】創価学会・公明党の研究ー自公連立政権の内在論理

【読書レビュー】創価学会・公明党の研究ー自公連立政権の内在論理

前回の記事で公明党について客観的に詳述されている本の紹介をした。
今回は創価学会と公明党の関係について詳述されている、中野潤『創価学会・公明党の研究』を紹介する。

本書の構成本書は非自民連立政権から創価学会と公明党の関係を事実ベースで記されている。しかし注意が必要な点は、薬師寺克之『公明党 創価学会と50年の軌跡』とは異なり、公の資料や学術的な論考を基にしているわけではないことだ。
あとがきにて

もっとみる