離島に移住したら、クリスマスを危うく忘れかけた件

「まぁ、こんなにもクリスマスを感じないことがあるのか」

今、そんなことを思いながらこの記事を書いています。

みなさん、クリスマスやってますか?
おそらく世の親たちはクリスマスケーキを買いに走り、その子どもたちは今サンタさんからのプレゼントを夢見ながら眠っているのでしょう。(執筆時刻12月24日23時07分)

せっかく年に1回なのだから、私も今年のクリスマスにまるわる記事を書こうかなと思ったのですが、、、

ホントのホントに、私が暮らす丸亀市の離島「さぬき広島」にはクリスマスの匂いは一ミリもありません。

なんだかんだクリスマスって子どもが主役のイベントなんでしょうね。
島には子供が一人もいないし、島民の9割が高齢者だとクリスマスパーティーなんてやっていないわけです。
24日に見かけたのはサンタさんではなく、大根を収穫するおばあちゃんでした。

街に出れば、スーパーだの、コンビニだのでクリスマスフェアみたいなものをやっていて、嫌でもクリスマスを自覚させられたのかもしれませんが、今年はそれを目にせずに今日を迎えています。

このように考えていくと、いかにこれまでの自分が自分を取り巻く環境に影響されてきたのかと感じます。私も人並みにクリスマスパーティーをしたり、得体の知れない謎の焦燥感を覚えたりしてきましたが、今年は本当に気が付けば24日でした。

確かにテレビやSNSでは、クリスマスが先週あたりから話題になっていたとは思うのですが、やはりそれだけでは自分事にはならなくて。
結局、実際街で目にするクリスマスに関する広告だったり商品だったりを見ないと実感がわかないんでしょうね。

とりとめのない投稿ではありますが、ここ最近で一二を争うくらいの驚くべき出来事です。

国民的なイベントと化したクリスマスを本当に忘れかけてしまっていた自分が居る。
人間、無意識に取り入れる情報を減らせば、きっとそれにさえも慣れていくんだろうなと。よくいえば情報デトックス、悪く言えば情報感度の低下。

うーん、、、何はともあれ、メリークリスマス。

最後に一つだけ。
島で見上げる真っ暗な聖夜の空には、明るい都会の空では見えない星たちが綺麗に瞬いています。


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