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〈トルコ料理〉ナスのドルマ

ドルマとはトルコ語で「詰める」という意味。ナス・ピーマン・ズッキーニをくりぬいてそこに米やひき肉を詰めてトマト味で煮ていきます。

今回は「日本トルコ協会」のレシピをできる範囲で真似して、昔トルコの友人に教えてもらった調理法を思い出すことにしました。

※我が家には合いびき肉しかなかったです・・・ムスリム国家のトルコでは豚肉は手に入らないのですが
※我が家にミントとパセリがなかったので、今回はオレガノとタイムで代用しています。よくよく考えればミントくらいその辺に生えてた・・・

まずはお米、ひき肉、たまねぎ、ハーブ類を混ぜます。ここでトマトペースト(サルチャ)を入れると、完成時により一層トマト感をでるので、お好みで量を調整してみてください。また混ぜたタネは軽く練っておくと後でナスに詰めやすいです。

続いて本日の主役、ナス。
自分で畑を始めるまで考えたことなかったですが、冬場や春先にナスが食べられるってハウス農家の努力の結晶なんだなと思います。

スプーンでくりぬきます。

ナスを固定してスプーンだけ回すと意外と簡単にくりぬけます。くりぬいた分はあとで一緒に煮ますので、捨てないで。
次に先ほどのお米類を詰めます。割とぎちぎちまで詰めても案外崩れません。

続いて、フライパンにトマトペーストを溶かし塩コショウで味を調えたソース(スープくらいのサラサラ感)を作ります。そこに所狭しとナスを並べます。タネの余りも一緒に煮ると、トマトリゾット的なものが完成して美味しい。

なぜ所せましと並べるのかはわかりませんが、留学中、眼鏡の彼が力説してたのでそれを真似ました。

とんでもないスピードでナスをくりぬいている友人

あとはオリーブ油を加え30分ほど煮るのみです。結構お米が水を吸うので、準備するソースは多い方がよいかと。トルコ料理はスープにしろ、主菜にしろ結構煮る場面が多いような・・・

というわけで完成しました。ハーブ類の香りが鼻を抜けて、とても爽やかです。この日は来客の方がスパークリングワインを持ってきてくれていたので、

個人的にはトマトとは白ワインのようにスッキリとしたお酒を一緒に飲むのが好みです。(ホントは赤ワインのほうが合うのかもしれない、、、?)
異国感あふれる一品。ぜひお試しくださいね!

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トルコは実は農業大国でありながら、とんでもない酪農大国でもあります。ヨーグルト、バター、チーズはトルコ料理にはかかせません。

トルコで大衆食堂(ロカンタ)に行くと、料理、またバターピラフにさえヨーグルト(無糖)を乗せるかを尋ねられます。またスーパーでキロ単位でヨーグルトが売っています。眼鏡の彼の家でも、このドルマにヨーグルトを乗せて食べていました。

写っているのは3㎏か5㎏のヨーグルト

またこの日はジャジュクというヨーグルト・ミント・キュウリの冷静スープも食卓に並んでいました。

なかなかケバブ以外のトルコ料理を日本で目にすることは少ないですが、ときどきこうして投稿していけたらなと思います。

というわけで本日はこれにて!ご清読ありがとうこざいました!

※トマトペースト(サルチャもどき)の作り方はこちらから↓


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