070-8409-5969←私の番号です
死にそうなときも、死にそうでないときも、なんかあっても、なくても、ご一報ください。
070-8409-5969
改めて、070-8409-5969。
これ私の電話番号です。死にくなったときとか、死ぬほどではないけど何かしんどいなというとき電話してみてくださいね。もちろんシンプルな話し相手として電話いただいてもいいですが、意中の相手を落とす方法は私からは得られませんのでご注意を。
さて、ちなみに私というのは、香川県丸亀市の離島にて島旅農園「ほとり」という農家民宿のオーナーをしている唐崎翔太という人間です。また住所は香川県丸亀市広島町江の浦247で、宿兼家となっています。また1995年、大阪生まれです。
個人情報を自分から晒していくなんてヤバい奴じゃないか?とお感じかもしれませんが、この番号と住所はgooglemapで島旅農園「ほとり」を検索してもらえると、一発で出る情報なので、もはや個人情報でもなんでもありません。実際、この番号で日々宿泊予約を受け付けています。
坂口恭平著『苦しい時は電話して』
前置きが長くなりましたが、本題に入ります。先日、この本と出会いまして。
坂口さんは自分の電話番号を公開して、これまで10年以上死にたい人からの電話を受け続けてきたそう。今回の記事は、「これなら自分もやれそうな気がする」、言うなれば、坂口さんの真似です。
「社会の逃げ場」としての宿
ではなぜ、私が坂口さんの真似をするのか?それは、私の宿は自身がパワハラで前職を退いた経験から、「社会の逃げ場」として存在することを目標の一つとしているからです(以下、詳細)。
これまでも少しではありますが、職場で人間関係に悩んでいるという方や婚約相手が自殺してしまった友人を持つ方が宿に来てくださいました。もちろん解決策を提示できるはずもないのですが、少なくとも話を聞くことはできるのかなといったところです。
そりゃ、香川なんて遠いよね
一方で以前とある関東の大学のオンライン授業で、この話をしたとき、
なんてコメントをもらいました。正直、ぐうの音もでないといったところです。そりゃ、そうですよね。今死にたい人が、すぐさま新幹線に乗って香川まで来ないですよね。
こんな鋭い指摘にモヤモヤしていたときに、出会ったのが先の一冊です。
私にもメリットがあります
いざ電話しようにも、「仕事中に失礼かな」とか「迷惑にならないかな」と慮ってくださる方もいるかもしれません。
ただ言葉を選ばなければ、お電話には私にもメリットがあります。
私は普段一人で宿の準備や農業をしています。そのときに話し相手がいると、作業効率が格段に上がります。
ラジオも音楽も聞き飽きているし、何より一人で音声や音楽を聞くのは極めて受動的なので、お喋りな私にとってそれを楽しみ続けるのには限界があります。
あなたの電話が私の仕事の効率をアップさせてくれるので、逆にかけてほしいくらいですね(笑)
せめて私がかけ直すまでは生きててくださいね
そうそう、なるべく電話には出ますが、私も社会とかいう場所の一員なので、出られないときもあります。こればかりは許してください。もちろん着信が残っていれば、かけ直します。だから、逆にあまり気張らずにかけてみてください。
また強いてこちらからお願いがあるとすれば、
せめて私がかけ直すまでは生きててくださいね。
というわけで、070-8409-5969です。ではでは。
※電話代が気になる方はこちらからすぐに折り返します(電話し放題プランなのでお気になさらず)。
※もし電話は避けたいという方は、instagramやfacebookの通話でもOKです。
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実際、電話がかかってくるかは分かりませんが、私としては「私に電話をかけられる状態にある」と広く認知されることが大事だと思っています。
宿をオープンして一年がもうすぐ経ちますがお客様と接しているうちに、
と思うようになってきました。これも「いつでも宿に逃げられる状態である」とお客様に認知してもらうことが重要ということに繋がります。
もちろん「暇なので電話してみました」と電話していただいても全然かまいません。逆におしゃべりに付き合ってやってくださいね。
最後になりますが、よければSNS等で拡散いただけると嬉しいです。
この取り組みを認知してくださっている人が多ければ多いほど良いと思いますので。宜しくお願い致します。
★実際、お電話いただきました
★島旅農園「ほとり」HP
いただいたサポート分、宿のお客様に缶コーヒーおごります!