私が本当に買ってほしいのは?
noteを始めて半年くらいたった頃だったか、ある人に「からちゃんの記事、たまにはお金取ってみたら?」と言われたことがある。実際、自分が書くことでお金をもらう、いわゆるライター的な収入を得ることは遠い目標の一つである。地域紙・地域誌・ウェブメディアに有償で寄稿できるようになれたらなぁとボンヤリ思う。
他方でnoteでは平日は毎日、無料記事を投稿している。なぜそれにこだわっているのかは私としても言語化できていなかった。しかし先日、後輩からの問いかけで、はと気が付いた。
後輩「なんでそんなに書いてるんですか?」
自分「スキやらコメントくれたら嬉しいし、最終的には読んでくれた人に宿に泊まりに来てほしい・野菜を食べてほしいから続けてる」
なるほど。自分で発言しておいて変な話だが、私はnoteを通じて「宿に泊まりに来てくれる人」「野菜を食べてくれる人」を探しているようだ。もちろんただ書きたいことを書く、読んでほしいことを書くだけのこともあるが、そんな記事でも究極的には「会いに行ったるか」と思ってくれる人を探しているのだと思う。
もし私の本業がライターなら記事それ自体に金銭的な価値を付帯する必要がある。なぜならライターの商品は記事だからだ。しかし、私はどうやら記事を売っているのではなく、その先にある宿泊業・農業を売りたいらしい。
無論、収益の入り口を選り好みするほど上手く行っているわけではないが、きっと宿泊業と農業ならば今の自分でもお金を頂戴する覚悟ができているのだろう。だからこそnoteの記事を有料化するくらいなら、そのお金で「野菜買ってみてもらえませんか?」「少し貯金して島まで遊びに来てもらえませんか?」と思っている。
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と言いながらもいただけるサポートはとても嬉しく思っております。宿の開業に向けて、頂戴したお金で何の備品を買おうかなと検討中です。
というわけで、本日はこれにて。
ご清読ありがとうこざいました。
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