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採れたてバジルの自家製フォカッチャ

コンビニもスーパーもないような島暮らしでは、案外食べられないものがあります。

パン

です。定期的な買い出しで購入することもありますが、たとえば食パンやバケットは案外かさばるので、あまり頻繁には買いません。冷凍できるとはいえ、サイズがね・・・

ただパン好きな私としてはやはりどうしても食べたい。ただ家でパンを焼くとなると二次発酵だとかナントカカントカ言われて面倒くさいの嵐。

そんなとき見つけたこの記事。
紹介されていたのがフォッカチャ?フォッカッチャ?フォカッチャ?です。
家では何度かトライしていましたが、バジルを合わせるなんて思いつきもせず。

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バシルをとりにまず畑に。長雨やらなんやらで枯れたり、生育不良を起こした作物が多い中でバジルは旺盛すぎるくらい育っています。
それもそのはず、バジルはシソ科です。嫌いなヤツの家の庭にはシソの種をまきましょうなんていう冗談があるくらい、シソ、特に赤シソは旺盛に茂ります。しかも勝手に種を大量にこぼすので来年も生えるという。

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剪定も兼ねて大量に。バジルは寒くなって枯れない限り、脇芽からまたぐんぐん生えてくるのでケチらず使いたいところです。
うちの畑では唐辛子・香川本鷹の害虫忌避の為にバジルを混植しています。

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どーん。初夏に比べると葉が大きく、歯ごたえもしっかりした印象。やっぱ新葉はやわらかいのかも。

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さて、ようやく本題。強力粉、砂糖、塩、ドライイーストを混ぜます。※うちの宿の砂糖は三温糖です。

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オリーブオイルを入れて軽く合わせる。

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水を回し入れたら、まぜまぜ、コネコネ。雨の日だったせいか分量通りでもベタベタに、、、慌てて粉を足しました。

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ある程度コネたらバジルをちぎりながら投入。コネ終わりっていつなんだろうと毎回思い、毎回解決しない、、、

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ふんだんにバジルが!といっても500グラムも強力粉を使ってることもあり、多少多いくらいでいいのかも。あとで生地は膨らみますしね。
というわけで、生地が倍くらいの大きさになるまでしばし待ちます。

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デカいぞ。キリストの最後の晩餐にでも出るのかい、君は。

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えーい!ということでクッキングシートを敷いたトレイに載せる。厚みが均等にならない問題はもう諦めよう

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続いて窪みを作って、そこにオリーブ油を流し込む。厚みが均等ではない弊害がここで出ました。決壊
そうそう、オリーブ油は多いくらいのほうがおすすめです。パンが冷めてもしっとりします。

あとは200°のオーブンで20分くらい。とはいっても、オーブンがなければ、オーブントースターでも全然焼けます。オーブントースターの場合は厚みだけ少し薄めに。

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焼けた!さすがにオリーブ油あまり過ぎたところもあるけど、まぁいいや。

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適当な大きさに切り分けます。本当は窪みを目安に切り分けるのですが、今回ばかりはもうお構いなし。

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布を敷くという技術を最近覚えました(笑)
こんがり感とバジルが相まって独特の香りがします。

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また実は発酵している時間やら焼いてる時間やらに並行してグラタン作ってました。

小麦粉に小麦粉をからませて、小麦粉に乗せて食べる。パスタ、ホワイトソース、パン、全部小麦粉じゃねーか。

まぁ、美味しいから仕方ないか。

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あまったバジルでバジルペーストも。
一気に食事のレベルがアップした感。

焼き立てのフォッカチャ、とっても美味しいので、ぜひ一度食べに来てくださいね!

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こんな感じで夏以外の季節の食事メニューを模索しています。夏場はトルコ料理をお出ししているのですが、特にトマトが夏が終わると畑から消えてさまうので、トルコ料理をご提供できるかがいささか不明なのです。

いま秋冬はBBQと根菜類のスープ料理、そして手作りパンなんかがいいのかと思っています。
冬のBBQは虫もいないし、星も抜群にキレイに見えるので実はとてもおすすめです!

というわけで、本日はこれにて!
ご清読ありがとうございました!

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