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離島移住体験で図書館通い:利尻島編 3)おしどまりぐるりさんぽ

利尻富士町の「ワーケーション・お試し暮らし事業」を利用して利尻島に滞在しています。この移住体験事業とにかくハードルの低さが魅力で、旅よりも長く滞在して島の環境をちょこっとだけでも知ってみたいという人にぴったりなんです。

さて、いま僕がステイしているのはコンドミニアム「旅番屋」さんで、利尻富士町の「鴛泊」という地区にあります。利尻島には2つの自治体(利尻富士町と利尻町)があり、それぞれが2つずつ主な地区を持ち、島全体としては大きく4つのエリアに分かれています。

鴛泊は「おしどまり」と読みます。フェリーターミナルや数々の観光名所も有した利尻富士町の中心エリアです。

利尻島全体の旅はまたゆっくりやりますので、まずは滞在している鴛泊の街をじっくり散策してみましょう。街の様子を写真でどんどんリポートしていきます。

波打つ街並み

稚内からのフェリーで鴛泊港に着いてから旅番屋に向かう間に、街を見て最初に思ったのが「ずいぶんアップダウンが激しいな」ということでした。もっとぺったんこな感じと思ってたんですよ。

しかも、島に1700メートル以上の高さの独立峰(利尻山)があるので、山から海に向かってずっと坂なのはしょうがないと思いきや、鴛泊の街の中では坂が上がったり下がったりけっこう複雑なんです。

利尻富士町版「天に続く道」?
微妙にくだったりのぼったり
いかにも複雑な地形に建ってる感ある郵便局
坂まみれ!
とにかくまっ平らなところが少ないです
フェリーターミナルへおりていく坂
この赤い矢印は全部上り坂です。地図で見るとぺたんこなんですが

歩いて行ける名所たち

ペシ岬

街のほぼどこからでも見えるこれ
海ぎわに行けば絶対に見えるあれ
ではのぼってみましょう
けわしい・・・
けわしい・・・
でものぼる価値のある眺めです
こちらは眼下に望める鴛泊灯台。もちろん近くまで行けます

夕日ヶ丘展望台

ペシ岬にくらべるとゆるやか
きつめなのは最初のここだけ
まずはお昼にのぼってみました。向こうに礼文が見えてます
こちらは夕暮れどき
利尻山もご覧の表情。麓に広がるのが鴛泊市街地
このあたりは珍しく、ザ北海道なまっ平らな道

利尻富士温泉周辺

こちらが町で唯一の温泉「利尻富士町温泉保養施設」
泉質はややすべ系? 利尻富士がちらっと見える大きな露天風呂もあり
いちおう歩いて行けますがけっこう果てしないのぼり坂・・・
こちらは温泉のすぐ上にあるカルチャーセンター&りっぷ館。郷土資料館的な施設
修景池
利尻山神社
手水のところにいた蛙

フェリーターミナル周辺

フェリーターミナル「海の駅おしどまり」。食堂やお土産ショップも併設
左がフェリタ、右は食堂やカフェが並ぶ「フェリタ銀座」?
フェリタ銀座の磯やき亭で・・・
海藻やホタテがどっさりの利尻ラーメン!
こちらは3回も通っちゃったカフェPORTO COFFEE
タイミング悪くいただけなかったけどクロワッサンもあるよ~
PORTO COFFEEの入口はこんな感じ
フェリタからもっと利尻山に近寄って撮影。水が澄みすぎてて泳ぐ小魚まで写ってる!
うおお、リシリブルー!

海の景色あれこれ

滞在先の「旅番屋」1階のコインランドリー入口からの海
泉の袋澗(ふくろま)。ニシン漁の時に使われていたそう
北海道遺産なのです
夜さんぽの時にふと顔をのぞかせる海
ウニ漁(コンブ漁かも)のボート。レースじゃないよ
露天風呂ふう?の不思議な水たまり
仲良く相合い日傘で海を眺めるカップルがいました
漁師さんが干して乾いた昆布を回収してらっしゃいました。島の日常

意味もなく猫の写真&

魚を食べる夜猫。そんな顔しなくても取らないよ
花にとまった蜂をじっと見る猫
町のキャラ、シマリスの「りっぷくん」。この邪悪な笑みどうにかならんか
町のマンホール
空き地で見つけたミニ逆さ利尻富士(笑

お世話になってるお店あれこれ

徒歩1分、道の向かいにあるセコマ。あえて閉店時間中に撮影
自炊に必要な一通りのものがおいてあります
ありがてえ。ちなみにここ、全セコマ中No.1の売り上げらしいです
おみやげ系もあり
中華料理屋「笑う門」さん。担当Uさんオススメのお店
炒飯と陳麻婆豆腐。うまーい!
こちらはセコマのすぐ横「グランスポット」さん
名物のホタテカレー。うまーい!
フェリタ近くのスーパー「くみあいストアー」さん
魚介系の品ぞろえが良いとのこと
冷凍のキンキを買って・・・
チゲ鍋とか、
うすく下ろした身を塩焼きにしました!
ホームセンターのホーマック ニコット。折り畳み傘を買いました
夕日ヶ丘展望台の真正面。食品なんかもたくさんありましたよ

というわけでした。役場およびその一階にある図書室については、島の図書館全部行っちゃう編?でご紹介します。もう1週間近くいますが、だいたい自炊しているので飲食店系のレポートがうすいですね。

鴛泊の街は坂が多いことに加え、全体的に「間延び」した感じと言うか、それぞれの施設やお店が互いにけっこう離れています。僕のように徒歩でいつくかをハシゴするような場合、移動に時間がかかるので時の流れがすごくゆったりしますね。

以前なら「えっ、登り坂かよ」とか苦々しく思ったであろう坂もなんだか平気になってきて、いろいろ感覚が麻痺してきています(笑)。島時間、島感覚ってやつなのかなあ。もし移住してきたとしたらこんな毎日を過ごすのかなっていう時間を体験しております。

鴛泊以外の島の観光スポットや図書室めぐりなど、引き続き更新していきますので続きをお楽しみに。

前回までのリンク

移住体験プランについてや、稚内からの利尻山の眺めなど

移住体験プランの滞在施設詳細

さいごに。フリーランスなので取材費や経費はすべて自費で賄っております。図書館ウォーカーを応援したい、面白かった、続きが楽しみという方はサポート、投げ銭などしていただけると大変うれしく思います。ありがたく経費に充てさせていただきます。お読みくださりありがとうございました。

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