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絵から自由に想像する物語【セクター7】

昨日は、聴く読書が脳に心地いい
という記事を書きました。


活字中毒である私は、
字による情報に頼りすぎなのかも
しれないです。スマホ中心の生活だし。


そして気づいたのは、

字のない絵本も心地いい。


絵だけをじっと眺めてると、
子どもの頃に戻ったよう。

きっと、
まだ字が読めなかった幼少の頃は、
絵だけをじーっと眺めて、
物語を読み取ろうとしていたのでしょうね。

そんな感覚を思い出します。




少年が課外授業で訪れたエンパイア・ステートビル。
展望台に上がった少年の前に現れた小さな雲の子に
誘われて、
雲の上にある雲の製造所「セクター7」を訪れます。


幻想的で
ダイナミックに描かれている
雲の工場セクター7。

隅々まで飽くことなく眺めてしまうほど
引き込まれていく。

工場にいるたくさんの雲の子たちは、
みんな形も違うし、表情も豊か。

躍動感溢れる絵が愉快で、
一つ、一つ眺めて楽しめる。


どうやら雲の子たち、
みんな自分の形に不満なよう。
少年にデザインを依頼している。


工場のデザイン画とは違う雲が、
次々と製造されてきて、

大人たちは驚いて、
少年を捕まえようと追いかける。
逃げる少年、守ろうとする雲の子たち。


画面の至るところに物語があって、
想像力が刺激され、
どんどん広がってゆきます。


絵本を読み終えると、
頭がすっきり!して、

まるで、生まれ変わったみたいな
新鮮な気分。

たまには、活字から離れてみるのも
いいですよ。


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作者のウィーズナーは「空」が大好きな絵本作家。
彼の作品にはいつも素敵な空が描かれています。


この絵本のためにウィーズナーは、
視界ゼロの日を選んで、エンパイア・ステートビル
を訪れたそう。

その日展望台には彼一人。
まさに、雲に覆われた景色の中で、
自由に想像をかけ巡らせて誕生した
雲の上の物語。


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