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展覧会情報

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渡邉帆南美の展覧会情報です
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2020年3月の記事一覧

小説家Aの手記/絵画の城

小説家Aの手記/絵画の城

最初からお読みになりたい方は、ぜひ下記の記事をご覧ください。

私は噂の画家に会いに「絵画の城」へやって来た。
彼の「城」と呼ばれる建物の外観は古びた西洋館であり、まさに「城」の様な雰囲気だった。大きな正面の扉は開け放たれ、近寄ると次第に中から賑やかな声が聞こえてくる。中では、パーティが開かれているのか、たくさんの人々で賑わっており、それぞれが手にシャンパンやワインを持って楽しい時間を過ごしていた

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小説家Aの手記/異世界の穴

小説家Aの手記/異世界の穴

(これは、2019年6月の個展「歌と光の記憶」で展示した文章の一部です。ぜひDMの文章を読んでから読み始めてください。残念ながらこの展示内では物語が完全な完結をしていなかったので、後の話をどこかで発表できればと思います)

小説家Aの手記/異世界の穴

一乗寺の書店にたどり着いた私は、ひとまず日記の中に書かれた本棚を探した。
その別世界の覗き穴は「一番奥の本棚の隙間」にあるという。私は心を躍らせな

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大阪市立美術館 「2019・ZERO展」大阪府知事賞受賞 : 2019.02.26-03.03

大阪市立美術館 「2019・ZERO展」大阪府知事賞受賞 : 2019.02.26-03.03

過去の展覧会のご紹介です。

一見何もないところ、普段目にも止めてえいない様な日常に何か見落としがあるのかもしれない。その様な重いから、一見無地のキャンバスに電灯を当てて鑑賞する作品を作りました。

《裸》2019年/キャンバス F100号(1300×1620mm)

初めての公募展出品にて、初めてF100号を描きました。

光が反射するのでうまく撮影できませんでしたが、全体像はこの様になっていま

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渡邉帆南美 個展 「光の夢」 THE TERMINAL KYOTO:2019.01.07-01.31

渡邉帆南美 個展 「光の夢」 THE TERMINAL KYOTO:2019.01.07-01.31



この様なコンセプトで展示をしました。

過去の個展風景のご紹介です。この時はインフルエンザにかかったかで、休養を取るしかなく、とても大変だった記憶があります。初めての素敵な町家での展示に心踊っていたので、少し遅い展示開始となり残念ではありましたが、のちに違う展示で「渡邉さんの展示以前も見ましたよ!」と声をかけてくださった方がいらっしゃいまして、それがこの展示でした。ちゃんと覚えてくださって感激

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