子供に質の良い保育を与えるには、お母さんお父さんの精神的・時間的余裕を作ることも必要。
こんばんは〜honaです!毎日投稿中です!
今日は、子供に質の良い保育を与えるには、お母さんお父さんの精神的・時間的余裕を作ることも必要と思ったことを残そうと思います。
先日、保育士逮捕についての記事を書きました。ありがたいことにコメントをいただいたり、所属している「保育園を考える親の会」での意見交換もあり、保育の質について色々と考えている毎日です。
そこで思ったのが、もし私がこれから1人目の子供を保育園に初めて入れるとなった時に、保育の質を重んじて保育選びをできるかと言うと、正直100%そう断言できないと思いました。
それは、圧倒的に時間にも精神にも余裕がないと思うからです。
今、私の子ども達は下の子が4歳と大きくなってきて、もちろんまだまだお世話が必要なことも多いですが、話が通じるし、自分1人で遊ぶ時間も多少あるし、身支度などできることも毎日どんどん増えていくし、育児をしていて楽しいと思える時間が多いです。
一方で、乳児や3歳未満の子供は、とにかく自分でできることが少ないからお世話にすごく時間がかかるし、意思疎通ができないけど子供に意思があるからとにかく付き合ってあげる時間も必要だし、そうなると親が自分のことをする時間があまりにもなくて、とにかく時間的にも精神的にも余裕がない時期だと思います。
小さな頃の過ごし方が大切なこともわかっているけれど、自分のことを後回しにしすぎたくない。
子どものことは本当に可愛いし愛しているけれど、たまには自分のことをケアする時間が欲しい。
そんな本音が日常に、見え隠れします。
そこにさらに、職場から「育休は1年までにして」とか「早く帰ってきて」とか言われたり、復帰してからも限られた勤務時間の中でキャリアも大事にしたいから一生懸命やらなきゃって思ったり、通勤時間+送り迎えが発生することだったり、さまざまに制約がかかってきて、どんどん時間的にも精神的にも余裕がないような状態に感じられるし、実際にどうしてもそうなっていきます。
だからどれだけ周りから「保育の質が大事ですよ、保育園をちゃんと選びましょう」とか「良い環境のある場所へ通わせよう」と言われても、「もともと時間が無いのに保育園のことまで考える時間なんてないよ」「まずどう行動すればいいの?」と思って、逆にプレッシャーに感じてしまうような気がします。
そして結局、園庭が広いとか保育士さんが素敵とか保育理念が素晴らしくて共感する保育園よりも、送り迎えしやすいとか、平日の行事が少ない保育園とかを選んでしまう可能性もあるなと思います。
でも、それが間違っているとか批判されるような選択肢なのではなくて、その家庭には、そうした仕組みがマッチしてしまっているという現実的な結果があるだけだと思うのです。
単に「子供にとって良い保育環境を整えている場所」が、親から選ばれないという仕組みが、日本中にできてしまっていると言う悲しい結果なのだと思います。
したがって、子供に質の良い保育を供給するためには、質の高い保育環境を整備することも勿論必要なんだけれども、同時にお母さんお父さんの精神的、時間的余裕を作ってあげる必要があると考えます。そしてそれは一時的なサポートにとどまらない、社会的な継続的な仕組みとして、例えば国や自治体の制度や補助、働く場所の環境整備、また周囲の理解もあわせて、築き上げていく必要があるだと思います。
そのためには、先述した記事に残したように、そういった意見をもって一人一人が声を上げ続けることや、国や自治体にも働きかけていくことも大切です。
私自身は、自分の子どもが良い幼稚園に通っているし、質の良い保育の重要性も学んでいるから、「幼稚園や保育園選びってすごい大事だよ!」って声を大にして色んな人に言いたくなってしまうんだけれども、結局はそれもただのお節介になってしまうなぁと。
これから、そういう大変な時期を過ごすお母さん、お父さん達に寄り添える場所作りも、していきたいなぁと。
思ったのでした。
ただ思いを吐き出すような記事になってしまいました(;^_^A
恐縮です。
今日はこの辺で。
最後までお読みいただきありがとうございました!
hona