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我が子の「安全基地」であり続ける。私が子ども達にできるただひとつの、役割。

冬休みに入って、夫も毎日家にいます。
すると、小一の息子も年少の娘も、私よりも夫と一緒に居たがっている気がしています。

もちろん普段から2人とも、パパのことは大好きで、めちゃくちゃ一緒に遊んでいます。
それでも、冬休みに入ってから、普段はそんなに言わないのに「パパと手つなぐー!」とか「パパとあそぶ!」「パパとお風呂!」、しまいには今まで殆ど私とじゃないと寝なかったのに(特に娘)、「パパととなり!」と言いだしました。
子供たちのなかの、今までよりもパパと一緒にいたいという、ちょっとした気持ちの変化を、なんとなく感じています。

別に悪いことでは無い、寧ろいいことなんですけれども、母としてはちょっと寂しい・・・。

そこでうろうろ考えて、その変化の理由として思いついたことが2つ。

1つは、普段は平日昼間は家に居ないパパが、毎日ずっと一緒に遊んでくれるから嬉しくて、一緒にいようと思ってるのかな、ということ。

そしてもう1つは、子供たちにとって、夫と私はそれぞれ役割がなんとなく「安全基地」と「外の世界で遊ぶ」というものに、棲み分けされている、それも無意識のうちに行われているのかな、ということ。

以前、幼稚園の懇談会で、幼稚園の先生がおっしゃっていたことがあります。

「年下の子に対して接するときに、女の子は、身の回りのお手伝いをすることで、男の子は遊びの中で引っ張っていくことで、関わっていくことが多いんです」

ということでした。
もちろん、ここで言う「女の子」「男の子」と言うのは生物学的な性別のことですし、子どもたちそれぞれに性質が全く異なりますので、ひとつの傾向であって、それに当てはまらないケースは多くあると思います。

ただ、それでも私には納得できる部分があって。
女の子が年下の子の身の回りのことを手伝ったりお世話してあげることは、「お母さん」の担う役割に似ている。
一方で、男の子が遊びを通して年下の子をケアすることは、「お父さん」の役割に似ているのでは、と感じたのです。

子供の心身の発達においては、まず身近な大人が子供の安全基地になり、その安全基地があることで安心して外の世界に挑戦して羽ばたいていける、と言う考え方があり、私もそう考えています。

先述の幼稚園の先生の話と合わせると、「お母さん」は、安全基地。「お父さん」は、遊び挑戦していく仲間。みたいに考えられそうだなと。

そして我が家では、「安全基地」は、母である私。一緒に挑戦する「遊び」をするのは、父である夫。
という役割分担に、わざとそうしている訳ではないけど自然にそうなっていて、それを子供たちも無意識に感じ取っているのかなと思いました。

だから、小学1年生と年少になって、ますます体が2人とも動くようになって、新しい遊びにどんどん挑戦できるようになっている中で、子ども達がパパと時間を共にしたいと思うことは、とても自然なことなのかなと思いました。

ただ、そもそも私が子ども達に選ばれない点では、私にも反省ポイントがあることも、戒めておこうと思っています。
夫は昔からですがすごく優しくて、相手を絶対に否定しないし、私みたいに感情的に怒ることもほとんどない。超ポジティブだし。できた人間なんですー。(ノロケじゃないよ)
だから、単純に子ども達が私でなく夫といたほうが居心地が良いから選んでいる・・・と思ったら、そこは私が大いに反省するポイントだなと思っています。

いずれにせよ、こうして毎日成長する子供たちを見て、私は子供たちの「安全基地」としてしっかり機能できるように努めていこう、と改めて思いました。

これから大きくなって、自分たちだけで何でもできるようになって、大人の手を借りずに様々なことに挑戦したりしていくでしょう。
その時に、大人ができる事は、口出しをしないで見守ること、適切な環境を一緒に構築していくことだと思っています。

子供たちが家を飛び出して、外の世界で、自分たちの好きなことに挑戦していくとき、もし辛いこと悲しいこと、迷うこと悩むことがあったとき、私が子供たちに「お母さんに話せば大丈夫」「お母さんが応援してくれるから大丈夫」って思ってもらえるように

それが私が子ども達にやってあげられる、ただひとつの、役割。

だからいまこの瞬間も忘れずに、子どもと関わっていきたいと思います。



では今日はこの辺で。

最後までお読みいただきありがとうございました!


hona


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