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【支援者も支援されましょう】プロこそサービスを受けるべき!279日目


◇プロこそサービスを受けるべき



先日、仕事でもプライベートでもお世話になっている心療内科へ。


いつもは5分くらいの問診なのですが、後の方にキャンセルが入ったということで、時間をゆったり取ってもらい、お話を聴いていただきました。


やはり、カウンセラーだからこそ、話を聴いてもらう体験をすることが大切だな、、と実感いたしました。


というのも、クライエントの立場に実際になることができる、貴重な機会だからです。


どの業種でも、相手は存在するかと思います。


自分が販売していたり、行っているサービスはどのように相手へ届いているのか。という事を確認することってとても難しいですよね。


実際にクライエントさんに


「今日のカウンセリングはいかがでしたか?」なんて聞けないですし。笑


実際に聞いたとしても本音が返って来るとは限らないですよね。


だからこそ、プロだからこそ、自分が世の中に出しているサービスを感じるという事が非常に重要なのです。



◇支援者こそ支援を受けるべき



心理職や、人の支援を行っている方に対しては、特に受けたほうが良いなと思っております。


理由は2つ。


その①:自分自身の心のケア


支援するのに、心に余裕が無かったり、ストレスフルでは、クライエントさんへ十分な支援を行えないどころか、悪影響を与えてしまう可能性が高まってしまうのです。


悪影響を防ぐためにも、日常生活の中でもストレスケアは行うことは可能ですが、カタルシス効果を感じるためにも、カウンセリングや相談をすることは非常に重要だからという点です。


その②:クライエントの景色を見る


ロープレ等を行うことで、クライエントの立場を味わうことがあるかと思いますが、クライエントの景色を味わうことは非常に難しいと思います。


物理的には可能ですが、考え事や悩み事を人に話している心情で観るカウンセラーの景色はロープレとは絶対的に違います。


「このカウンセラーはどんな人なのか」という不安や、「ちゃんと話を聴いてもらえているのか」という疑問など、実際のクライエントの心情を抱きながらの立場で観る景色はガラッと変わります。


「クライエントさんはこのような感じで面談へ来ているのか。」


という事が少しでも感じることができれば、お節介や主観で話を聴くのではなく、本当の意味で寄り添った支援ができるようになるための要素を持つことができます。


自分自身のためでもあり、クライエントのためにも、一度、支援者から支援を受けてみてください。




◇最後に:プロもその場を離れれば普通の人




365日24時間。「常にプロである!」という方はいらっしゃいませんよね。


誰しもが、現場を離れれば良い意味で普通の人になります。


私も常日頃カウンセラーマインドでいることはイヤです。(笑)


プロである瞬間から解き放たれることも働く上では非常に重要です。


ずーっと仕事の事が頭の中をめぐっていては、ストレスで爆発してしまいます、、


だからこそ、自分もサービスを受ける側に回って、サービスを受けたりすることを私は大切だと思います。


また、サービスを受けることによって、いつの間にか「プロだぞ!」とエゴが固まってしまった心から、謙虚な心を持つこともできるようになるでしょう。


自分で解決できることは自分で解決することは非常に大切ですが、時には外から自分の仕事を眺めるためにも、時にはサービスを受ける側に回ってみてはいかがでしょうか。


心理職の方で、面談を受けてみたい!という方がいらっしゃれば遠慮なくご連絡くださいませ!




本日も最後までお読みいただきありがとうございました!


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