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50代遊牧民系サラリーマン。転職2回、海外生活5カ国&80カ国放浪、引越し20回程度。…

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50代遊牧民系サラリーマン。転職2回、海外生活5カ国&80カ国放浪、引越し20回程度。持ち家なし、家具なし、借金なし、貯金微妙。妻1人、娘2人。 趣味:収集(アンティークコイン、米国株・ゴールド、隕石)、旅行、歴史、美術鑑賞 性格:内向的 気になっていること:社会貢献、海洋環境

最近の記事

自省録14 海外修業①

25歳の夏に片道のフライトチケットと大型トランク一つを持って、カナダ・トロントに飛んだ。現地の語学学校とホームステイ先だけを決めて、いつ帰国するとか決めていなかった。トロントには、知っている人は誰もおらず、飛行機の中でとても緊張していたのは今でも覚えている。 当時は携帯電話も持っておらず、GoogleMapも無かったので、空港からホームステイの場所にバスで行くのも相当苦労した。何回も違うバスに乗ったり、乗り過ごしたり。バスの運転手が何を言っているかも分からないし、 とにかく

    • 自省録13 マナ

      キミは4年前に従兄弟からのプレゼントとして、実家に来たね。 とても小さくて、ヨークシャーテリアとしては、とても耳が大きく可愛かったのが印象的だった。 親父が『マナ』と名づけたんだよ。 大病を患い3回も大手術した親父の散歩・リハビリ担当、そして母親を元気づけたり、和ませたりする担当としてよく頑張っているね。親父は溺愛してるし、母ちゃんは甘やかしているね。 心配なこともある。最近、マナは食いしん坊🤤になっており、母ちゃんがいない時にテーブルの上の料理や果物を食べ荒らしていることだ

      • 自省録12 美術館

        私は、10年前くらいからなんとなく美術館に行くようになった。それ以来、週末や休暇のときや、出張中の空き時間を見つけて、色々な美術館に行って、様々な画家の絵画を見て楽しむようになった。有名・無名に関わらず、本能的に一瞬見ただけで好きになる絵画を見るのが楽しみである。でも、宗教画や神話の絵もまた背景を知ってみる楽しみもある。 昨日、仕事を終え、美術館に閉館1時間前に駆け込んで、束の間の瞬間を楽しんだ。絵画のみならず、美術館の建物であったり、収集の背景を知るとより楽しみが増す。も

        • 自省録11 アルゴリズム

          人生において、時に悪いことが起こる。私は、そのような時には、自分は運が悪いとか、これは運命だとか、とてもネガティブに捉えていた。でも、その瞬間やしばらくの間、そのように捉えていたことが、実は後々、自分や家族の人生にとって、とても良かったと思うことが結構ある。それは、時間によって物事の捉え方が変わったということである。 また、目の前にビー玉があって、それを綺麗であると思う人もいれば、幼い時に間違って飲み込んで死にかけた私のような人は恐ろしい存在と思う人もいる。 そもそも、物事に

        自省録14 海外修業①

          自省録⑩ 試練そして挑戦

          私は地方大学を卒業して、東京の会社で就職した。就職のことを真剣に考えていなかった上に、当時は就職氷河期で、世間で言われる優良企業とは程遠い中小企業で働き始めた。給料安いし、こき使われるし、休みないし、理不尽なことたくさんあったし、悔しい思いもたくさんした。入社後数ヶ月で辞めようと思って両親にも伝えたが、親父が珍しく激怒しながら、3年間は辞めずに働けと言われ、納得はしなかったけどそれに従った。 それ以降、仕事に向き合い一生懸命働いた。2年目は、会社の先輩や上司、取引先や顧客に

          自省録⑩ 試練そして挑戦

          自省録⑨ 朝ラン仲間

          朝型生活の私は、週末の早朝に近くの公園や川沿いを早朝ランニングをする。そこには常連の仲間たちがいる。 週末朝ランは、起きてしばらくして走るのは億劫であるが、その壁を乗り越えて走ると仲間たちも待っているし、気持ち良く、頭もスッキリする。これで怠けがちな週末を有効に使えるようにもなる。 この公園にはまだまだいっぱいの仲間たちがいる。

          自省録⑨ 朝ラン仲間

          自省録⑧ カロリーとチョコレートと前頭葉

          私の体重がこの10年間、毎年1kgずつ増えている。週末ランニングしたり、泳いだり、歩いたり、それなりに運動をして体重増加に抗おうとしているが効果が出ていない。空気や水にカロリーがあるのではないかと疑心暗鬼になるが、やっぱり食べ過ぎが原因である。運動するので食べ物が美味しいし、チョコレートが大好きでついついつまみ喰いをしてしまう。代謝能力も落ちているので、摂取カロリーを減らす必要があるとわかっているけど、やめられない。やっぱり前頭葉の機能低下が原因か。 年に一回の健康診断は1ヶ

          自省録⑧ カロリーとチョコレートと前頭葉

          自省録⑦ 一人旅〜英国・ブリストル

          中年オヤジである私の一人旅は娘たちにキモがられるが、外野の声は横に置いといて、なかなかいいものである。 今回旅をしたブリストルは英国西部に位置する街で、私の好きなバンクシーが生まれ育った街である。その街の歴史は、ローマ帝国時代に遡るとも言われ、商業港として栄えたり、時代と共に変遷し、かつてはイギリスでも指折りの大きな都市であった。 ブリストルは、野生のバンクシー作品が見れるために、死ぬまでには行ってこの目で見ておきたい街であった。思い立って、ロンドンから電車に乗って、ブリス

          自省録⑦ 一人旅〜英国・ブリストル

          自省録⑥ 新聞配達

          私は中学1年生の時に新聞配達のバイトをした。毎朝4時頃に起きて、100軒前後の家に朝刊を配達していた。雨の日も台風の日も毎日。その当時、月20,000円程度もらっていた記憶がある。1時間半かかって配達していたから時給で450円程度。安い!今思うと若年労働力の搾取ではないか。でも月に1回の休みは本当に嬉しかった。ゆっくりと寝れることの贅沢さを見に沁みて感じていた。でも、よくあんなことをやったなと思う。当時は部活で水泳部に入っており、体を鍛えながらお金がもらえたらと思って始めた記

          自省録⑥ 新聞配達

          自省録⑤ ハイブリッド型サラリーマンを目指して

          私は、通算で約26年間企業に勤務しているサラリーマンである。私費で海外留学して貯金を使い果たした。27歳で結婚する時にも貯金がなくて、ハネムーンも行けなかったし、冷蔵庫は妻に買って貰った。また、生命保険も加入していなかった。今考えるとよくこんなに無謀なことやっていたなとちょっと怖さを感じる。でもお金がない当時の私は、資本主義的システムの下で、企業で働くということは労働者であり、資本家と比較すると不利な立場であると思っていた。そのために、常に腕を磨きながら、同時に資本家のような

          自省録⑤ ハイブリッド型サラリーマンを目指して

          自省録④ 前頭葉

          家の掃除は、長女がシャワールームとトイレを、私はそれ以外のすべて部屋を毎週末に掃除することになっている。しかし最近、長女は毎週末に外泊して、日曜日の夜にしか帰ってこないので長女はその役割を果たしていない。だからついつい強い口調で掃除するように言ってしまう。でも言った後はいつも後味が悪い。私は加齢によって前頭葉の機能が低下し、感情が抑えにくくなっているのであろうか。 前頭葉を活性化させる方法をググってみたら、料理、運動、脳トレや良質な睡眠などがあるらしい。運動と料理はやっている

          自省録④ 前頭葉

          自省録③ 足長おじさん

          私は、自分が生まれたから死ぬまでに、世の中に対して行ってきたポジティブなこととネガティブことを足し合わせて、最終的にポジティブなことがプラスになるような生き方をしたいと思っている。生まれて既に半世紀経つが、現時点ではまだまだネガティブな状態である。 こんな私にも20歳の大学2年生の長女と16歳の高校2年生の次女がいる。長女は英国の大学で、次女は私立高校で学んでいる。父親として、立派に勉強を教えたりや良いアドバイスをできないダメオヤジだけど、娘たちはそれなりに育っている。それ

          自省録③ 足長おじさん

          自省録② 一人旅〜コイン・シラクサ・アマクサ

          アンティークコインを集め始めたのは、家族と一緒に行ったベネチア旅行でたまたま入ったコイン商のお店であった。ここで出会った銀貨を見て、昔の人が交易で使った場面を想像して惚れ込んで、ついつい買ったのがきっかけであった。 その時の高揚感は12年経った今でも忘れられない。それ以来収集してきたコインの中でもデザインが秀逸な古代ギリシャのコインは最も気に入っている。 古代ギリシャ・コリントスが、紀元前8世紀頃にシチリア島シラクサを植民地としていたが、紀元前4世紀頃のシラクサのコインは、

          自省録② 一人旅〜コイン・シラクサ・アマクサ

          自省録① 五十にして天命を知る?

          これまで身近なものに夢中になろうとしてきた。転職、海外生活、引越しを繰り返し、今年50歳になった。そして、今までにないような迷いを感じ始めた。これからの生き方と自分の天命は何かを思考するようになった。家族、仕事、趣味、教育、そして日常生活を書き綴りながら、自分の天命と生き方を見つけていきたい。

          自省録① 五十にして天命を知る?