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50代遊牧民系サラリーマン。 引越し20回以上、持ち家なし、家具なし、借金なし、貯金ほ…

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50代遊牧民系サラリーマン。 引越し20回以上、持ち家なし、家具なし、借金なし、貯金ほとんどなし。 妻1人、娘2人。 収集(アンティークコイン、米国株・ゴールド、隕石)、旅行、歴史、美術鑑賞、読書をこよなく愛する。

記事一覧

自省録18 町の小さな美術館①

私の趣味の一つは美術鑑賞である。でも大きな美術館や有名な画家の作品だけでなく、地方や田舎の美術館を巡るのが楽しみの一つである。携帯電話と財布とKindleだけを持って…

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19時間前
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自省録17 なかなか辿りつかない美術館

昨日は早朝から自己啓発とランニングをすませ、朝食中に家から約200kmほど離れた美術館に行くことを決めた。ネットでチケットを買い、駅に行って電車を待っていた。 電光…

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6日前
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自省録16 下を向いて歩く

これまで半世紀を生きてきて、常に前や上を向いて歩き続けたいと思うけど、なかなかそのようにはならない。時には下を向いて歩いていたりする。でもこのような時期も必要で…

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8日前

自省録15 お久しぶりですね

最近、Noteに書くことから遠ざかっていた。自分の内面などを省みるということを意識してかつ何かに書くということが負担になってきたのでちょっと筆を置いてみた。そしてな…

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10日前

自省録14 海外修業①

25歳の夏に片道のフライトチケットと大型トランク一つを持って、カナダ・トロントに飛んだ。現地の語学学校とホームステイ先だけを決めて、いつ帰国するとか決めていなかっ…

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2週間前

自省録13 マナ

キミは4年前に従兄弟からのプレゼントとして、実家に来たね。 とても小さくて、ヨークシャーテリアとしては、とても耳が大きく可愛かったのが印象的だった。 親父が『マナ…

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2週間前
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自省録12 美術館

私は、10年前くらいからなんとなく美術館に行くようになった。それ以来、週末や休暇のときや、出張中の空き時間を見つけて、色々な美術館に行って、様々な画家の絵画を見て…

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2週間前
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自省録11 アルゴリズム

人生において、時に悪いことが起こる。私は、そのような時には、自分は運が悪いとか、これは運命だとか、とてもネガティブに捉えていた。でも、その瞬間やしばらくの間、そ…

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2週間前
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自省録⑩ 試練そして挑戦

私は地方大学を卒業して、東京の会社で就職した。就職のことを真剣に考えていなかった上に、当時は就職氷河期で、世間で言われる優良企業とは程遠い中小企業で働き始めた。…

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2週間前
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自省録⑨ 朝ラン仲間

朝型生活の私は、週末の早朝に近くの公園や川沿いを早朝ランニングをする。そこには常連の仲間たちがいる。 週末朝ランは、起きてしばらくして走るのは億劫であるが、その…

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3週間前

自省録⑧ カロリーとチョコレートと前頭葉

私の体重がこの10年間、毎年1kgずつ増えている。週末ランニングしたり、泳いだり、歩いたり、それなりに運動をして体重増加に抗おうとしているが効果が出ていない。空気や…

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3週間前
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自省録⑦ 一人旅〜英国・ブリストル

中年オヤジである私の一人旅は娘たちにキモがられるが、外野の声は横に置いといて、なかなかいいものである。 今回旅をしたブリストルは英国西部に位置する街で、私の好き…

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3週間前

自省録⑥ 新聞配達

私は中学1年生の時に新聞配達のバイトをした。毎朝4時頃に起きて、100軒前後の家に朝刊を配達していた。雨の日も台風の日も毎日。その当時、月20,000円程度もらっていた記…

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3週間前
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自省録⑤ ハイブリッド型サラリーマンを目指して

私は、通算で約26年間企業に勤務しているサラリーマンである。私費で海外留学して貯金を使い果たした。27歳で結婚する時にも貯金がなくて、ハネムーンも行けなかったし、冷…

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3週間前

自省録④ 前頭葉

家の掃除は、長女がシャワールームとトイレを、私はそれ以外のすべて部屋を毎週末に掃除することになっている。しかし最近、長女は毎週末に外泊して、日曜日の夜にしか帰っ…

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3週間前
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自省録③ 足長おじさん

私は、自分が生まれたから死ぬまでに、世の中に対して行ってきたポジティブなこととネガティブことを足し合わせて、最終的にポジティブなことがプラスになるような生き方を…

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3週間前
自省録18 町の小さな美術館①

自省録18 町の小さな美術館①

私の趣味の一つは美術鑑賞である。でも大きな美術館や有名な画家の作品だけでなく、地方や田舎の美術館を巡るのが楽しみの一つである。携帯電話と財布とKindleだけを持って電車に飛び乗り、行ったことのない町の美術館を目標に行くのである。
今回は、ロンドンから電車で50分くらいの場所にあるCookhamという町にある
Stanley Spencer Galleryに行った。

小さな美術館のいいところは、

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自省録17 なかなか辿りつかない美術館

自省録17 なかなか辿りつかない美術館

昨日は早朝から自己啓発とランニングをすませ、朝食中に家から約200kmほど離れた美術館に行くことを決めた。ネットでチケットを買い、駅に行って電車を待っていた。

電光掲示板に10分遅延の表示。何か嫌な予感がした。これが後から振り返ると色々なことが起こった些細な始まりであった。

駅員は電車のドアが壊れたため遅延中と他の客に説明していたが、そんなもんウソだろうと思いつつ、これは長引くと思いKindl

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自省録16 下を向いて歩く

自省録16 下を向いて歩く

これまで半世紀を生きてきて、常に前や上を向いて歩き続けたいと思うけど、なかなかそのようにはならない。時には下を向いて歩いていたりする。でもこのような時期も必要であると思うようになってきた。世の中、相反することが併存しており、一方だけでは成り立たない。「煩悩があるからこそ悟りがある」と言われるし、正義があるから悪もあるし、物理学でも作用・反作用の法則がある。

アート作品も正面や上に掛かっている作品

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自省録15 お久しぶりですね

自省録15 お久しぶりですね

最近、Noteに書くことから遠ざかっていた。自分の内面などを省みるということを意識してかつ何かに書くということが負担になってきたのでちょっと筆を置いてみた。そしてなんとなくまた書いてみようと思い始めた。

ほぼ毎日、会社には40分くらいかけて歩いて行っている。地下鉄に乗れば早く着くけど、運動不足だし、歩いているといろいろなものが見れるし、何よりも気持ちがいい。これが歩く動機である。
最近、よく雨が

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自省録14 海外修業①

自省録14 海外修業①

25歳の夏に片道のフライトチケットと大型トランク一つを持って、カナダ・トロントに飛んだ。現地の語学学校とホームステイ先だけを決めて、いつ帰国するとか決めていなかった。トロントには、知っている人は誰もおらず、飛行機の中でとても緊張していたのは今でも覚えている。

当時は携帯電話も持っておらず、GoogleMapも無かったので、空港からホームステイの場所にバスで行くのも相当苦労した。何回も違うバスに乗

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自省録13 マナ

自省録13 マナ

キミは4年前に従兄弟からのプレゼントとして、実家に来たね。
とても小さくて、ヨークシャーテリアとしては、とても耳が大きく可愛かったのが印象的だった。
親父が『マナ』と名づけたんだよ。
大病を患い3回も大手術した親父の散歩・リハビリ担当、そして母親を元気づけたり、和ませたりする担当としてよく頑張っているね。親父は溺愛してるし、母ちゃんは甘やかしているね。
心配なこともある。最近、マナは食いしん坊🤤

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自省録12 美術館

自省録12 美術館

私は、10年前くらいからなんとなく美術館に行くようになった。それ以来、週末や休暇のときや、出張中の空き時間を見つけて、色々な美術館に行って、様々な画家の絵画を見て楽しむようになった。有名・無名に関わらず、本能的に一瞬見ただけで好きになる絵画を見るのが楽しみである。でも、宗教画や神話の絵もまた背景を知ってみる楽しみもある。

昨日、仕事を終え、美術館に閉館1時間前に駆け込んで、束の間の瞬間を楽しんだ

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自省録11 アルゴリズム

自省録11 アルゴリズム

人生において、時に悪いことが起こる。私は、そのような時には、自分は運が悪いとか、これは運命だとか、とてもネガティブに捉えていた。でも、その瞬間やしばらくの間、そのように捉えていたことが、実は後々、自分や家族の人生にとって、とても良かったと思うことが結構ある。それは、時間によって物事の捉え方が変わったということである。
また、目の前にビー玉があって、それを綺麗であると思う人もいれば、幼い時に間違って

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自省録⑩ 試練そして挑戦

自省録⑩ 試練そして挑戦

私は地方大学を卒業して、東京の会社で就職した。就職のことを真剣に考えていなかった上に、当時は就職氷河期で、世間で言われる優良企業とは程遠い中小企業で働き始めた。給料安いし、こき使われるし、休みないし、理不尽なことたくさんあったし、悔しい思いもたくさんした。入社後数ヶ月で辞めようと思って両親にも伝えたが、親父が珍しく激怒しながら、3年間は辞めずに働けと言われ、納得はしなかったけどそれに従った。

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自省録⑨ 朝ラン仲間

自省録⑨ 朝ラン仲間

朝型生活の私は、週末の早朝に近くの公園や川沿いを早朝ランニングをする。そこには常連の仲間たちがいる。

週末朝ランは、起きてしばらくして走るのは億劫であるが、その壁を乗り越えて走ると仲間たちも待っているし、気持ち良く、頭もスッキリする。これで怠けがちな週末を有効に使えるようにもなる。
この公園にはまだまだいっぱいの仲間たちがいる。

自省録⑧ カロリーとチョコレートと前頭葉

自省録⑧ カロリーとチョコレートと前頭葉

私の体重がこの10年間、毎年1kgずつ増えている。週末ランニングしたり、泳いだり、歩いたり、それなりに運動をして体重増加に抗おうとしているが効果が出ていない。空気や水にカロリーがあるのではないかと疑心暗鬼になるが、やっぱり食べ過ぎが原因である。運動するので食べ物が美味しいし、チョコレートが大好きでついついつまみ喰いをしてしまう。代謝能力も落ちているので、摂取カロリーを減らす必要があるとわかっている

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自省録⑦ 一人旅〜英国・ブリストル

自省録⑦ 一人旅〜英国・ブリストル

中年オヤジである私の一人旅は娘たちにキモがられるが、外野の声は横に置いといて、なかなかいいものである。
今回旅をしたブリストルは英国西部に位置する街で、私の好きなバンクシーが生まれ育った街である。その街の歴史は、ローマ帝国時代に遡るとも言われ、商業港として栄えたり、時代と共に変遷し、かつてはイギリスでも指折りの大きな都市であった。

ブリストルは、野生のバンクシー作品が見れるために、死ぬまでには行

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自省録⑥ 新聞配達

自省録⑥ 新聞配達

私は中学1年生の時に新聞配達のバイトをした。毎朝4時頃に起きて、100軒前後の家に朝刊を配達していた。雨の日も台風の日も毎日。その当時、月20,000円程度もらっていた記憶がある。1時間半かかって配達していたから時給で450円程度。安い!今思うと若年労働力の搾取ではないか。でも月に1回の休みは本当に嬉しかった。ゆっくりと寝れることの贅沢さを見に沁みて感じていた。でも、よくあんなことをやったなと思う

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自省録⑤ ハイブリッド型サラリーマンを目指して

自省録⑤ ハイブリッド型サラリーマンを目指して

私は、通算で約26年間企業に勤務しているサラリーマンである。私費で海外留学して貯金を使い果たした。27歳で結婚する時にも貯金がなくて、ハネムーンも行けなかったし、冷蔵庫は妻に買って貰った。また、生命保険も加入していなかった。今考えるとよくこんなに無謀なことやっていたなとちょっと怖さを感じる。でもお金がない当時の私は、資本主義的システムの下で、企業で働くということは労働者であり、資本家と比較すると不

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自省録④ 前頭葉

自省録④ 前頭葉

家の掃除は、長女がシャワールームとトイレを、私はそれ以外のすべて部屋を毎週末に掃除することになっている。しかし最近、長女は毎週末に外泊して、日曜日の夜にしか帰ってこないので長女はその役割を果たしていない。だからついつい強い口調で掃除するように言ってしまう。でも言った後はいつも後味が悪い。私は加齢によって前頭葉の機能が低下し、感情が抑えにくくなっているのであろうか。
前頭葉を活性化させる方法をググっ

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自省録③ 足長おじさん

自省録③ 足長おじさん

私は、自分が生まれたから死ぬまでに、世の中に対して行ってきたポジティブなこととネガティブことを足し合わせて、最終的にポジティブなことがプラスになるような生き方をしたいと思っている。生まれて既に半世紀経つが、現時点ではまだまだネガティブな状態である。

こんな私にも20歳の大学2年生の長女と16歳の高校2年生の次女がいる。長女は英国の大学で、次女は私立高校で学んでいる。父親として、立派に勉強を教えた

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