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自省録⑦ 一人旅〜英国・ブリストル

中年オヤジである私の一人旅は娘たちにキモがられるが、外野の声は横に置いといて、なかなかいいものである。
今回旅をしたブリストルは英国西部に位置する街で、私の好きなバンクシーが生まれ育った街である。その街の歴史は、ローマ帝国時代に遡るとも言われ、商業港として栄えたり、時代と共に変遷し、かつてはイギリスでも指折りの大きな都市であった。

ブリストルは、野生のバンクシー作品が見れるために、死ぬまでには行ってこの目で見ておきたい街であった。思い立って、ロンドンから電車に乗って、ブリストルの街を歩きまくり、さらには2つの美術館に足を運んだ。

The Girl with  Pieeced Eardrum
Well-Hung Lover
The Mild, Mild West

おー!これが本物の野生バンクシー作品だ。本やテレビで見たことのあるものだ! どの作品もメッセージ性があって、洒落ている! 私の好きなフェルメールの傑作である真珠の耳飾りの少女を模倣しつつも、耳飾りがセキュリティアラームなんて!発想力が卓越しており、ウィットも効いている。

普通の家の玄関の壁にも書いている!この家の所有者はプロテクターをつけているではないか。バンクシーよ、私のマンション(借りているが)の玄関にも書いてくれよ!

ブリストルの街を縦横無尽に歩きまくったが、さすがバンクシーを輩出した街だけあって、街がキャンバスのようである

美術館に行ってみてもなかなか良い絵が置いてあった。

The Madonna adoring the infant Christ
The Destruction of Pharaoh’s Host


ボッティチェリ、コールマンやムリーリョなどの心を惹きつけられる作品がたくさんあった。

なんと、バンクシー作品も展示されているではないか。

あれっ、この犬はどこかで見たことがある。。。

私は美術を体系的に学んでいる訳でないが、できるだけ純粋な心でアーティストが創作した美しい芸術品を、生きているうちにできる限り多く、この目で実物を見て行きたい。

次はどこの美術館に行ってみようかな〜

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