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自省録17 なかなか辿りつかない美術館

昨日は早朝から自己啓発とランニングをすませ、朝食中に家から約200kmほど離れた美術館に行くことを決めた。ネットでチケットを買い、駅に行って電車を待っていた。

電光掲示板に10分遅延の表示。何か嫌な予感がした。これが後から振り返ると色々なことが起こった些細な始まりであった。

駅員は電車のドアが壊れたため遅延中と他の客に説明していたが、そんなもんウソだろうと思いつつ、これは長引くと思いKindleで読書に没頭。でも30分たっても進展なし。この電車はキャンセルされたが、待ち続けて、予定より2時間程度遅れて目的地へ出発した。

2時間半かかって目的地の近くの駅についた。駅から直ぐに美術館の方に向かってGoogle Mapに従って歩き、徒歩6分くらいで着いた。立派な教会のような美術館であった。

バーミンガム大聖堂
ラファエロ前派によるステンドグラス

いや、教会であった。入力時に候補を間違ってクリックしたのだろうか。でも教会の中に入って観た。ステンドグラスのデザインはこれまで見たものと異なり、なんとも味のある美しいステンドグラスであり、教会がステンドグラスを飾っている美術館のように見えた。

❄️雹❄️

そんな余韻に浸りながら、外に出ようとしたら急に私を待っていたかのように猛烈な雨が降りはじめた。そして雹に変わりアイスキューブのような氷が強烈に降りつけた。直ぐに止むだろうと思い教会の中で待っていたが、15分くらい経っても止まず、弱った前頭葉のために待つことを我慢できずびしょ濡れになりながら美術館に向かった。


バーミンガム美術館(本館ではない)


The Blind Girl (John Everett Millais)


ようやくついた美術館に入館したら、館員から現在はメインパートは修復中で見れず、一部だけしかみられないと言われた。。衝撃を受け、すごくガッカリしたけど、全面閉館よりマシかと気を取り直し、限られた作品であったが充分に堪能できた。私の好きなミレーの作品も1枚見れたし。でも、いつか戻って改めて全部の作品を見たいと思わせる立派な美術館であった。

帰りの電車は無事に出発してホッとしたけど、まもなく雨がまた強く降りはじめ電車が停車。。。アナウンスがあった。赤信号でどらくらいかかるかわからないけどあきらめないって。マジかよ。

苦労してたどり着いた美術館で、限られた絵画しか見れなかったけど、感情をみだされて見る絵画はよく記憶に残る。。。


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