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南国土佐をあとにして〜part1

こんにちは!hm384352です!
この前の3連休に高知に行ってきましたので数回にわけて感想をお話していきたいと思います!

今日は高知城歴史博物館です!

高知城歴史博物館は高知城の追手門すぐそばにあります。
3階が展示室となっていて、2階はカフェと閲覧室、1階がチケットとミュージアムショップ・情報コーナー等となっています。

1階から3階へと上がると正面に高知城天守が見えます!!高知城へ登る時間が無い!って方はここから眺めるのもいいかもしれません。

さぁ3階の展示室です!
この高知城歴史博物館は国宝や重要文化財を含め約6万7千点に及ぶ土佐藩主山内家伝来の資料や美術工芸品を中心に、土佐藩・高知県ゆかりの資料を収蔵・展示する博物館です。

土佐藩の歴史を伝える総合展示室1では模型やデジタルコンテンツで高知の見所も分かりやすく紹介されており、比較的見やすく展示されています。

高知城の構造や、城下町についても詳しく解説パネルがあります。
また戦国時代の武将、長宗我部氏が建てた時代の遺物も展示されており、個人的に戦国時代の遺物をもっと見たいなぁと思いました。

総合展示室2では土佐の文化を紹介しており、茶道具などの大名道具等が展示されています。
刀剣好きにはたまらない山内家伝来の刀剣もここで展示されているので是非見に来てはいかがですか?

最後の特別展示室では今回は山内家のおひなさまが展示されていました。
山内家に伝わるひな人形、ひな道具、嫁入り道具が一堂に展示されており、その豪華さに驚きました!!
また同時に開催されている王朝文化に憧れて〜では、現在複製展示となっていますが、国宝・「古今和歌集第二十・高野切本」(こうやぎれぼん)が特別展示されていました!

古今和歌集は平安時代の勅撰和歌集で紀貫之や在原業平、小野小町などが有名です!
その中でも展示されていた高野切は、11世紀半ばに源兼行ら3人が分担して書写した巻子本形態の伝本です。巻第五、第八、第二十が完本として伝わっていていずれも国宝指定されています。

この特別展示「山内家のおひなさま〜王朝文化にあこがれて〜」は3月6日まで展示されていますので、是非山内家伝来の資料・美術工芸品を鑑賞しに来てください!!

全体的に展示品よりも解説パネルやデジタルコンテンツが多い印象ですが、土佐藩の文化に的を絞って展示されているので、非常に見やすい博物館となっています。
また市民に向けて講座や講習会、子ども向けのワークショップ、外国人のための文化講座など、幅広く普及活動が行われています。

誰が行っても楽しめる博物館となっていますので、高知を訪れた際には高知城歴史博物館に立ち寄って高知の歴史文化を深く知ってほしいと思います!!


長宗我部氏時代の遺物
高知城についての解説パネル

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