見出し画像

月刊 さわいはじめ 2024年6月

理想的な投稿タイミングからは3週間遅れぐらいなのですが、2024年6月の出来事についてまとめました。危うく「遅くたさなっちゃったし、投稿しなくてもいいかな」という悪魔のささやきに負けそうでしたが、どうにかこうにか7月中に間に合わせました。

■ 仕事

【私が原稿を書いた雑誌が発売されました】

TVステーション12号(5月29日・水発売)

▽ 先取り! 夏ドラマTOPICS
 「ブラックペアン シーズン2」二宮和也さん インタビュー記事
▽ CM調査隊が行く!
 (サントリーコーヒー「クラフトボス」 / 役所広司、杉咲花、神木隆之介、安藤サクラ、やす子、トミー・リー・ジョーンズ)
 (ディー・エヌ・エー「Pococha」 /若林正恭[オードリー]、佐藤満春[どきどきキャンプ])
 (バンダイ「ONE PIECEカード」/神木隆之介、生見愛瑠、水川かたまり [空気階段])

TVステーション13号(6月12日・水発売)

▽ 夏ドラマ Star Face PART.1
 「クラスメイトの女子、全員好きでした」木村昴さん インタビュー記事
▽ CM調査隊が行く!
 (コカ・コーラシステム「COKE STUDIO」 / Mrs.GREEN APPLE)
 (久光製薬「サロンパス🄬」 / 広瀬アリス)

TVステーション14号(6月26日・水発売)

▽ 夏ドラマ相関図特集
 「ブラックペアン シーズン2」
 「伝説の頭 翔」
 「クラスメイトの女子、全員好きでした」
▽ CM調査隊が行く!
 (サントリー「ザ・プレミアム・モルツ」/ 大泉洋、戸次重幸)
 (アマノ株式会社、企業CM / あの)
 (日産「サクラ」/ 松たか子、ゆず)

ダ・ヴィンチ 7月号(6月5日・水発売)

▽ カルチャー ダ・ヴィンチ「お笑い」ページ
 サバンナ八木 さん、レイザーラモンHG さん
 書籍「未確認生物図鑑」について
▽ その道のプロに聞く ダ・ヴィンチ なんでもランキング
 忍者のプロ 福島嵩仁 さん インタビュー記事
 「今日からあなたも忍びの者に!? 忍者にまつわる本10選  」
▽ 電子書籍の沼にハマって眠れない!!
 Google Play ブックス 古本真代さん インタビュー記事

◆ 執筆&取材 はみだしメモ

ダ・ヴィンチ なんでもランキングでインタビューした忍者のプロ・福島嵩仁 さん。忍者に関する研究や情報収集の他、検定の実施、忍者を題材にした町おこし企画や観光企画なども手掛ける「日本忍者協議会」のスタッフさんでした。ひと昔前、忍者の武器といえば手裏剣が代表格でしたが、近年では忍者漫画「NARUTO」の影響で、くないが一番人気なのだとか。また、頭巾に黒装束もコスプレ界ではオールドスタイルで、はちがねを装着しているかどうかが忍者衣装の決め手になることが多い、とのお話でした。忍者ハットリくん育ちの私としては、ただただ「へぇ~」。フィクション作品が、伝統文化やその周辺に影響を与えている実情が面白いと思いました。


■ 趣味、気付きや学び

【音楽活動】

▽  5月に人生初の弾き語りソロライブをやってから、一か月と少し経ったタイミングで「タイカレーまぜ麺ナイト」と銘打った2度目の弾き語りソロライブをやりました。会場は前と同じ八王子ドマ。前回のライブ後に、応援してくれるコアなお客さんに残ってもらって開催した「澤井一弾き語りライブの今後を考えるシンポジウム」で提案してもらったアドバイスを生かして、ライブ構成や新曲を用意して臨みました。
 ライブに向けて「こうした方がいいかな、いや、こっちの方がいいかな」とオリジナル曲のアレンジを微調整し、曲順も考える。一連の過程が楽しいのと同時に、本番での緊張感の心地良さが何ものにも変えがたく、今回も充実感を味わえました。お客さんからの評判も上々。今後も活動を続けていきます!


▽  6月アタマに、所属しているサンバチーム「サウーヂ」が、今年の浅草サンバカーニバルで披露する最新曲のレコーディングが行われ、私は「スルド」「カイシャ」の2パートの収録に参加しました。
 当日未明にアレンジが固まってすぐに録音……みたいな箇所もあり、なかなかの強行軍でしたが、自分の役目は果たせたのではないかと思っています。


▽  20代の頃に全力を注いで活動していたロックバンド「TRANSE(トランス)」のライブを控えるなか、スタジオ入りしてリハーサルを。私の担当パートはエレキベース。今回は実に17年ぶりのライブになるそうです。全国ツアーをしたり、自主制作でCDを出したりしていた仲間との演奏は、時間が経っても不思議としっくり来ます。
 いま現在、弾き語り活動に注力し、ここ数年はサンバチームの打楽器隊の一員として経験を重ねてきましたが、結局TRANSEでベースを弾いている自分が一番自分らしい気がする……、そんなことを感じながらリハーサルしていました。だからこそライブを見に来てほしいし、いまの音楽活動であの頃の自分を超えたいというなかなか難しそうな目標ができました。

 TRANSEのライブに向けて、ちょこちょこと準備を進めるなか、用事があって実家へ。TRANSE現役時代に使っていたエフェクターボードが出てきました。

全国各地のライブハウスで、出演時にもらったバックステージパスがベタベタと。ケースとしてガタが来ていたので、写真を撮って処分しました。全国各地で一緒に戦ってくれてありがとう、お世話になりました。



【2024年5月の見たり聞いたり】

▽  唄三線奏者として活動している妻、まちゃのマンスリーライブ・明神町de唄三線をドマで見ました。恒例企画のコラボコーナーには、歌謡曲パゴーヂバンド「ASADO ASAKAWA」のガットギター奏者・TAMUこと田村さんが登場しました。三線の音色とガットギターの温かくて素朴な音色がとてもマッチしていました。私もまちゃも、ASADO ASAKAWAのメンバーなので田村さんは完全なる身内。自然な流れでラスト数曲で私もパンデイロを演奏することに。楽しい夜でした。


▽  ドマのマスター・廣井さんのツテで、だいぶ昔に一瞬だけお手伝いしたバンド「JUA SAFARI」のボーカル、那津紀ちゃんがフロントマンを務める「ジョニーモイキーとモイキースイング」のライブを見ました。会場はまたもドマ(もはやわが音楽拠点)。「見ました」というか、動画配信のスイッチングと後日の動画編集を担当させてもらいました。
ジャンルとしてはカントリー系。町田が拠点とのことですが、横浜方面に足を伸ばすことも多く、何気にサウーヂとニアミス数回。メンバーみなさん演奏に余裕があって、音楽を楽しんでいる様子を見ていると自然とウキウキしてきます。那津紀ちゃんの歌のうまさにホレボレしました。


▽  上述の「ジョニモイ」と対バンの「O RAMA(オーラマ)」のライブも、動画配信のスイッチングと後日動画編集を担当させてもらいました。
 那津紀ちゃんと一緒に「JUA SAFARI」で活動していたギタリスト・ユウトくんを中心にしたインストバンドで、パーカッション奏者でもあるドマの廣井さんもO RAMAで活動中。いわゆるフェス系のジャムバンドで、ジワジワと曲が進みガーッと盛り上がってドカンとブチ上がる……的なバンドです。  
 世界観の打ち出し方や、その場の空気をO RAMA色に染め上げる力に圧倒されました。ドキドキワクワクしたあとに爽快感が味わえるような、ドラマチックな曲が多数。また見たくなりました。


▽  自分で弾き語りをやるようになってから、いままでほとんど聞いていなかった70年代の日本人フォークミュージシャンの曲を聞くようになりました。少年時代はロック三昧で、フォークにはしみったれたイメージや説教くさいイメージが強かったのですが、いま、51歳になって改めて聞いてみると、当時のネガティブなイメージがいかに視野の狭いものだったかが分かります。また、衝撃を覚える作品も相当な数です。
 フォークミュージックに関して、リスナーとして駆け出しなのでまだまだ有名どころを、軽く聞いた程度に過ぎないのですが、なかでも驚かされたのは遠藤賢司さんでした。しみったれや説教くささの真逆、世相を冷静に見渡して俺流を貫き通す楽曲が多く、ほとばしるパンクスピリッツを感じました。ロック畑で生きてきた私にとっては、腑に落ちる作品が多く、フォークのイメージをすっかりぶち壊してもらえた気分です。
 遠藤さんの代表曲といえば「カレーライス」でしょうか。静かな曲ですし歌詞も可愛らしいのですが、どことなく狂気凶暴凶暴性が性が漂っている気がして、不思議と心に残ります。


 遠藤賢司さんともうひとり、個人的には友部正人さんに惹かれまくっています。友部さんが紡ぐ言葉の美しさや鮮烈な視点の数々は、筋肉少女帯の大槻ケンヂさんや、ブランキージェットシティの浅井健一さんに通じるような印象を受けました。実際に大槻さんや浅井さんが友部さんから影響を受けているのかはわからないのですが、もしかしたら日本語ロックの源流とも言える存在なのでは、と勝手に考察し、興奮し、ネット古書店で歌詞集を入手してしまいました。ベタですが「一本道」が名曲すぎます。


 20代の頃、ロックバンドでプロになるべく活動するなかで「俺たち無敵。すでにロックの道を極めた」みたいな、恥ずかしい錯覚をすることがありました。前に進むためにはそういった錯覚も必要だとは思います。ただ、年齢を重ねる中でこうしてフォークの達人や名曲と出会い、サンバチームでブラジル音楽を学び、ジョイモニやO RAMAのような音楽ジャンルを知り、妻が沖縄三線の道を進み……、というように音楽の幅広さと奥深さには驚かされてばかりです。


▽  応援している女子フットサルチーム・VEEX TOKYO Ladiesが参加している「関東女子フットサルリーグ」が6月9日に開幕。試合会場のウィングハット春日部まで応援に行ってきました。かれこれ10年以上、応援席で太鼓を叩いて応援コールの音頭をとっています。開幕戦は無事に勝利。新加入選手や新キャプテン・かおるの活躍に心が躍りました。


▽  毎日投稿を楽しみにしているYouTuberアイドル「おこさまぷれ〜と。」の登録者が、6月アタマに100万人を突破。私は40万人代の頃からのファンなのですが、なかなか50万人を超えられなかった時期や、メンバーの卒業、新メンバー加入など紆余曲折を追っていたので、100万人突破はシンプルにうれしかったです。

 グループが歴史を重ねていくと「昔の方が良かった」とか「いまの方がいい」とか、応援する側からいろんな声があがります。ですが、グループというのは新陳代謝を重ねて前に進んでいくのが常です。会社やスポーツチーム、私が所属しているサンバチームのような音楽集団もきっとそう。私は昔のおこぷれも、いまのおこぷれも楽しく見ています。
 顔ぶれは変わっても、掲げている看板や歴代メンバーの思いがひとつなら、つながりのある大河ドラマを見るような感覚で応援していけばいいのではないかと思っています。


エピローグ

サンバチームのレコーディング日の話。自分が演奏するパートの収録が終わり、すぐさま帰るのも忍びないので、待合スペースに居残ってメンバーたちといろんな話をしました。サンバのこと、チーム運営のことなどを話すのがメインでは、ありますが話が横道に逸れることもしばしばで、何かの拍子「よく見ているYouTubeチャンネルの話題」に。すると、自分がチェックしている都市伝説系チャンネルや怪談系のチャンネルを見ているメンバーが何人も。もう何年もチームで仲良くしていたメンバーたちと、思いがけない話題で盛り上がることができて驚きました。


6月の出来事に関するまとめを、7月の終わりに投稿。冒頭にも書きましたが「すっかり遅れちゃったから、もうまとめなくてもいいかな」ということになってしまう可能性もありました。そんななか、なんとかこうして投稿している自分を褒めたいと思います。褒められたもんじゃないんですけど。

7月もいろいろあったので、またまとめるのが遅くなりそうですが続けます。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?