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月刊 さわいはじめ 2024年5月

小忙しい毎日にかまけてダラダラとしているうちに、6月中旬を目標にしていた「月刊」の投稿が遅れに遅れることに。誰かに向けた情報発信ではなくあくまでも個人の記録なので、深くは考えないことにすると同時に、むしろこうしてサボらず投稿する自分を褒めたいと思います。ということで、以下、2024年5月のまとめを。

■ 仕事

【私が原稿を書いた雑誌が発売されました】

TVステーション10号(5月1日・水発売)

▽ドラマ特集 推しヒロインマッチング
 「イップス」
▽ CM調査隊が行く!
 (三井不動産「三井のすずちゃん」 / 広瀬すず)
 (パーソルキャリア「doda」 / 北村匠海)
 (アサヒ飲料「カルピス」/長澤まさみ)

TVステーション11号(5月15日・水発売)

▽PICK UPドラマ
 「イップス」バカリズム×オークラ クロストーク(分析パート)
▽ CM調査隊が行く!
 (キリンビール「キリン一番搾り生ビール」 / 岸谷五朗、志尊淳)
 (Clue「&be」 / 川口春奈)

ダ・ヴィンチ 6月号(5月7日・火発売)

▽ カルチャー ダ・ヴィンチ「お笑い」ページ
 ふかわりょう さん
 小説「いいひと、辞めました」について
▽ その道のプロに聞く ダ・ヴィンチ なんでもランキング
 料理のプロ 長谷川あかり さん インタビュー記事
「心と体の元気に繋がる 毎日の料理が楽しくなる本」
▽ 電子書籍の沼にハマって眠れない!!
 DMMブックス 野田昌嗣さん記事

◆ 執筆&取材 はみだしメモ

ダ・ヴィンチに連載されている「電子書籍の沼にハマって眠れない」というページで、電子書籍ストアのスタッフさんにインタビューするコーナーを担当するようになって1年以上が過ぎました。
 取材を重ねるなかで、ストアごとに異なる特色や、キャンペーン企画や無料配信なども盛んに行われていることを知りました。5月発売号にて話を聞いたDMMブックスの野田さんは「弊社は普段から多くの本でお得感のあるポイント還元しているので、キャンペーンにはそれほど力を入れてないんです」と。実際に確かめてみると、確かに他のストアで買うよりもお得感のある本が多い印象でした。
 電子書籍はつい買い慣れているストアで買ってしまいますが、イキオイでポチッてしまう前に「他のストアでもっとお得に買えないか」「特典が充実しているストアはないか」などを確かめてみるのも大事だな、と思うようになっています。


【懐かしいCMをダラダラ見る会を開催しました】

なんとなく3か月おきに開催している「懐かしいCMをみんなでダラダラ見る会」を5月12日(日)に開催しました。会場はお世話になりっぱなしのDOMA HACHIOJI。
 これまでは金曜日の夜に開催していましたが、第6回目にして初めての日曜日開催。「平日は難しいけど、土日なら行けるかも」と言ってくれていた人たちがゾクゾク参加、かと思いきらフタを開けてみたらいつもと変わらないメンバーばかりで「まぁ、そんなものか」と。来てくれる人たちに感謝するばかりです。
 とはいえ初の日曜日開催、さらに2部制としたこともあり、「年次別」でCMを上映する普段とは異なり、87年から92年までのCMを順を追って見ていく流れに。また、懐かしいCMに関するクイズ大会も開催し、参加してくれた皆さんと一緒に盛り上がりました。

次回は8月に開催する予定。何か趣向を凝らした企画を考えようと思っています。懐かしいCMは、ドラマや映画よりも手軽にノスタルジーを味わえる上に、「忘れていた自分らしさ」を再発見できるきっかけにもなるので、見るだけで思いがけないエネルギーが湧いてきます。少しでも気になった方は、お気軽にご参加ください。


■ 趣味、気付きや学び

【音楽活動】

▽  ゴールデンウィーク中の5月4日(土)に、DOMA HACHIOJIにて弾き語りソロライブを行いました。オリジナル、カバー、合わせて全11曲を演奏。
 中学3年から音楽活動を始めてから、楽器奏者としてステージに立った経験は多々あれど、たった一人で人前に立って自分の歌を披露したのはこれが初めてでした。じっくりと準備をして本番に臨みましたが、めちゃくちゃ緊張しました。
 しかしながら、緊張感を楽しめたのも事実で、初めてライブハウスに立ったころに感じていたようなヒリつきや、どこかワクワクした感覚もあり、ものすごく貴重な経験ができました。

 これまで、バンドのメンバーと一緒に演奏する曲や、サンバチームのコンペに参加するために曲は作ってきました。でも、いろいろと思うところがあって、近頃は自分が歌うための「俺の歌」をもっと作っていこうと思うようになってきました。弾き語り活動は、新たなライフワークとしてしばらく続けていくつもりです。DOMAで場数を踏ませてもらい、ゆくゆくは大勢の前で演奏できるようになればいいなと、密かな野望を抱いています。

 ライブ当日の様子は、下のYouTube動画でご覧いただけます。まだまだ粗削りですが、初めての弾き語りなので大目に見ていただければ幸いです。

 なおライブ当日には、弾き語りライブをやる決意を固めてから、ライブ直前までの様子を書きとめたnoteの投稿を、プリントアウト、コピー、製本して、文庫本サイズのzineを作って販売しました。800円。読んでくれる人がいようが、いまいが、作りたかったので作ってみたーーという感じです。10冊作って、6冊買っていただけました。

 そしてzineと同じ内容のPDFを「電子版」としてsuzuriで販売しています。
 zineも電子版も、無料公開中のnoteのマガジンに書いた内容なので、ぶっちゃけタダで読めちゃいますが、加筆修正したところも多いので、だいぶ読みやすくなっているはず。興味のある方は「応援がてら」にご購入ください。


▽  所属しているサンバチーム「サウーヂ」の打楽器隊の一員として、エンコントロ・ヂ・アルモニアというイベントに出演させていただきました。浅草サンバカーニバルに出場するサンバチームが一堂に会する、毎年恒例の本イベントにて、サウーヂは最新のオリジナル曲のお披露目を。ライバルチームのパフォーマンスもたっぷり見ることができました。
 個人的には、弾き語りやその他の音楽活動にも力を注ぎつつも、サンバはサンバで、自分のペースで楽しんでいます。


▽  妻のまちゃが、DOMA HACHIOJIで展開しているマンスリーライブ「明神町de唄三線」に、シークレットゲストのような形で出演させてもらいました。私はパンデイロというブラジルの打楽器の演奏を。

 普段の「明神町de唄三線」は、月替わりのコラボミュージシャンを招いて、琉球民謡、琉球古典、ポップスのカバーでライブが構成されてます。5月のライブではヴァイオリニスト・らら いず実さんを招き、珍しく「インストを演奏する」とのことで、「バックに打楽器で入ってほしい」とパンデイロの演奏を頼まれました。
 私の他に、DOMAのマスター・廣井さんもパンロゴ(ガーナ太鼓)で演奏に参加を。結果的に、アジア(三線)/ヨーロッパ(ヴァイオリン)/南米(パンデイロ)/アフリカ(パンロゴ)ーーという、なかなかに珍しいワールドワイドなアンサンブルが成立することに。
 お客さんからの評判も上々だったので、また同じ組み合わせで何かやってみたいです。


▽  20代の頃、プロを目指して活動していたバンド「TRANSE(トランス)」が、17年ぶりとなるライブが7月13日(土)に予定されており、先頃から準備を重ねています。5月もスタジオに入ってリハーサルを。セットリストも固まり、メンバー5人の『リハビリ』は順調です。
 ライブの主催者・あきは、2002~03年当時トランスのスタッフだった人物。当時は高校生でしたが、その後は、トランスが世話になっていたライブハウスでブッキングマネージャーになったほか、いくつものバンドでスタッフとして経験を。今回、あきから「はじめちゃん、ライブのフライヤーのデザインをお願いできませんか?」という依頼を受け、下のチラシを制作しました。

 曲作りと同じくらい、バンド関連のデザイン制作が好きなので、20代の頃から自己流でいろいろとやっていました。現在使用しているソフトはAffinity design、Affinity photo。 おめでたい感じのデザインにしようと思って作業を進めていたら「お正月初売り!」みたいなデザインになってしましましたが、出来栄えには満足しています。

 そんななか、トランスの某メンバーが不思議な(?)ウェブサイトを発見。日本におけるバンドシーンのビジュアル系カルチャーを研究しているアメリカ人が作っていると思われるvk.gyなるサイトに、われらトランスの情報が掲載されていました。しかもかなり詳細に。特に、私個人のバンド遍歴に関しては、自分が忘れていた情報まで(もしかしたら、どこかに私が書いた情報をコピペしたのかもしれませんが)。

 思い返してみると、かつて見知らぬニューヨーカーから、トランス活動初期のデモ音源(1998年ごろ手売りしたカセットテープ)を所有していることが分かる写真と「トランスのCDを買いたい」というメッセージがFacebook経由で届いたことがあります。……いま調べたらメッセージが届いたのは2016年でした。vk.gyは、きっとその人物が作ったサイトなのでしょう。メッセージを受け取ったときには「なぜにニューヨークでトランスのデモテープ?」と訝しく思い、スルーしてしまったのですが、こんなにも熱心な研究者だとは知らず……。その節は申し訳ありませんでした。
 トランスはビジュアル系バンドではなかったのですが、活動初期にメンバー全員で黒スーツを着てビジュアル系バンドと対バンをしていたので、ウェブサイトのラインナップに加えていただけたのではないかと推理しています。
 時間と空間を超えて「あの頃の俺たち」と直面したような、不思議な感覚を味わいました。


▽  サンバ、三線ライブへの飛び入り出演、7月に向けたリハーサルの合間を縫って、弾き語りソロライブ第2弾の準備も進めました。ライブは6月14日(金)夜に決定。
 初ライブの後に、来てくれたお客さんから「DOMAでのライブは、顔なじみと会って一緒に飲み食いする時間も楽しい」という声があったので、「それならば晩ごはんのついでにライブを見に来る感覚でDOMAに来てくださいな」というコンセプトを思いつきました。そして「フードメニュー1品の半額を澤井一がおごります」という企画を立て、DOMAの看板メニュー「タイカレーまぜ麺」の名前を冠したライブを行うことにした次第です。

 新曲も用意し、5月のライブとは異なるカバー曲の練習もして本番へ! 当日の模様は「月刊 さわいはじめ 2024年6月」でレポートします。……が、このnoteを書いている時点で、すでにライブは終了しているので、気になる方は、弾き語り活動についてまとめたマガジンを見ていただければ。


【2024年5月の見たり聞いたり】

▽  お笑い好きな私的には、芸歴16年以上の漫才コンビがトーナメント戦で優勝を競う「THE SECOND~漫才トーナメント~2024」で大笑いさせていただきました。優勝したガクテンソクさんはの面白さは終始圧倒的。準優勝のザ・パンチさんも、長年テレビで活躍していないことが嘘のような抜群の面白さでした。
 爆笑!レッドカーペットが放送されていた00年代終盤に流行したザ・パンチさんの「砂漠でラクダに逃げられて~」というフレーズがネタ中に飛び出したときには、感動で泣き笑いしました。00年代終盤に「砂漠でラクダに」でウルウルしてしまうとは微塵も思ってなかったので、われながら不思議な気分に。ネタの面白さ、懐かしさ、勝手にコンビ2人の芸人人生を想像して感情移入、などがごちゃまぜになった、分類に困るタイプの感動を味わえました。長年、お笑いを好きでいたからこそ味わえた感覚かも。


▽   FC東京の試合をネット配信で観戦。5月22日のルヴァンカップ鳥栖×東京が見ごたえ抜群でした。引き分けのまま延長戦を追え、PK戦では東京が5本連続ゴールを決め、ノーミスでPKを決めてきた鳥栖の5本目を東京GKの野沢大志ブランドン選手がストップして勝つ、という劇的な展開。タフな試合を経験して、選手たちは一回り大きく成長したはず。
 と思いきや、6月に行われた試合で、すでに大会敗退が決定。なかなか思うようにはいきませんね。だからこそ頑張ってほしくて応援し続けちゃうんですけど。


▽  毎日投稿される動画を楽しみにしているユーチューバー・アイドルグループおこさまぷれ~と。が、5月上旬より新体制に。
 グループ結成時から在籍していたちゃきさん、りあらさんの卒業に伴って、新メンバーのオーディションも行われ、その模様も動画で配信されていました。
 「卒業するのは2人だから、オーディションで選ばれる新メンバーは2人かな。受かってほしいオーディション参加者が4人いるんだけど」と思っていたら、なんとその4人がオーディションを通過。グループは過去最大人数となる8人体制になりました。
 正直に言うと、ちゃきさん、りあらさんが卒業すると、グループからオリジナルメンバーがいなくなるため、若干の不安を覚えていました。でも、オーディションを経て加入したメンバーが全員個性的で、いままでとは違った魅力を持ったグループに進化した印象です。毎日更新される動画を見て、元気をもらっています。


エピローグ

▽ 好き放題の音楽活動や、テレビやYouTubeを見て「わっはっは」な報告ばかりになっていますが、お声掛けいただいた仕事は割と前のめりに、楽しみながらやるタイプです。遊びの時間を確保できないほど仕事で忙しいーーという状況になれば、それはそれでありがたいのですが、それほど忙しくない時期は、しっかり楽しんで、インプットを怠らず、英気を養っている感覚で過ごしています。
 さて、8月2日(金)に人生3度目の弾き語りライブをやることがきまりました。弾き語りライブの予定が入っていると、日々にハリが出るような気がして、仕事にもプラスの影響が出ている気がします……なんてことを書きつつ、5月の報告を終わります。あと数日で6月が終わりますが。


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