池田明優

相撲指導者。京都・日吉ケ丘高校を中心に指導しています。日々の指導を記録しています。

池田明優

相撲指導者。京都・日吉ケ丘高校を中心に指導しています。日々の指導を記録しています。

最近の記事

01/16 練習

ここ数日は体調不良者が出て急遽練習を休みにするなど、思うように練習が進んでいませんでした。昨日から練習再開しました。 まだ土俵は使用することはできませんが、代わりにこの期間は普段時間をかけてできないものに取り組む事をテーマとしています。 主には下半身使い方徹底と強化部位を絞ったトレーニングです。 まずは基本運動として、四股を行いますが、スピードの違う2つのパターン四股を踏みます。早い四股では下半身の強度は高くありませんが、早いテンポで一定リズムのまま動きを止める事なく行い

    • 01/12 トレーニング

      今週は10日から土俵直しを行なっている関係で土俵を使っての練習ができません。 そのため基本運動で身体を追い込んでいます。 10日は私が外部の会議に出席するため生徒だけでの練習になりました。こうした練習の時に、クオリティの高い練習ができるかがとても重要です。日頃の指導が生徒に落とし込めているかが試されます。 11日は基本運動をした後、剣道部と一緒にトレーニングを行いました。相撲部のメニューにはない種目はとても新鮮です。初めて行う種目や動きは身体にとって普段使わない部分を使うため

      • 01/08 小学生練習会

        この日は久しぶりの小学生の練習会でした。コロナ以前は月2度ほど練習会をしていましたがで、コロナ禍で校内への立ち入りも制限されていた影響でなかなか安定して実施できていませんでした。 こうした事情を踏まえると、自前の道場があるということは恵まれているなと実感します。特に京都には市民が気軽に使用できる室内土俵がありません。今後の部活動の地域移行を考える上でも大きな課題です。 そんな中、久しぶりに小学生が参加してくれました。 前からいる子供達が逞しく成長していたり、新しいメンバー

        • 01/07 練習

          初稽古から今日まで、四股やすり足、押しなどの基本動作の改善に取り組んでいます。日頃から指摘している部分ではありますが、シーズン中にはなかなか大きな修正ができません。バランスが崩れ思っていた体の動きができなくなってしまうためです。そのためシーズンオフのこの期間は非常に重要です。この期間にどれだけ正しい姿勢、フォームを身体に覚えさせることが出来るのかで、夏までの成長度合いが変わってきます。 相撲を取ることが練習のメニューに入っていると、選手の多くは、相撲に気力・体力を集中させま

        01/16 練習

          01/05 初稽古

          今日は相撲部の初稽古でした。 25日にちの合同練習を終えた後は、26日に軽めの練習をした後、大掃除を27日まで行い、2022年の終えました。 最近は働き方改革の影響からか学校閉鎖期間が長めにに設定されています。 それに伴い本校の練習も早めに切り上げます。年始のスタートもゆっくりと5日です。心身ともにリフレッシュするためにも少し相撲から離れることも重要なことです。家でどのように過ごしていたのか各選手によって異なり、選手の変化が楽しみでもあります。体重が増えていると良いのですが、

          01/05 初稽古

          2022/12/25 合同練習

          この日は大学生2名と卒業生1名が稽古に参加してくれました。人数は少なかったですが、充実した練習になりました。 この日の練習のメインは「引き立て稽古」です。この呼び方は一般的なのかはわかりません。私も京都に来てからこの呼び方になりました。似たような言葉で「あんま」や「約束稽古」などもありますがニュアンス的にこの呼び方がしっくりきています。 「引き立て稽古」は相撲を取るのは変わりませんが、強者が一方的に押し出したり、寄り切るのではなく、弱者に対して胸を出し、攻めさせます。相撲

          2022/12/25 合同練習

          2022/12/24 練習試合

          前日23日はトレーニングの疲れを考慮して軽めのメニューで調整を行いました。 この日は三重県の高校生・中学生との練習試合でした。インターハイ前にも一緒に練習させてもらい久しぶりの練習試合です。 他のチームも当然のことながら半年弱の間、試行錯誤して成長を遂げています。そうした姿がすごいなと思う反面、自分のチームはどうなのか少し不安になります。毎日見ていると変化に気づきにくかったり、気づいても選手は波をうって成長していくのでどのくらい伸びているのかわからなくなります。自分達の現在

          2022/12/24 練習試合

          2022/12/22 筋肥大

          明けましておめでとうございます。 昨年末からnoteを利用し始めました。 まだまだ、文章が上手く書けませんがご容赦ください。自分自身の言語化能力を上げるため、また指導の振り返りのために続けていこうと思います。 そんな私ですが、30日に体調を崩し大晦日は救急病院へ行くことになりました。 普段から体調管理が大切だと生徒に言っているにも関わらず情けない話です。 今は無事に回復しています。昨年の書き残しを書いて行きます。 この日は年内最後のトレーニングでした。 前回のMAX測定で

          2022/12/22 筋肥大

          12/21 あたって終わり

          この日から日吉ケ丘高校は補習期間となりました。23日まで続きます。 補習も午前中で終わるため、普段の平日の練習よりもじっくり取り組むことができます。 今週の練習は、17日の練習試合の反省を生かした内容に取り組みました。 前回の練習試合で気になったことは、立ち合いあたった後、動きが止まってしまうことです。立ち合いが良くなってきているため、よりこの部分が気になりました。 どんなにいい立ち合いをしても、そこで動きが止まってしまっては、折角の立ち合いが台無しです。何のために強くあた

          12/21 あたって終わり

          12/20 終業式

          この日で長い2学期が終わりました。 相撲部の活動も国体を終え、3年生の引退、新チームの始動と大きな節目がありました。選抜予選は残念な結果となりましたが、選手の意識は間違いなく変わってきました。しかし、まだまだ足りていません。 今の3年生は良くも悪くも手があまりかからなかった印象です。彼らに比べると、2年生以下はとっても手がかかります。日々彼らと対峙することで指導者として成長させてもらっています。練習の質・量ともに上げていかなくてはなりません。しかし少し目を離すと、途端にめちゃ

          12/20 終業式

          12/18  中学生トレーニング講習会

          この日は中学生向けのトレーニング講習会実施しました。普段、相撲部のトレーニングを指導していただいている先生に講師をお願いしました。 京都の中学生の相撲シーズンは11月上旬に新人戦を終えると5月GWの春季大会まで主要の大会がありません。白鵬杯やコロナ以前ではまいど大阪などに参加する選手もいますが多く選手は試合間隔が空いてしまいます。この課題はまた別に考えていく必要があります。 日吉ケ丘高校の相撲部員はほぼ全員が京都の中学校で相撲を経験してきた選手です。そのため入学後に直面す

          12/18  中学生トレーニング講習会

          12/17 練習試合

          この日は岡山の高校が練習に来てくれました。 コロナ禍で他校との練習が減ってきている中、とてもありがたい機会です。 また、新チームなり初めての練習試合、今までは先輩がなんでも指示してくれていましたが、 そうはいきません。自分自身で考えて、相手チームを迎えなければなりません。これも人を迎える。おもてなし精神の練習になると考えています。 とても面白い失敗もありましたが何とか最低限のことはクリアしてくれたかなと思います。 練習試合の内容としては、私の想像よりよかった印象です。これ

          12/17 練習試合

          12/11 合同練習

          初投稿になります。 日々の指導記録として利用しています。 合同練習、社会人・大学生・高校生と違うカテゴリーの選手との練習は学ぶことが多いです。 指導者同士の交流も大切だと感じました。 指示の仕方、声のかけ方ひとつで選手の動きが変わる。このことを強く感じます。普段指導している生徒が、他の指導者からの指示や声かけによってどのように動くのか、その反応の一つひとつがとても新鮮でした。 また、自分自身も社会人・大学生に対して普段では教えないレベルのことを指導することで、自分の指導

          12/11 合同練習