01/05 初稽古

今日は相撲部の初稽古でした。
25日にちの合同練習を終えた後は、26日に軽めの練習をした後、大掃除を27日まで行い、2022年の終えました。
最近は働き方改革の影響からか学校閉鎖期間が長めにに設定されています。
それに伴い本校の練習も早めに切り上げます。年始のスタートもゆっくりと5日です。心身ともにリフレッシュするためにも少し相撲から離れることも重要なことです。家でどのように過ごしていたのか各選手によって異なり、選手の変化が楽しみでもあります。体重が増えていると良いのですが、、、なかなかそうはいきません。

初稽古で大切にした事は目標設定の具体化です。
練習に入る前にそれぞれの目標を言ってもらいました。「しっかりやる」「気合を入れる」「インターハイで勝つ」「〇〇選手に勝つ」簡単に挙げるとこんな感じの目標でした。後2つはまだ許せる範囲ギリギリです。これから具体的にどうすれば良いのか深めていくことができます。しかし、前2つは残念でなりません。
明日再度目標を発表して貰います。

その発言をする選手は練習もしっかりやるし、気合も入ってます。そこでなぜこの発言になるのか、指導者としては考えさせられます。年始から悩ましい宿題を生徒から貰いました。
今日の練習を見ながら、また家に帰ってから頭を整理しました。
この選手は元々こういうぼんやりとしたニュアンスのことであったり、なんとなくそれっぽいことを言う選手です。考えて考えて、間違えないように、失敗しないように保険をかけた物言いをします。この事についてはその度に指摘してきました。
これは私の考えですが、自分自身を振り返ってもこうゆう発言をしているときは、自信がないときです。物事に対して自信がないから、ふわふわした話をしたり、それっぽく聞こえる話をします。
そう考えると余計にショックでした。
どうでも良い話をそれっぽく喋ることが出来るのはそれはそれで、ひとつの個性かなとも思います。しかし、今回はこの選手が一番時間をかけて取り組んでいる事に自信を持たせてやることができませんでした。
この数ヶ月、まだまだ足りない部分は沢山ありますが、本当に頑張っています。
相撲的にも、精神的にも少しタフさが出てきただけに、今日の目標発表で変化を期待していましたが、そう簡単にはいきませんでした。本人だけなく私自身の指導のやり方を考える必要があります。

そうは言っても明日は変化があるのではと期待しています。
初稽古から素晴らしいスタートとはなりませんでしたが、あくまでゴールはインターハイ。ここで素晴らしいゴールを目指していきたいと思います。

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