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緊張してたら


初対面の人に会う、はじめて何かの集まりに参加する等「はじめて」がちょっと苦手です。
自分で行こう!と選択していることなので、楽しみなはずなのに同時に緊張が伴います。

そんなとき、どうしていますか。

「人」「人」「人」って手のひらに3回書いて飲み込むとか、「みんなカボチャ」と思うようにするとか。
子どもの頃よくやってました(笑) 乱用してたということはこの緊張しいは子どもの頃から変わってない模様。

で、十分大人な現在の私はどうしているのかというと
「私、緊張なんて全然してませーん」と平静を装って、緊張している自分を見ないようにする。

それでも、消えないと「なんで緊張してるんだよ!」「消えろ!」「なんでいっつもお前はそうなんだよ!」と緊張している自分にキレる。

というのが今までのパターン。
今はその続きがあって

「あー、緊張してる」と緊張している自分の様子に気づいたら
「緊張するよね、そりゃそうだよね、そうだ、そうだ」と
私の中の応援団長「そうださん(以下S)」が登場します。

私「行くの、イヤだ」
S「そうだよね、行くのイヤだよねー。そうだ、そうだ。行ってられっか!」
私「だって、〇〇なんだもん」
S「そうだ、そうだ、〇〇だ!!やってられっか」「そうだ!そうだ!」

「そうださん」とやりとりしていると「あれ?そんなにイヤじゃないかも。」と元々の楽しみな気持ちの方がぐいっと前に出てきたりするので不思議です。

「あー、うまくやれなかったらどうしよう。不安」
「受け入れてくれないんじゃないか。怖い」等と
さらに緊張の下にあった本音や感情に気づくと、緊張している自分でも大丈夫になってきたりします。

前半に登場した、見ないことにする「シカトさん」も、キレる「キレキレさん」も、このまま緊張してたらまずい!なんとかしなくちゃっ!と思って登場するんです。
形は違うけど、みんな自分を応援している応援団です。他にも沢山の個性豊かな応援団員がいます。どれもみんな自分の味方です。そして、どれも自分です。

もし、あなたの応援団員がシカトさんやキレキレさんのように辛口な人ばかりだったら「そうださん」のような人も入団させてみてはどうでしょう。どんな感じの人が登場してくるんでしょう。気になります。

ちなみに、私のイメージの中の「そうださん」はオリンピックおじさんのように「そうだ」と書かれた大きな旗を振りながら「そうだ!そうだ!」と全力で言ってくれています。時に何人も出てきます。

こんなふざけた名前を付けて、ひとりで対話しているというのはどうなんでしょう。ヤバい人ですか・・・って私が思っててちょっとビビってます(笑)
でも、自分の中に浮かんでくる思いに名前をつけるというのは、心のしくみから見て、自分が楽になるためのきっかけとして理にかなっているんですよ。それについてはまた改めて書いていきたいと思います。

最後まで読んでくださって、ありがとうございます。


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