榎本 妃世里

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榎本 妃世里

通販会社(ていねい通販)の採用担当|ていねい書店(https://www.teinei-bookstore.jp)編集長|#企画メシ 2021 |0歳児ワーママ|誰かにとっての伴走者でありたい。

記事一覧

28歳。走って、歩いて、遠回り。

あと1年と8ヵ月で、わたしは30歳になる。 大袈裟なんかではなく、ほんとうに中学生の頃からほとんど容姿が変わっていないわたしにとって、その事実はあまりに実感が湧かな…

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過去の積み重ねを、未来に飛ばす。

学生時代から「頑張っていない自分」がキライだった。なんというか、怖かった。だから、何か頑張りたい!と常に探していたような気がする。 だいぶ仕事にも慣れて余裕が出…

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誇らしき、悔しさ記念日。

「涙があふれて止まらない」ってよく歌詞にあったりするけど、今日の私は、まさにそんな感じだった。オンラインで受講していた講義が終わり、Zoomの画面を閉じた瞬間、感情…

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涙の理由は、悔しさと、バターでした。

講義中、はじめて泣くのを堪えた。自分に腹が立って、悔しくて、「なんであんなことしてしまったんやろう」って後悔して。 今回は、コピーライター阿部広太郎さん主催の『…

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見えなくても、キャッチボールはできる。

「え、なんか・・・めっちゃおもしろそう!!」 “課題”をもらって、こんな気持ちになったのは久しぶりだった。 『企画でメシを食っていく2021』、4回目となる今回の講…

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誰だって山に登ることはできる。誰かとなら、もっと。

「同じチームですね!よろしくお願いします!」 ピロン!とスマホにDM通知が来たのは、講義終了後5分も経たないうちの出来事だった。 「はやっ!!」 そのスピード感に…

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心が、あっちにいったり、こっちに来たり。

「伝統芸能、かぁ・・・」 企画でメシを食っていく2021、第二回の講座へ向けた事前課題は「“伝統芸能”を調べて、あなたが見つけた魅力を説明してください。」というもの…

36

小学生のような感想文に、ならないように。

「どうやった?」 「疲れたけど、たのしかった!」 2時間半の中で感じたことがありすぎてまとまらず、小学生のような感想しか出なかった自分が、情けなくも笑えた。 わく…

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28歳。走って、歩いて、遠回り。

28歳。走って、歩いて、遠回り。

あと1年と8ヵ月で、わたしは30歳になる。

大袈裟なんかではなく、ほんとうに中学生の頃からほとんど容姿が変わっていないわたしにとって、その事実はあまりに実感が湧かない。

4年制大学を卒業し、新卒で入社した会社で1年目から採用担当をしているが、その歴ももう6年目。仕事には慣れても、あらゆることが追いつかないまま日々を重ねている。

わたしは「30歳」というのをどうも大きな節目に感じているようで、

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過去の積み重ねを、未来に飛ばす。

過去の積み重ねを、未来に飛ばす。

学生時代から「頑張っていない自分」がキライだった。なんというか、怖かった。だから、何か頑張りたい!と常に探していたような気がする。

だいぶ仕事にも慣れて余裕が出てきた、社会人5年目の春。私は、『企画でメシを食っていく いつか仕事で再会するための連続講座』という半年間の講座に飛び込んだ。

企画でメシを食べていきたい!と思っていたわけではなくて。なんなら、企画に対する苦手意識がすごくあった。でも、

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誇らしき、悔しさ記念日。

誇らしき、悔しさ記念日。

「涙があふれて止まらない」ってよく歌詞にあったりするけど、今日の私は、まさにそんな感じだった。オンラインで受講していた講義が終わり、Zoomの画面を閉じた瞬間、感情が追い付かないほど、次から次へと。

あれ、たしか、前も泣いてたな、私。だけど今回は、今まで一番、泣いた。

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5か月前から受講している『企画でメシを食っていく2021』という、企画を学べる全8回の講座が、残すところあと1回とな

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涙の理由は、悔しさと、バターでした。

涙の理由は、悔しさと、バターでした。

講義中、はじめて泣くのを堪えた。自分に腹が立って、悔しくて、「なんであんなことしてしまったんやろう」って後悔して。

今回は、コピーライター阿部広太郎さん主催の『企画でメシを食っていく2021』という講座での学びと、そこでの情けない自分の感情を、全部はき出して残しておきます。

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第5回目となる今回の講義では、出版社 ライツ社の代表、大塚啓志郎さん をゲスト講師にお招きしての「本の企画」が

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見えなくても、キャッチボールはできる。

見えなくても、キャッチボールはできる。

「え、なんか・・・めっちゃおもしろそう!!」

“課題”をもらって、こんな気持ちになったのは久しぶりだった。

『企画でメシを食っていく2021』、4回目となる今回の講座のテーマは「対話の企画」。そして課題は

というもの。この課題を出してくださったゲスト講師は、ダイアログ・イン・ザ・ダークの檜山晃さん。

正直、お恥ずかしながら、オリンピックもパラリンピックも、ものすごく興味が強い分野ではなくて

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誰だって山に登ることはできる。誰かとなら、もっと。

誰だって山に登ることはできる。誰かとなら、もっと。

「同じチームですね!よろしくお願いします!」

ピロン!とスマホにDM通知が来たのは、講義終了後5分も経たないうちの出来事だった。

「はやっ!!」

そのスピード感に度肝を抜かしつつも、すぐに連絡をくれたことが嬉しかったのを覚えている。 これが、私たちのはじまりだった。

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今わたしが受けている『企画でメシを食っていく2021』という講座では、毎回講義の最後に、次回に向けた課題が発表され

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心が、あっちにいったり、こっちに来たり。

心が、あっちにいったり、こっちに来たり。

「伝統芸能、かぁ・・・」

企画でメシを食っていく2021、第二回の講座へ向けた事前課題は「“伝統芸能”を調べて、あなたが見つけた魅力を説明してください。」というものだった。

第一回目の課題「自分の広告をつくってください」のときは、あんなにわくわくして初日からさっそく机に向かって取り掛かったのに。今回は、なんとなく腰が重い。我ながら、わかりやすい正直な心の反応だった。

未知のものに出会ったとき

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小学生のような感想文に、ならないように。

小学生のような感想文に、ならないように。

「どうやった?」
「疲れたけど、たのしかった!」

2時間半の中で感じたことがありすぎてまとまらず、小学生のような感想しか出なかった自分が、情けなくも笑えた。

わくわくどきどきしながら迎えた『いつか仕事で再会するための連続講座 企画メシ2021』初回講義の日のことを、しっかりと刻んで残しておきます。

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遡ること、約1ヶ月半前。

「あんなぁ、“超言葉術”の著者の阿部さんって方が主催され

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