ひつじのまさこ

本、創作(小説、短歌、エッセイ)、ゆるキャラ、鉄道、文房具が好き。

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最近の記事

つづる気持ち:新年度一か月おつかれさま

こんにちは。ひつじのまさこです。 新しい環境で4月を迎えた方、おつかれさまです。 私も少しずつ慣れていかなければ…と思いながら、月末になりました。 それにしても、年度当初というのはどうしてこんなにやることが多いのでしょう。 そして、何とつかれることでしょう! 私は異動(転勤)したため、まずは通勤手当の登録。しかもこれは初日のうちに必ずやるように、とのお達し。 今はもちろん、昔と違って、パソコンでの入力によります。 次に、部署の顔合わせ。 新年度の年間予定の確認。 当面の

    • 明日から新年度

      こんにちは。ひつじのまさこです。 3月31日、今年度の終わりですね。 私の仕事の場合は、年度単位で動くもので、けっこう慌ただしい時期です。 転勤(異動)が決まり、ここ2週間くらいは片づけをする時間が多くありました。 数年間なのに、なぜ引き出しの中にはこんなにも物が入ってしまうのでしょうか!? 割りばしがなぜ3膳も…とか、メモ帳が10種類くらい見つかった…とか、ありませんか? (私だけ?) 輪ゴムもなぜか次々出てくるし、ゼムクリップもあちらこちらから出現。 これは私に、物の整

      • うるう年(leap year)

        こんにちは。ひつじのまさこです。 今日は2月29日。うるう年のため、4年ぶりのこの日付です。 私が専門にしている英語では、うるう年はleap yearといいます。 そもそもleapとは、名詞で使えば跳躍や飛躍のこと。 なぜleapなのか、ふと気になって調べてみました。 諸説あるようですが、曜日がひとつ飛ぶから、というのがあるそうです。(多数のウェブサイトを参照しました。) 365日は、52週と1日。 ということは1年経つと、曜日が1日ずれます。 例えば今年月曜日だった日

        • 新年と震災と

          ひつじのまさこです。 遅ればせながら、新年のごあいさつ申しあげます。 本年ものんびりペースではありますが、読んでくださるみなさまに何かプラスになるようなことばをお届けできるように、発信してまいります。 おつきあいくだされば幸いです。 そして、能登半島地震で被災されたみなさまに、お見舞い申しあげます。 昨年の桜の時期に、和倉温泉と能登鹿島駅の桜、のと鉄道の旅を楽しんできたのですが、今どうなっているのかとても心配です。 「能登はやさしや土までも」とうたわれる、あたたかい人と街。

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          2023年の終わりに

          こんにちは。ひつじのまさこです。 今年はあまり多く更新できなかったのですが、年末ということでちょこっと振り返りをしてみます。 年度替わりで部署が変わったため、生活がちょっと変わりました。 自分の健康面でも、変化が生じました。今は3か所通院が必要な状態です。とはいえ、フルタイムで働ける程度には元気です。 さて、毎年何かしら初めてのことをしているのですが、 今年は「ブックサンタ」に参加しました。 ブックサンタ、ご存じでしょうか? さまざまな事情で大変な境遇にいる子どもたちへ、

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          「これから出る本」休刊の知らせに

          ひつじのまさこです。 師走ですね。みなさまいかがお過ごしでしょうか。 さて、最近ショックだったのがこの件。 書店(特に大きなところ)に置いてある、「これから出る本」という案内物があります。 毎月2回(ときどき合併号もありますが)発行されている、新刊書をNDC(日本十進分類法)と児童書や資格試験などに分類して紹介しているものです。 こんな本が出るんだ! というわくわく感をもたらしてくれるこの小冊子が、ついに休刊となってしまいました。 個人的には、年に一度の表紙イラストの公募

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          noteを始めて1周年

          ひつじのまさこです。 しばらく身辺にいろいろありまして、ご無沙汰しておりました。 気づけばnoteを始めて1年! なんということでしょう! Time flies! 時のたつのが年々早くなってます…。 ご覧いただいているみなさま、本当にありがとうございます。 これからも細々とではありますが、いろいろなことをつづっていけたらと思っております。 いつまでも暑いと思ったら急に涼しくなったり、 着るものに悩む季節ですね。 そして職場ではインフルエンザがはやっています。 先日インフ

          noteを始めて1周年

          この時期に思い出す本『ガラスのうさぎ』

          残暑お見舞い申しあげます ひつじのまさこです。 毎日熱中症警戒アラートかと思いきや、今日は台風。 地球はどうなっているんでしょう?? 猛暑で大変な地域のみなさま、台風で大変な地域のみなさま、 どうかお疲れの出ませんようにご自愛くださいね。 さて、今日は8月15日。 毎年思い出すのが、高木敏子(著)『ガラスのうさぎ』を読んでいた時のことです。 小学校何年生のときだったかは覚えていないのですが、私はあまりにも没頭して読んでいたので、母に声をかけられても微動だにしなかったそうで

          この時期に思い出す本『ガラスのうさぎ』

          つづる季節 暑中お見舞い

          お久しぶりです。ひつじのまさこです。 各地、猛烈な――というよりは災害のような暑さですが、 みなさまいかがお過ごしでしょうか。 熱中症にはくれぐれもお気をつけくださいね。 さて、暦の上では「大暑」を過ぎました。 暑中お見舞いを出す季節ですね。 といっても、「かもめ~る」はもうないですし、 そもそも葉書を書くこと自体が少なくなったのではないでしょうか。 そう思っていたら、文具店でも商業施設の文具売り場でも、 まだまだ「夏柄の葉書」は健在。 朝顔、風鈴、かき氷、うちわ、蚊取

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          旅の記録:やかげ郷土美術館と矢掛町

          こんにちは、ひつじのまさこです。 5月の連休には、お出かけになった方も多いのではないでしょうか。 そろそろマスクを外して、ちょっと遠くへ行きたいなぁと思った方もいらっしゃったでしょう。 私も今回の連休は、珍しく休めたもので、小さな旅に出ました。 やかげ郷土美術館。 今回の旅の目的地です。 どこ? 私も実は知りませんでした。 岡山県矢掛町。岡山駅から山陽線、伯備線を経由して、さらに井原鉄道に乗り換え、矢掛駅下車。 山陽道の宿場町として栄えた街なのだとか。 目的は、

          旅の記録:やかげ郷土美術館と矢掛町

          旅の記録:ロイヤルオークホテルの思い出

          こんにちは、ひつじのまさこです。 仕事仕事で、オンオフの切り替えが下手な私。 数年前、〈何もしない〉ことに挑戦しようと、旅行パンフレットを見ていた時のことです。 あることばが、自分にとびこんできました。 ホテルでエステの女子旅。 遠すぎず近すぎない、絶妙な距離のある場所でした。 それが、大津にある――今は、「あった」というべきなのですが――ロイヤルオークホテル スパ&ガーデンズでした。 12月の末、駅から送迎バスに乗って着いたホテルは、一瞬ここがどこなのかと思って

          旅の記録:ロイヤルオークホテルの思い出

          つづるきもち:新年度

          こんにちは。ひつじのまさこです。 新年度が始まって3週間ちょっと、いかがお過ごしでしょうか。 新しい環境ではりきっている人、逆にちょっと疲れたという人、いろいろだと思います。 見えない疲れも案外たまっているものです。 ということで、ちょっと気分転換にご覧いただければ幸いです。 春眠暁を覚えず――夜が明けたことにも気づかず寝過ごしてしまった。 (私の場合は、年がら年中よく寝ていますが…) 眠れるというのは、とてもいいことだと思うのです。 体が眠りを欲しているのですから、その声

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          本棚から:大崎善生『聖の青春』

          こんにちは。ひつじのまさこです。 王将戦で、羽生善治九段(私のあこがれの人のひとりです)が藤井聡太六冠に敗れましたが、ある新聞に先崎学九段が「羽生君がいたから 頑張れたのさ」という寄稿をされていました。 とても心にしみる文章でした。 それで何度目かの再読をしたのが、『聖の青春』です。 映画化されたので、ご存じの方も多いでしょうが、簡単にご紹介。 幼いころから腎臓病と闘いながら、名人をめざした村山聖九段(死後追贈)のノンフィクションです。 世代としては、羽生九段と同じです。

          本棚から:大崎善生『聖の青春』

          つづる季節:3月11日

          花は咲く あの日の寒さも糧として 気づけば遠くここまで来ていた こんにちは。ひつじのまさこです。 12年前の3月11日、私は4月の復職に向けて準備をしていました。 家で頼まれた買い物をしに、お店へ向かって歩いていた時のこと。 それが、あの時間でした。 あれっ? 揺れている? と思って、建物側に寄りました。 近くを歩いていた人同士、「揺れてますよね」「電線めっちゃ揺れてますね」などと言いつつ、不安を紛らわそうとしていました。 関西にいて、その状態でした。 東北は福島にいる

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          つづるきもち:変わりたい

          ハサミ入れはらりと重き黒髪は誰かのために旅に出てゆく こんにちは、ひつじのまさこです。 冒頭の歌は、3年前の秋にヘアドネーション(といっても31cm未満でもできるものでした)をしたときのものです。 その時と同じくらい、今回、髪を切りました。 バッサリいきたいんです。 変わりたくて。 そういうオーダーをしました。 結果として、部分的には20㎝くらい切り、とても軽くなりました。 変わりたい、という自分の気持ちが、目に見える形になりました。 真っ黒でまっすぐな自分の髪は、

          つづるきもち:変わりたい

          書で楽しむ:立春

          こんにちは、ひつじのまさこです。 今日は立春。 暦の上では春、と言われても…という気はしますが、春立つということで思い出したものを、和漢朗詠集から書いてみました。せっかくなので、優雅な気分を味わうべく、仮名の料紙(練習用ですが)も使っちゃいます。 お手本にしたのは、田中塊堂先生の書『和漢朗詠集 四季』です。 若干右に流れていますね💦 まだまだ稽古不足です…。仮名をもっとしっかり勉強しないと。 時季にあわせた和歌や漢詩を知る楽しみと、それを書く楽しみ。 両方味わえて、とても

          書で楽しむ:立春