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マンガ飯をつくる#8〜鍋焼きうどん「耳をすませば」- ジブリ飯

明けましておめでとうございます㊗️🐯
なみなみさんです。

雪、ですね〜❄️
今日は関東では今年初のガッツリ雪模様なお天気です。
今回はそんな寒い日にぜひ作ってほしいと思い、ついに、禁断の?、あれを、作ってしまいました!

そう、、、

「 ジブリ飯 」

です!!!!!


みなさんご存知、日本が誇る、最愛なるアニメ映画製作スタジオ ジブリさま!
その映画に出てくるご飯はどれもよだれが出るほど美味しそうで、それを再現したものが「ジブリ飯」です。

簡単に" パズーの目玉焼きトースト "は作ったことがあったのですが、本格的に作って載せるのは今回が初めて。
近年、人気のジブリ飯は、作っている方が沢山いらっしゃるし、そのどれもクオリティが高いので「適当なものは作れない!」と思い、きっちり材料を揃え、頭の中で何度もイメージトレーニングを繰り返し(その度作りたい衝動に駆られよだれを垂らし)てから、今回、初めてのジブリ飯を作り上げました……!

寒い季節に思い出す、あっつあつ、はっふはふの、あのシーン。


タイトルで既にお分かりですね。

ジブリ映画「耳をすませば」より、

" 鍋焼きうどん "


です!!!!!

特徴的なのは星形に切られたニンジン!
このたった一つのアクセントがあるだけで、一気に可愛くなりますよね。
おじいさんのお茶目さや、中学生の雫への優しさが伺えます。


こちら、シンプルな普通のうどんに見えますが、土鍋で作ることによって、遠赤外線効果で中からじんわりと火が通り、一般家庭で普段使っているようなアルミ鍋や鉄鍋で作るよりも、うどんのとろみや野菜の旨みが出て、

す、すごく、美味しい〜〜〜!?!!


(この鍋焼きうどんを作って食べてから、美味しすぎて、この違いはなんだ?と思い、土鍋の効果については私も後から調べて知りました!)


見た目による雰囲気だけじゃない、今まで作ってきたうどんとは明らかに違う美味しさにびっくりしました。

土鍋、最高です、、、!


(ちなみに、土鍋は保温効果も高いので、勉強や作業をしながらの夜食にも向いているし、火の通りがいいのでご飯などを炊いてもめちゃくちゃ早く仕上がって便利です。
私もこの冬から1人用土鍋を買って使い始めたのですが、鍋に炊飯にと、もうほぼ毎日使っています。
まだ使ったことがない人もこの機会にぜひ!)



土鍋で、あつあつ、とろっとろの" おうどん "を、ふーふーしながら食べるしあわせ!

うーん、、、沁みます、、、!


映画のあらすじはみなさんご存知だと思うので省略!
今回はせっかくなので作り方を載せてみます。

⭐️おじいさんの鍋焼きうどんの作り方⭐️

材料(一人前)
・うどん…1玉
・ニンジン…輪切りで薄く2切れ
(クッキー型などあればよかったのですが、無かったので、私は包丁でそのまま切りました。)
・ほうれん草…1束くらい
・かまぼこ…2枚(0.5センチくらいの薄切り)
・卵…1個(S〜Mサイズお好みで)
・水…1カップ
・粉末だし…小さじ1
・醤油…大さじ1/2
・みりん…大さじ1/2

1. 土鍋に水、醤油、みりんを入れ、強火にかけ煮立たせてから粉末のだしを加えて混ぜる。
(昆布や鰹節から出汁をとろうかなとも思いましたが、おじいさんが普段作るときには顆粒だしだろうなと思い、そうしました。)
この時、同時に、ほうれん草を茹でるために別の鍋でお湯を沸かしておく。

2. 星形に切ったニンジンを先に入れる。
(星形の切れ端ももったいないので、入れてしまいます。底の方に入れておけば見映えには影響なし!)

3. うどんを上から入れて土鍋の蓋をし、中火にかけて5分ほど煮込む。

4. 沸かしておいたお湯に塩をひとつまみ入れ、ほうれん草を1分弱ほどさっと茹で、すぐザルにあけ、ボウルに入れて流水で冷やす。
粗熱がとれたら、水気を絞って、根を切り落とし、4センチ幅くらいで切り、絞って束になったままの状態でうどんの上に入れる。
(出汁の味をつけたいので、少々押しこむ感じ)

ほうれん草を乗せる前に星形ニンジンはうどんの上に出して乗せておく。

5. かまぼこも乗せ、蓋をして2分ほど煮込む。
(かまぼこにも味を染み込ませたかったので)

6. ほうれん草で土手を作るみたいに上下に置いた真ん中に卵を割り入れ、蓋をして、1分弱で火を止め、余熱でちょうどいいくらいまで火を通して、完成!
(蓋をする前にレンゲなどで少し出汁を上にかけると卵が綺麗に仕上がります)

緑の野菜は調べましたが、正解はなさそうだったので、1番家庭的で馴染みがあるかなと思う、ほうれん草にしました。
ほうれん草の葉の部分と茎の部分で上下に土手を作って、目玉焼きも綺麗に仕上がりました♪

かまぼこは普通に食べる時は1センチくらいの厚切り派ですが、味が染みてほしいので0.5センチくらいの薄切りにしました。

ニンジンも薄切りにしたので、少しくるんとしてしまいましたが、可愛く仕上がりました!
この見た目だけでも元気が出ます。

この鍋焼きうどんが登場するシーンは、主人公の雫が、初めて小説を書き上げ、最初に読んでくれると約束をしたおじいさんに小説を読んでもらったあと。
そこで、おじいさんが作ってくれたもの。

「まだ全然思うような物語を書けない」と書きながら本人も気づいている。それでも、焦りや不安を感じながら最後まで必死に書き上げた雫に、おじいさんは「よく頑張りましたね」と声をかけ、熱々の鍋焼きうどんを作ってくれました。
堰き止めていた涙があふれて、泣き腫らしたあとに、地球屋のあの暖炉の前で食べる、熱々のおうどん。

映画を観ているだけでも、胸に迫り上がってくるものがあり、実際に食べていなくてもあのうどんの味を懐かしいとさえ感じます。

ジブリ映画の不思議さって、"懐かしさ"ですよね。

実際に観たことのない地方の文化やファンタジーの景色も、自分の年齢からは古い時代のものでも、"懐かしい"と感じるあの魔力。
小さい頃から繰り返し何度も観てきた刷り込みもあるかもしれませんが。

ジブリを観て育ってきた私は、あの"懐かしさ"をいつもどこか求めてしまいます。

その味を、今回、再現して、実際に舌で味わうことが出来て、より雫の気持ちに感情移入してしまい、思わず、私も涙が。。。

夢をもって目指し始めるときってキラキラした気持ちだけど、実際に夢のために行動をしてみると、自分の実力の足りなさを実感して、落ち込んだり、焦ったり、自分のそんな時の気持ちも思い出して、また胸が震えました。

たとえ上手くいかなくても、頑張ったことを褒めて、元気づけてくれた、おじいさんの鍋焼きうどん。
明日からもまた頑張ろうという勇気の湧いてくる、涙が出るほど美味しいお味でした!

私もいつか、誰かのために、元気の出るようなお料理を作ってあげたいなぁ。
地球屋のおじいさんのように良い歳の取り方をしたいなと思うのでした。

ごちそうさまでした!



さて昨年はこの連載を始め、出会ってくださった方、読んでくださった方、本当にありがとうございました。
2022年も、どうぞよろしくお願い致します。


今年からは、さらにnoteでの執筆活動を活発にしていきたいので、、、

⚫︎フォローしてくださった方のフォローバックを致します!
⚫︎月に2回、隔週土曜に「マンガ飯をつくる」連載の掲載をすることにします。

こちらの2つを決めました。


今年はジブリ飯もまた作りたいし、有名作品や、新しい作品、ずっと読んでいる漫画のメニューも変わらず作っていく予定です。
作ってほしいマンガ飯なども、お気軽に言ってくだされば、作れそうなものは、作ってみたいと思います。
いろいろと試しながら、自分らしく書いてこうと思っているので、ぜひフォローをして、これからも、あたたかく見守って下さると幸いです。

それでは、また!

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