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超常現象なんて信じない

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超常現象は大好きだけど、信じない。そんなこんなを書いてます。
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ディアトロフ峠事件

ディアトロフ峠事件

超常現象業界でポピュラーなネタのひとつに、集団失踪事件がある【参照:異次元世界への招待】

いわゆる「神隠し」が個人の消失なのに対し、多人数がいっぺんにごそっといなくなるもので、数多くの事例が記録されている(まあその真偽はともかくとして) 有名なメアリ・セレスト号事件とか、デカいところではバーミューダ・トライアングルとか。

そんな業界で近年、にわかに注目されてきたのが、表題の「ディアトロフ峠事件

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超常現象なんか信じない 目次

超常現象なんか信じない 目次

好きですが、信じてません、超常現象は。でも好きなんで、ついつい語りたくなっちゃうんですよね(笑) 超常現象だけでなく、広く怪談奇談、謎めいたお話から歴史の謎まで。

2014/7/18 超常現象なんて信じない

2014/7/25 大王の没落

2014/9/3 ビッグフット:大きな足のあいつ

2014/9/10 この心霊を見かけませんでしたか?

2014/9/25 超能力を見せてくれ

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ウェストール事件

先日テレビを見ていたら、なにやら怪しげな超常現象(だけではありませんでしたが)番組をやっていて、なんとなく眺めてしまいました。けっきょくのところ、こういうの好きなんですね。

で、そのなかのひとつに、私の得意種目である「ロサンゼルスの戦い」が出てきたので、思わず膝を乗り出しました。第二次大戦下のロサンゼルスに謎の飛行物体が現われ、軍隊が盛大に対空砲火をぶっ放したっていうあれです。

知らなかったこ

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謎の古代文字

謎の古代文字

古代日本は謎に包まれている。だから面白い。

ご存じのように、古代日本で書かれた文字記録は存在しません。

日本に文字が伝来したのは正確にいつごろかは不明ですが、日本で最初の歴史書である「古事記」「日本書紀」が編纂されたのは6世紀のこと。

それ以前の日本の様子を知ることができる文献資料は、中国の歴史書しかないんです。有名なのが、みなさんよくご存じの「魏志倭人伝」ですね。卑弥呼と邪馬台国について記

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新幹線の怪

今日はちょっと怖いお話を(笑)

例によって、私が子供のころに読んだ本から、記憶に残った一話です。

その本とは、例によって子ども向けの怪奇本。幽霊とか心霊写真をあつかったいくつものエピソードのなかのひとつです。

舞台は東海道新幹線(当時は新幹線は、まだこれだけしかなかった)

1人の乗客の体験談として、語られます。

その日、東京発新大阪行きのひかりに乗ったその人は、発車まもなく、食堂車に行っ

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ユリ・ゲラーって誰ですか?

先日、とあるテレビの番組を見ていたら、いまどきの若者へのアンケートで「ユリ・ゲラーを知っていますか?」的な質問があった。

なんと若者たちの大半が、ユリ・ゲラーって誰だかわからないそうだ。

考えてみりゃ、そうだろう。

ユリ・ゲラーが「超能力者」として有名になり、日本のテレビ番組(日本テレビ系)に次々と登場したのは、1970年代中盤ごろからだから、もう40年以上も前のことだ。若者たちはもちろん、

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異次元への招待

異次元への招待

例によってですが、昔われわれ子どもが読んでいた怪奇本に定番的に出ていたもののひとつに「神隠し」がありました。

ある日突然、今の今まで存在していた人間が、忽然と消え失せるという怪奇現象です。消えた人間は、時間を経て出現することもあれば、ついに見つからないままになることもしばしば。「神隠し」という場合は、消えるのは子どものことが多く、それこそ大昔から記録が残っています。

むかしはたいがい「天狗のし

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ここ、何か写ってますね

【無料で全文お読みいただけます】

前にもちょっと書いたが、むかしは心霊写真にけっこう恐怖したものだ。

こわいというよりは、不気味、気持ち悪い、といった感情だろうが。

テレビや本で見る心霊写真の多くは、ボケボケの写真の一部に、なにやらタダナラヌものがボンヤリと写っており、誰かに「ここに写っているでしょ」と指さされて初めて「ああ、顔に(手に、人間に、幽霊に)見えるね」といったレベルのものだった。

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アトランティスはどこにある?

アトランティスはどこにある?

またまた昔話でスミマセンが、私が子供のころには、超古代の伝説の大陸が、3つありました。大西洋のアトランティス大陸、太平洋のムー大陸、それにインド洋のレムリア大陸。いずれも超古代に海に没し、そこに栄えていた文明も生命もすべて滅び去り、すっかりその存在を忘れられてしまった、とまあこんな筋書。

そのうち、インド洋のレムリア大陸の実在根拠とされたのは、遠く離れたインド洋の東西で、けっこう同種の生物が存在

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オバケはこわい

季節は夏。

かつてこの季節は、怪談の季節だった。オバケの話でぞっとして、暑さをしのごうってわけだ。昔はこの時期の映画館は「怪談映画大会」をやったし、テレビの映画劇場も夏場は「怪奇映画特集」が多かったもんだ。

ところで「日本三大怪談」って知ってますか?

数多くある怪談の中でも、とりわけメジャーなもので、「四谷怪談」「番町皿屋敷」「牡丹燈籠」の三つがそれ。どれも何となく聞いたことはあるでしょ。

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それでも秘宝はあるか?

それでも秘宝はあるか?

日本の各地に「埋蔵金」伝説が残っている。群馬県の赤城山で延々と穴掘りを続けるテレビ番組をヒットさせた徳川埋蔵金とか、銀山の奥深くに眠るはずなのに見つからない豊臣秀吉の巨大財宝とか、甲斐の武田の隠し財宝とか、ポピュラーなのは大小さまざま、いろいろな伝説があるが、中でも異彩を放つのが、四国の剣山に眠るといわれる「ソロモン王の秘宝」だろう。

古代ユダヤの王だったソロモンはその王国が崩壊するにあたって東

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古史古伝=奇想天外

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まえに、日本にピラミッドがあるって話を書いたが、アレとよくセットで語られるのが、いわゆる「古史古伝」。日本の歴史を最初に書いた「古事記」と「日本書紀」よりも前に書かれ、あそこにある歴史よりも前に存在したといわれる「超古代文明」を記した文書のことだ。

さまざまな文書が日本各地に伝えられている。「カタカムナ文書」とか「ホツマツタエ」とか「九鬼文書」とか「宮下文書」

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大秘境物語

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私が子供のころに読んだ怪奇本に、たいがい出ていたのが、「秘境」というやつ。

当時はまだ人跡稀な地域が地球上に多くあったのです。アフリカ奥地、アマゾン流域、サハラ砂漠の真ん中とかが定番で、そこには謎のUMAが潜んでいたり、超古代文明の遺跡が眠っていたり、謎の組織の本拠地があったりするのが黄金パターン。

そんななかで、私が好きだった話に、「中国奥地にエベレスト以

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ネッシー記念日

ネッシー記念日

今朝のグーグルは何やらおもしろげなアニメーションだったが、今日、2015年4月21日はネッシー撮影81周年だそうだ。ハンパなんですけど。

厳密にいえば、ネッシーを写したとされる有名な写真、俗に「外科医の写真」と呼ばれるものが新聞に掲載された日付が4月21日なので、撮影記念日ではないのだが、まあいいだろう。

「外科医の写真」は、すでに著作権が切れているようなので、ネットにあった写真をご紹介。これ

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