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高校生と移住者とのゆるいお茶会

今日は午前中に沖作業をして、午後からは移住者と盛岡三高の1年生たちとの交流会に呼んでいただきました。

そもそもなぜ盛岡三高生たちが陸前高田に来たかというと、総合学習の一環で、主にふたつの意味があるそう。

① 生まれ育った岩手県という地域を知って、魅力を再発見する
② 震災を学ぶ

岩手県内の大学に進む人もいるけど、大半は関東などの都心部へ進学する方向の生徒が多いらしい。
岩手県内の魅力や地域を改めて知ることで、将来岩手に戻ることも選択肢のひとつとして考えるきっかけになったらいいな的な目的がひとつ。

また、震災当時は小学3年生。
被災地出身でなければ、当時の沿岸部の状況をきちんと理解するには少し早い年齢。
直接沿岸部に行って、震災の出来事を改めて学ぶことは減災にもなる。

いろいろな意味を含んで、盛岡三高生たちは陸前高田に来たのでした。

三高生たちはグループごとに岩手の沿岸7地域へ行っていて、陸前高田はそのうちのひとつ。

地域ごとに内容はいろいろだけど、「若い移住者との交流会」ということは陸前高田しか企画してないらしい。

観光協会のまいこさん曰く、都市部から陸前高田にやってきた移住者たちに「なんで岩手がいいのか」や「なんでその仕事をしているのか」などを聞いて、将来を考える選択肢を増やしたいとのこと。高校生たちへの「刺激物」として、分野別に選ばれたメンバー。
みんなやっていることは各々すばらしいけど基本的にゆるいから、刺激物という感じの表現は少し違うような気がしてる。

なにかの時間が押したからお茶会の時間が短縮になっちゃって、駆け足で質問聞いていったけど、私は彼らになにか残るものを伝えられたのだろうか。
ダッシュで進めたから、あんまり漁業的な話を伝えられた感じしないなあ……。

とりあえず、ゆるいお茶会になったからよかったし、こういう機会をいただけてなんだかんだ楽しかったからよし。

最後にみんなで1列に並んで謎のポーズを取りながら、バスの見送り。
前列の子は反応してくれたけど、まじめな子が多いからなのか思ったよりも反応が薄くて完全にシラけた感じでバスが発車。
なんだかさみしい……。

でもいちばん最後に、大人たちの楽しそうな様子を見せたことがいちばんの学びになったんじゃないだろうか。

ゆるい大人たち、ばんざい。


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