hirota

サッカー、特に清水エスパルスが好きな人です。思ったことをテキトーに書いていきます。

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最近の記事

清水vs町田の流れを振り返り 

 前半は町田が主導権を握り2対1とリード。しかし後半清水が追い上げ劇的な逆転勝利を収めました。試合の流れに沿って起きた事象を観察してみたいと思います。 清水の攻撃と町田の守備  町田はいつも通りの固い守備。まずはしっかりと中へのパスコースを消していきます。そして清水のキーマン乾選手もボランチの選手(主に松井選手)が付いて強く監視。乾選手に自由を与えません。そこで清水がボールをサイドに振ると素早く全体をスライド。サイドの高い位置でプレスをかけてボール奪取を狙ってきました。

    • 千葉戦、1失点目を観察する

      千葉戦、1-1と同点に追いつかれた1失点目を観察します。 こちらのツイートに色々ご意見いただきました。だいぶ場面の認識がクリアになったのでまとめてみます。 ただし良い悪いやこうすれば良かったのような正解はわからないのでそこには触れません。単に状況と起きた事象のみに注目してみたいと思います。 スタートは一度エスパルスが自陣から相手陣内にはじき返したところから。ジェフの鈴木大輔選手が拾って中盤の見木選手へ。見木選手から中央最前線の小森選手に浮き球のパスが出されます(この時、全

      • 人の行動は環境に影響を与えられている

        僕:行動はパッションやねん!お前は考えて動いてるんやない。パッションに突き動かされてんねん。 友人:えっ、いきなり何?そして中途半端な関西弁が気持ち悪いぞ。さてはお前やばいもんでも吸ってんな。 僕:いいからちょっと妄想しろ。今、お前は砂漠をさまよっている。喉がカラカラで死にそうだ。その時、目の前に冷たいお水が現れた。さあ、どうするよ? 友人:すかさず飲むわな。 僕:そうだろ。それをな、 ・あっ、目の前に水が置いてあるぞ(目で認知)。 ・僕はのどが渇いているからこの水を

        • 私のサッカー本ベストイレブン

          わかりやすく影響受けやすい人hirotaです。 つじーさんの記事が面白くて僕もやりたくなりました。 本への造詣が深くないので、僕の選考基準は「読んだ当時のインパクト」一択。この基準に沿ってベストイレブンを選考してみます。感想は薄めで。 1.テクニックはあるが「サッカー」が下手な日本人 日本はどうして世界で勝てないのか?(村松尚登) スペインバルセロナでサッカー指導者をしていた村松尚登さんが書かれた本です。スペイン人と日本人のサッカーの捉え方の違い、彼が学んだ戦術的ピリオ

        清水vs町田の流れを振り返り 

          2022年お気に入りのビール

           こんにちは、清水分析同好会ビール担当hirotaです。今年ももうすぐ終わりということで、ようやく本来の使命を果たしたいと思います。ということで今年お気に入りだったビールです。 1.ヤッホーブルーイング「僕ビール君ビール」 ヤッホーブルーイングさんのセゾンです。さらっと軽やか、マスカットのような柔らかくフルーティーな香り。暑い夏の日の夕方、ベランダでこれを飲んだら全てを忘れて幸せです。そしてもちろん冬も最高(結局いつでも美味い)。 2.静岡醸造「ハニーピルス」 「人宿

          2022年お気に入りのビール

          2022W杯日本対スペインを友人と観戦した話

          僕:ということでスペイン対日本だ。 友人:予告通りということで。 僕:今回は日本の得点場面に注目する。そのためにまず前半から見ていこう。 友人:試合には流れがあるからな。日本はスタートから5-4-1のシステムで入ったな。 僕:そうだな。ミドルゾーンにかなりコンパクトなブロックを作り上手く守っていたと思う。 友人:どう守っていたか。 僕:スペインが後ろで日本の中盤を引き付けようとしても日本は無理に動いていない。動いても近くの選手が上手くスライドして相手を捕まえること

          2022W杯日本対スペインを友人と観戦した話

          2022W杯スペイン対コスタリカを友人と観戦した話

          友人:おじさん、もうこの試合のレビュー書いたでしょ。 僕:書いたけどさ。せっかくだからお前にも話したいじゃん。 友人:お前ってサッカーに関しては話したがりだよね。じゃ、なるべく端的にね。 僕:わかった、端的にいこう。まずボールを保持するスペインに対してコスタリカは4-4-2で前からプレスをかけようとしていたな。 友人:でもコスタリカのプレスははまらなかった。圧倒的にスペインがボールを持っていたよね。 僕:そうだな。問題の一つは、やはりアンカーのブスケツがフリーになっ

          2022W杯スペイン対コスタリカを友人と観戦した話

          2022W杯(開幕戦)カタール対エクアドルを友人と観戦した話

          僕:ワールドカップが始まったな。開幕戦はカタール対エクアドルだ。一緒に観よう。 友人:お前とJリーグ以外を見るのは初めてだけど、どういう風の吹き回しだ。でも俺もワールドカップは観たい。なぜか来年は清水との対戦が無いようだし、付き合ってやるか。 僕:清水が降格したからだよ!相変わらずちょいちょいイラっとするやっちゃな。実はワールドカップのレビュー的なものを書くことになってな。お前を使って、準備運動でもしようかと思って。 友人:お前そんなの書けるの?大丈夫か? 僕:まあ何

          2022W杯(開幕戦)カタール対エクアドルを友人と観戦した話

          2022年読書記録 その1

          (1月から6月) 1. シン・フォーメーション論(山口遼) サッカーとは何か。それを定義し、サッカーの構造を読み解き、フォーメーション論に進んでいく。サッカーはゲームであり、ゲームは、ルール、達成すべき目標(ゴール)、フィードバック(評価、指標)、自発的参加といった要素で成り立つ。サッカーで変数となるのは、ボール位置、スペース、選択肢、時間だ。サッカーではこれらを支配することで勝利を目指す。各チームがその変数をいかに支配し勝利を目指すかを表したものがフォーメーションといえ

          2022年読書記録 その1

          平岡監督を振り返る

           エスパルスは平岡監督の元で何を目指したのか、シーズンインしてからの試合を観てどうだったのか。そんなことをつらつらと考えました。考えただけだと忘れてしまうのでメモ書きとして残します。ということで、客観的な分析ではなく、なんの当てにもならない個人の感想です。文章の構成も無しに並べただけなので適当に流してください。 平岡監督であった理由  昨年、エスパルスはぎりぎりで残留を果たしたわけですが、僕は頭を抱えました。毎年、監督が代わり残留争いを繰り返すなんて異常です。何が問題なん

          平岡監督を振り返る

          "理論や定石自体は問題を解決してくれない。しかし理論や定石は常に問題を解決する道筋を照らしてくれている。" ...なるほど。

          "理論や定石自体は問題を解決してくれない。しかし理論や定石は常に問題を解決する道筋を照らしてくれている。" ...なるほど。

          2021年読書記録

          1. 車輪の下(ヘルマン・ヘッセ) 2. 「伝わる」説明術(梅津信幸) 3. 老人と海(ヘミングウェイ) 4. どうしてボクはいるの?(リヒャルト・ダーフィト・プレヒト) 5.ニーチェ入門  悦ばしき哲学 6.1日1問! 面白いほど地頭力がつく思考実験(北村良子) 7.潮騒(三島由紀夫) 8.Jr.日本の歴史6 大日本帝国の時代(大庭邦彦、長志珠絵、小林知子) 9.金閣寺(三島由紀夫) 10.日本近代史を読み直す(小林英夫) 11.日本の歴史7 明治維新(

          2021年読書記録

          ありがとうロティーナ 。ありがとうイヴァン。あなた達のおかげでまた夢を見ることができた。短い時間だったけど最高に楽しかったよ。

          ありがとうロティーナ 。ありがとうイヴァン。あなた達のおかげでまた夢を見ることができた。短い時間だったけど最高に楽しかったよ。

          川崎フロンターレvs清水エスパルスのとてもざっくりしたレビュー

           この試合で清水エスパルスが何を狙って、どんなプレーを見せたかについてごくごく簡単に振り返っていきたいと思います。 ・スタメンとシステム  まずはスタメンとそれぞれのシステムを見ておきましょう。  川崎のシステムは4-3-3、清水のシステムは4-4-2です。 ・清水の守備のやり方を見る  清水はブロックをかなりコンパクトに、しかも低めの位置に構えて守っていました。  さらに清水は相手がボールを持ったら相手をサイドに誘導。サイドに誘導したらボールサイドにブロックを寄

          川崎フロンターレvs清水エスパルスのとてもざっくりしたレビュー

          (清水サポ向け)ゾーンディフェンスって何ぞや?の話

           こんにちは。hirotaです。  ロティーナさんがエスパルスの監督に就任して以来、「ゾーンディフェンス」という言葉を聞く機会が多いかと思います。  とはいえゾーンディフェンスは、特に目新しいものではありません。すでにご存知の方が多いだろうと思います。  しかし当たり前がゆえに意外と理解があいまいなことも多いような気がしています。  そこで久々に僕の友人くん(清水サポではない人)に登場いただき、ゾーンディフェンスについてお話をしてみたいと思います。  それでは以下、

          (清水サポ向け)ゾーンディフェンスって何ぞや?の話

          マリノス戦でロティーナは何をしようとしていたのかの整理

          マリノス戦のレビューを一応書いたのですが、自分的にいまいちピンボケだったのでもう一度整理。自分の確認用。 まず失点の可能性を減らすことを考えるロティーナ。彼は失点を減らすのはある程度コントロール可能だと思っているのでしょう。それは過去のインタビューからも伺われます。試合を可能な限り自分達でコントールする。それがロティーナのサッカーの捉え方だと思われます。 そこで今回もマリノスが得点するための手段を消そうとするはずです。それは一体何か。私は相手の3トップ、前田、オナイウ、エ

          マリノス戦でロティーナは何をしようとしていたのかの整理