美濃加茂市長 藤井浩人

2013年6月美濃加茂市長初当選。当時28歳の全国最年少市長。 2022年1月美濃加茂…

美濃加茂市長 藤井浩人

2013年6月美濃加茂市長初当選。当時28歳の全国最年少市長。 2022年1月美濃加茂市長選挙4選により復帰。 事件の詳細はnoteまたは著書「冤罪と闘う」

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  • まるわかり!シン市役所:解体新書

    美濃加茂市が現在進めている新庁舎整備事業。まちの今、未来にとって大切な取り組みについて、わかりやすく解説していきます。その名も、シン市役所:解体新書シリーズ!

  • 前科者と呼ばれても、政治家として闘うワケ

    ー私を誰が嵌めたのかー 市長当選、逮捕、無罪判決、逆転有罪判決、そして、これから。 新聞やテレビでは報じられない事実を、私の目線から綴ります。

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シン市役所:解体新書|#1「みんなの新庁舎」への想い

 こんにちは。美濃加茂市長の藤井浩人です。 #1は『「みんなの新庁舎」への想い』と題してお送りします。  現在、美濃加茂市では、市役所新庁舎整備事業が進んでいます。 「あんたがさっさと決めなさい」 「それが、覚悟、市長の責任ってもんでしょ」  時に、批判と期待を含んだ、こんな言葉をかけられることがあります。  期待していただくことは大変ありがたいことですが、一つ考えていただきたいことがあります。期待をすることと任せきりにしてしまうことは同じでしょうか。  現在、新庁舎整備

    • シン市役所:解体新書|#9決定・コンセプトと8つの役割

       こんにちは。美濃加茂市長の藤井浩人です。 第3回ワークショップについてお伝えする前に、 #9は『決定・コンセプトと8つの役割』と題してお送りします。  #8でお伝えした第2回ワークショップ後、アンケートを実施しました。その結果についてお伝えします。 1.アンケートの実施  第2回市民ワークショップまでの結果を踏まえ、より多くの市民のみなさんの意見を確認するため、 令和5年度 新庁舎の役割・コンセプトに係る市民アンケート を実施しました。  対象は美濃加茂市在住の満1

      • シン市役所:解体新書|#8第2回・役割とコンセプト

         こんにちは。美濃加茂市長の藤井浩人です。 #8は『第2回・役割とコンセプト』と題してお送りします。  第1回ワークショップについて書いた#7に続き、今回は第2回ワークショップがどのような様子と結果だったのか、お伝えしていきます。 1.第2回ワークショップの概要  第2回ワークショップのテーマは STEP2:新庁舎の役割の決定、STEP3:新庁舎のコンセプトの決定。  第1回市民ワークショップで参加者から示された「市の役割」の中から、新庁舎が果たす役割を明確にし(ST

        • シン市役所:解体新書|#7いざ、第1回ワークショップ

           こんにちは。美濃加茂市長の藤井浩人です。 #7は『いざ、第1回ワークショップ』と題してお送りします。  #6で新庁舎事業再スタートの流れについてお伝えし、今回は第1回ワークショップがどのような様子と結果だったのか、お伝えしていきます。 1.ワークショップの概要  第1回ワークショップのテーマはSTEP1:市の役割の見える化。 市の考える市の役割と市⺠の考える市の役割をそれぞれが認識することを目的としました。 中学生以上の市内在住者・在勤者を対象者とし、2023年7月2

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        シン市役所:解体新書|#1「みんなの新庁舎」への想い

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          シン市役所:解体新書|#6新庁舎事業、再スタート!

           こんにちは。美濃加茂市長の藤井浩人です。 #6は『新庁舎事業、再スタート!』と題してお送りします。  #1〜#5では、旧計画の検証・振り返りを紹介しました。いよいよ事業計画は再スタート。ここから何を目標に、どんな想いで現在のワークショップなどの取り組みを行なっているのか。その内容をお伝えします。 1.「新庁舎整備ロードマップ」に示す4つのポイント  新庁舎整備事業プロジェクトチーム情報整理部会による情報整理。 新庁舎整備事業プロジェクトチーム検証部会による検証。 こ

          シン市役所:解体新書|#6新庁舎事業、再スタート!

          シン市役所:解体新書|#5白紙決定、その後の動き

           こんにちは。美濃加茂市長の藤井浩人です。 #5は『白紙決定、その後の動き』と題してお送りします。  前回は、「何が白紙になったのか」 「なぜ白紙になったのか」 についてお伝えしました。  「自分が決めた計画を自分で白紙にして何がしたいんだ」  そんな意見をいただくこともありましたが、そのような時系列ではないということもお伝えできたかと思います。  2022年の7月から8月にかけて実施した市民アンケートでは、当時の計画案を多くの市民が賛同できていない状況であったと読み取れ

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          シン市役所:解体新書|#4なぜ白紙になったの?

           こんにちは。美濃加茂市長の藤井浩人です。 #4は『なぜ白紙になったの?』と題してお送りします。  #1 新庁舎への想い、#2 市役所の役割、#3 建て替えの必要性について、それぞれお伝えしました。  ご存知の方も多いと思いますが、2021年度まで進めてきた「美濃太田駅周辺を整備地とする(旧)新庁舎整備基本計画(案)」は、令和4年3月に白紙とする決定をしました。  その主な理由は、「市民との合意形成ができていないこと」です。  また、見直しにあたって、コロナ禍を経た社会情勢

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          シン市役所:解体新書|#3建て替えって必要なの?

           こんにちは。美濃加茂市長の藤井浩人です。 #3は『建て替えって必要なの?』と題してお送りします。  新庁舎整備事業について、 「早く建て替えて!」とか「そもそも建て替えなんて必要なの?」といった様々な視点のご意見を頂戴します。 今回は建て替えは必要なのか?建て替えの重要な視点は何なのか?についてお届けします。 1.全国的な建て替えの流れ  新庁舎の問題は美濃加茂市だけの問題なのでしょうか。建て替えの全国的な流れを追っていきましょう。  建て替え等の整備をおこなった自

          シン市役所:解体新書|#3建て替えって必要なの?

          シン市役所:解体新書|#2市役所って、必要なの?

           こんにちは。美濃加茂市長の藤井浩人です。 #2は『市役所って、必要なの?』と題してお送りします。  新庁舎の話をしていると「そもそも市役所なんて必要なのか?」という話を聞くことがあります。 今回は、なぜ市役所が必要なのか。についてお話ししていきます。 ※建替えについては次号以降で掲載します 1.市役所とは何か?  まず、市役所は何か?という点からお話しします。  美濃加茂市のような市町村は、地方自治法において普通地方公共団体と定められています。新宿区や渋谷区のよう

          シン市役所:解体新書|#2市役所って、必要なの?

          12月13日の記者会見でお話ししたこと

          先日、12月13日の記者会見でお話ししたことなどをまとめました。 私は、この3つの思いを大切にします。 「一人ひとりの声を大切に、全ての市民と共に歩む美濃加茂市」 「現実と向き合い、心の通った現場主義」 「高い視座、広い視野、柔軟な発想で理想を掲げた未来志向の政策」 新型コロナウイルスへの対応、更なる高齢化、デジタル技術の進化。これからの時代、政治や行政に求められることは大きく変化しています。一人ひとりの価値観を大切にし、市民の声に耳を傾け、政治主導・行政主導ではなく、市

          12月13日の記者会見でお話ししたこと

          12月9日の記事に対し、毎日新聞社に抗議文を提出する予定です

          政治家である以上批判はあってしかるべきですが、事実ではないことに対する批判は、受け入れることができません。 ただのフェイクニュースです。 今回の記事では、私への一切の取材もない事実無根の内容が、あたかも事実のように書かれています。 私個人のみならず、小川県議の名誉にも関わることなので、事態を重く捉えました。はっきりと否定するためにも弁護士と相談のうえ、毎日新聞社への抗議文を提出する予定です。 https://mainichi.jp/articles/2021120

          12月9日の記事に対し、毎日新聞社に抗議文を提出する予定です

          1月23日投開票 美濃加茂市長選挙

          美濃加茂市長選挙への出馬を決断しました。 美濃加茂市のために何ができるかを考え、2010年市議会議員に当選させていただき、孫子の代まで住み続けられるまちを目指し2013年美濃加茂市長に当選させていただきました。ここまで幾度となく、多くの方々に支えていただきながら、私は常に美濃加茂市のために、市民の皆さんとできることを考え、行動し、決断してきました。 立候補に対して、 「勝っても、負けても、お前の政治家生命は、もう終わりだ」 「市政を混乱させるな」 そんなことを多方面

          1月23日投開票 美濃加茂市長選挙

          #93 これから

          本日、この後、再審請求を行います。 2020年12月27日に執行猶予満了。 公民権は既に復活し、選挙権、被選挙権を取り戻しました。 執行猶予が満期となった翌日、美濃加茂市内のスターバックスに立ち寄ると、10代か20代前半の店員さんから、 「良かったです。おめでとうございます。私も嬉しいです。これからも応援しています」 そんな言葉をかけてもらいました。 スタバの定員さんは、どんなお客が相手でも、的確な声かけをしてくれますが、流石にこの時は驚きました。当然、嬉しかった。

          #92 冤罪との闘い

          刑事裁判に続く、民事裁判。 一度判決が出ている刑事裁判。真実を勝ち取るための入り口は、固く閉ざされていました。 しかし、民事裁判を経て多くの証拠を得ることができました。 長かった執行猶予も終わり、新たな一歩へ。 >>>>>>>>>> 2020年8月6日。 新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期となった判決日。 傍聴席には人数制限があるようでした。 判決は、"請求棄却"。 "本件での贈賄供述者の証言(供述)が虚偽であることが明白であるといえない" 中森氏に対する損害

          #91 中森さん、お久しぶりです

          東京地裁での民事裁判。 久しぶりの中森氏との再会。 とはいえ、その前に、場合によっては、早期に私の訴えを退けられてしまう恐れもありました。 しかし、裁判所は何人もの証人を認め、多くの審理を実施。2年近く判決を待つことになりました。 >>>>>>>>>> 民事裁判では、私は訴訟を起こした立場。刑事裁判とは打って変わって原告という立場になりました。 2018年2月6日に提起した訴訟は、 4月19日午前10時。東京地方裁判所606号法廷にて第一回口頭弁論が行われました。

          #91 中森さん、お久しぶりです

          #90 <全文>東京での記者会見

          民事裁判は、場所を移して東京。 岐阜や名古屋では、この事件のことを知っている人はそれなりにいましたが、東京では全くと言っていいほど内容は知られていせんでした。知っていても"全国最年少市長が逮捕"、"よく分からないけど無罪が出た"その程度です。 このような事件を二度と起こさせないためにも、民事訴訟で事実を明らかにする。それと同時に、 「一人でも多くの人に、こんな現実があることを知ってもらいたい」 そう思うようになりました。 >>>>>>>>>> 民事訴訟は、原則として、

          #90 <全文>東京での記者会見