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シン市役所:解体新書|#9決定・コンセプトと8つの役割

 こんにちは。美濃加茂市長の藤井浩人です。 第3回ワークショップについてお伝えする前に、 #9は『決定・コンセプトと8つの役割』と題してお送りします。

 #8でお伝えした第2回ワークショップ後、アンケートを実施しました。その結果についてお伝えします。


1.アンケートの実施

 第2回市民ワークショップまでの結果を踏まえ、より多くの市民のみなさんの意見を確認するため、
令和5年度 新庁舎の役割・コンセプトに係る市民アンケート
を実施しました。

 対象は美濃加茂市在住の満15歳以上の中から無作為抽出による市民1,500人。令和5年11月1日~15日の期間に実施し、 607人の市民の皆さんにご回答いただきました。 回答率は40.5%。 以降アンケートの結果を簡単にまとめていきます。

2.アンケートの結果・新庁舎の役割

 新庁舎の役割については、ワークショップを通して抽出した20の項目とその他から選択いただきました。

1位こどもや高齢者、外国籍の方、障がいのある 方など、どんな人でも受け入れられる(27.8%)
2位平日に働く人も頼りやすい(26.4%)
3位申請や相談がワンストップで対応でき、わかりやすい窓口対応(25.4%)
4位駐車場が広く、車で来庁しやすい(24.4%)
5位災害時の拠点として、緊急時の対応ができる(24.2%)
以上が上位5位となりました。

3.アンケートの結果・新庁舎のコンセプト

 新庁舎のコンセプトについては、ワークショップを通して抽出した9の項目とその他から選択いただきました。

こちらも年齢別で差はありますが、 1位いつでもだれでも相談できる頼りになる新庁舎(47.1%) 2位市民の暮らしを守る安心安全な新庁舎(42.7%) 3位新しい時代に対応できる未来を見据えた新庁舎(39.4%) 以上が上位3位となりました。

4.アンケートの結果・取りまとめ

 今回の1,500人市民アンケートの結果第2回市民ワークショップのご意見市職員へのヒアリングをもとに、新庁舎のコンセプトを「市民の安心な暮らしを守る、未来を見据えた新庁舎」とし、役割を以下の「8つの役割」として位置付けました。

新庁舎のコンセプト「市民の安心な暮らしを守る、未来を見据えた新庁舎」 新庁舎の役割「8つの役割」 ■安心 ①誰もが利用しやすく、必要なサービスがスムーズに提供される ②こどもや高齢者、外国籍の方、障がいのある方などどんな人でも受け入れられる ③災害時の拠点として、緊急時の対応ができる ④業務効率の向上につながる職場環境の充実 ■未来 ⑤環境の変化に対応できる庁舎 ⑥平日に働く人も頼りやすい ⑦申請等の手続きがオンラインでできる ⑧行政機能をできるだけ集中させた建設費を抑えた庁舎


 新庁舎の役割・コンセプトが決定し、いよいよ第3回ワークショップ。次号では、その内容と結果をお伝えします。

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