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最近の記事

メタバースとは何か 著 岡嶋裕史

文字通りメタバースについて書かれた書。 WEB3のトークンエコノミーや自立分散型組織が一般化するかは懐疑的だけどメタバースは確実に「来る」だろうね。 現実世界とは違う、もうひとつのネット上の仮想空間。 ユーザーに心地良い空間を演出してリアル世界に出稼ぎに行ってネットの中の仮想空間に本当の自分のアイデンティティがあるってのは実現しそう。 今でもSNSやゲームにハマってる人もいるよね。 メタバースは、さらにそれが没入感を増したものになる。 仕事や経済が、すべてメタバース上で完結す

    • WEB3とは何か 著 岡嶋裕史

      WEB3はブロックチェーンのテクノロジーを使ってNFTというデジタルデータを購入してDAOというコミュニティで経済を廻すこと。 WEB1がインターネット、電子メール、ウェブサイト。 WEB2がグーグル検索、SNS。 WEB4はイーロン・マスクのニューラリンクがやってる脳に電極を刺して味覚や臭覚も感じられるようになるだろうね。 イーサリアムの創始者、ギャヴィン・ウッドがGAFAM(グーグル、アップル、フェイスブック、アマゾン、マイクロソフト)のようなテックジャイアントに支配され

      • メルカリ 著 奥平和行

        フリマアプリのメルカリの創業物語。ゲーム会社をエグジットして世界放浪の旅から帰って来た山田進太郎が選んだのがフリマ。アメリカではライドシェアのウーバーや民泊のエアビーが台頭してシェアリングエコノミーが盛り上がってた。C to Cのフリマもシェアエコだよね。先行するサービスは既にあったけど使いやすいUIの設計と広告戦略で国内市場を制した。最初はサクラ行為もしたというのはご愛嬌だよね。ヤフオクも倒したからね。オークションサイトとフリマアプリという違いはあるけど。早い段階で海外も視

        • エアビーアンドビーストーリー 著 リー・ギャラガー

          エアビーアンドビーの創業物語。ウーバーと並ぶシェアリングエコノミーの雄、民泊のエアビー。ホテル業界を破壊した。最初は小遣い稼ぎに自分のアパートの一室にエアマットを敷いて貸し出したのがきっかけ。ホテルに比べ安いのがミレニアム世代にウケて事業は急拡大した。今では中世のお城とかインディアンのテントなどユニークな物件も取り扱って旅行先の宿泊先の選択肢になった。企業ロゴも性器みたいで個性的だね。まあ、高級ホテルとはユーザーが被らないよね。今後はウーバーと同じように規制当局と戦ってどこま

        メタバースとは何か 著 岡嶋裕史

          ワイルドライド 著 アダム・ラシンスキー

          ウーバーの創業物語とトラビス・カラニックの栄光と失脚の物語。タクシー業界を破壊したライドシェアリング。スマホのGPS機能を使って乗客と隙間時間に自家用車で稼ぎたい人をマッチングした画期的なサービス。好戦的なカラニックが世界的に急拡大させた。勝ち気な性格が裏目に出て失脚したけど彼なしでは今のウーバーはなかっただろうな。現CEOのダラ・コスロシャヒは規制当局と協調路線をとってるけどアップルのスティーブ・ジョブズとティム・クックみたいに戦時中のCEOと安定期のCEOは違う要素が求め

          ワイルドライド 著 アダム・ラシンスキー

          イーロン・マスク次の標的 著 浜田和幸

          電気自動車、宇宙開発、太陽光発電を手掛ける現代のシリコンバレーのカリスマ、イーロン・マスク。そんな彼が次に手掛けるのが人間の脳とAIを合体させる人間サイボーグ化。IoT(モノのインターネット)の次はIoB(身体のインターネット)だということ。IoTって言っても自動運転も、まだ実現してないけどね。押井守のアニメ映画「攻殻機動隊イノセンス」が現実になるね。今はWEB3が話題になってるけどブロックチェーンのテクノロジーは世界を変えると思う。SNSも世界を変えたしね。IoBはWEB4

          イーロン・マスク次の標的 著 浜田和幸

          ファーウェイ 強さの秘密 著 ディン・ビン

          中国のテックジャイアントBATHの一角を占めるファーウェイ。その強さの秘密が書かれた書。創業物語と言うよりファーウェイと任正非のマネジメント術が書かれてる。米中貿易戦争の煽りを食ってアメリカではファーウェイの通信機器が発売禁止になるなど逆風もあるけど、サムスン、ソニーは超えて、いずれはアップルも凌ぐんじゃないかという勢いがある。アップルは高級ブランド化して適正価格に拘るファーウェイの時代が来るんじゃないだろうか。それを下支えする軍隊出身の任正非のマネジメント術。日本の家電量販

          ファーウェイ 強さの秘密 著 ディン・ビン

          テンセント 知られざる中国デジタル革命トップランナーの全貌 著 呉 晩波

          テンセントとポニー・マーの創業物語。アリババのジャック・マーと2大マーと並び称されるポニー・マー。社交的でスピーチの上手いジャック・マーと違ってシャイでマスコミの前に出てこないポニー・マー。その代わりプロダクトの鬼で模倣したプロダクトをオリジナルを超えるものにまでしてしまう。唯一、バイトダンスのTikTokだけは取り込めなかった。中国のフェイスブックみたいな立ち位置だけどインスタントメッセージと、それに伴うエコシステムで巨大なプラットフォームに成長した。LINEみたいな感じだ

          テンセント 知られざる中国デジタル革命トップランナーの全貌 著 呉 晩波

          アリババの経営哲学 著 張燕

          今やアマゾンと世界を二分するECの巨人アリババとジャック・マーの創業物語。このジャック・マーって人、人間的魅力やスピーチの上手さではGAFAMの創業者達より上かも。中国インターネット界の黎明期に現れた英雄。中国にもアメリカのGAFAMに対してBATH(バイドゥ、アリババ、テンセント、ファーウェイ)(最近ではバイドゥではなくバイトダンス?)というテックジャイアントがいるけど、その一角を占める。ジャック・マーは他の創業者達からもリスペクトされてる。賄賂は絶対許さないってのは共感出

          アリババの経営哲学 著 張燕

          ビジネスが広がるクラブハウス 著 武井一己

          去年、日本に上陸して爆発的なムーブメントを起こした音声SNS「クラブハウス」新しい何かが始まるって、凄く惹きつけられた。招待制でアーカイブも残さないライヴ感満載で人々の飢餓感を煽った。挙手すると会話に参加できるかもっていうワクワク感もライヴ配信のコメントとは、また違って良かった。短期間で急激に失速しちゃったけどね。何でだろう?凄く残念!やっぱり著名人たちが使わないと拡がらないよね。今では招待制も廃止してライヴだと忙しいビジネスパーソンは聴けないから一定期間で良いからアーカイブ

          ビジネスが広がるクラブハウス 著 武井一己

          ライヴ配信の教科書 著 ゆうこす

          文字通りライヴ配信のやり方や楽しみ方が書かれた書。SNSの申し子とも言える、ゆうこす。この子、一度アイドルで失敗してるんだよね。そんな、ゆうこすがTwitter、instagram、YouTubeと来てたどり着いたのがライヴ配信。スマホひとつで出来て双方向でコミュニケーションがとれる動画のライヴ配信。投げ銭機能が付いてて最初はオンライン動画のキャバクラじゃんって思ったけど最近ではプレイヤーも増えてライバーと言えばYouTuberと並んで稼げる職種になった。ライヴコマースって双

          ライヴ配信の教科書 著 ゆうこす

          なぜ、TikTokは世界一になれたのか 著 マシュー・ブレナン

          TikTokと、その運営元のバイトダンスの創業物語。TikTokとバイトダンスの成功は、パーソナライズレコメンドの技術。Googleの検索エンジン以来の発明だと思う。YouTubeなんかは検索して動画を観るけどTikTokは視聴者の好みを分析して、どんどん、おすすめ動画を観せていって視聴者も、面白くなかったら画面を上にスワイプして、どんどん動画を観ていく。スマートフォンに特化した全く新しい動画の視聴方法。短尺動画で広告動画と尺が変わらないから広告も受け入れやすい。革命を起こし

          なぜ、TikTokは世界一になれたのか 著 マシュー・ブレナン

          インスタグラム 野望の果ての真実 著 サラ・フライアー

          インスタグラムの創業からフェイスブックに買収されて創業者2人が去るまでが書かれた創業物語。言わずと知れた写真がメインのSNSアプリ。写真が素人でもアプリ内で加工出来てオシャレに出来るのが新しかった。創業者のケビン・シストロムが学生時代からフェイスブックのマーク・ザッカーバーグやツイッターのジャック・ドーシーと面識があったのは正直、驚いた。ワッツアップやスナップチャットのことも触れられていて興味深かった。24時間で投稿が消えるストーリーズやライヴ配信導入時の葛藤、マーク・ザッカ

          インスタグラム 野望の果ての真実 著 サラ・フライアー

          ツイッター創業物語 著 ニック・ビルトン

          Twitterの創業物語。Facebookより歴史が長くて、最初はPodcastの会社だったと知って驚いた。AppleがPodcast事業に乗り出して、事業転換する必要に迫られて編み出したのが140文字のつぶやき。初めは携帯電話のテキストメッセージだったんだよね。今何してる?ってメールは個人間のやりとりだけどオープンプラットフォームとして。140文字にテキストを限定したら、こんなに新たな文化が創出されるとはね。日本人はTwitter好きだよね。2ちゃんねるからネット言論人が軒

          ツイッター創業物語 著 ニック・ビルトン

          ヤバいLINE 著 慎武宏 河鐘基

          今や日本で一番使われているスマホアプリであるメッセンジャーのLINE。そのLINEが、どのようにして生まれたかが書かれた書。まさか、メールが取って代わられる時代が来るとは思いもよらなかった。キャバ嬢に「LINE教えて」「何それ」って初めて知った。ひとつの画面で送信も受信も見れて既読がつくのも便利だよね。ヒットの要因となったと言われるスタンプだけどオレはスタンプも絵文字も使わない。だけどポップなイケてるイメージあるよね。韓国のIT企業のネイバーとライブドアの残党が作り出したLI

          ヤバいLINE 著 慎武宏 河鐘基

          フェイスブック若き天才の野望 著デビッド・カートパトリック

          フェイスブックと、それを創り出したマーク・ザッカーバーグの創業物語。てっきりSNSのはしりだと思ってたけど先行するサービスはあってハーバード大学を始点に各大学に広まって、その後、高校、一般層にリーチして覇権をとった。その後、Twitterやインスタが出て来てダウントレンドと言われてるけどクローズドのLINE、オープンのTwitter、インスタの間で実名制で半クローズドという立ち位置でビジネス用途で使えるよね。オレは後悔はしない質なんだけどmixiをやらなかったことだけは後悔し

          フェイスブック若き天才の野望 著デビッド・カートパトリック